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2025年4月6日(日)新宿区多聞院で、「花まつり」が開催されました!
甘茶体験や法要・太鼓演奏のほか、今回は規格外の花を使用し「フラワーロス問題」解決への取り組みにも貢献しました。
当日の写真とともに、開催内容をご紹介します!

イベント概要

開催日時:2025年4月6日(日)10:30~14:00
開催場所:多聞院(東京都新宿区弁天町100)
内容:
・法要&豊山太鼓「千響」
・甘茶体験
・規格外の花による花御堂装飾&配布
・キッチンカー

多聞院2024花まつりチラシ表
多聞院2024花まつりチラシ裏

どんなイベント?

花まつりとは
お寺で行う「花まつり」とは、4月8日のお釈迦さまの誕生をお祝いする仏教行事です。
花御堂(花で飾られたお堂)のお釈迦さまに甘茶をかけ、自身も飲むことで健康長寿・無病息災・身体健全のご利益があると言われています。

フラワーロス問題とは
「フラワーロス」とは、規格外で販売できない花や、短期間で役目を終えた花が捨てられ、無駄になってしまう問題です。また、花の廃棄は単なる資源の損失にとどまらず、生産や流通にかかるコストも考えると社会的な損失も大きい為、社会問題としても注目されており、解決に向けて政府や企業が取り組みを進めています。

今回のイベントでは、「花まつり×フラワーロス」として新たな取り組みを行いました。
現代の「もったいない」の意味の語源は、仏教の考えに由来します。どんな命も無駄なものはなく「物を大切にする」という考えです。綺麗に咲いていても規格外のため、店頭に並ばない花をイベントで活用することでフラワーロス問題解決への取り組みに貢献しました。

イベントの様子をご紹介!

色とりどりのお花で彩る「花御堂(はなみどう)」

花まつりのメインでもある、「誕生仏」と「花御堂」は、お釈迦さまが誕生した時のお姿と、花畑の景色を模したものです。例年は造花で飾っていましたが、規格外のお花を活用して華やかに彩られました!

早速、お釈迦さまへ甘茶かけて誕生をお祝いします。お釈迦さまが誕生した時にも天から龍が甘露の雨を注いだという伝説が由来になっているそうです!
イベント中は、小さなお子様も含め多くの方に体験していただきました!

甘茶かけ体験をした後は、実際に甘茶をお召し上がりいただきます。普段飲んでいるお茶とは少し違う、自然の甘さがほんのり感じられる味です!

花まつりだけの「特別法要」と豊山太鼓「千響」

毎年花まつりの日に行う特別法要と大迫力の豊山太鼓「千響」の演奏が、午前と午後の2回行われました。あいにくの雨でしたが、本堂の前に皆さまお集まりいただき動画を撮ったり聴き入っている様子でした。
太鼓の演奏は午前と午後で少し変えてくださったそうです!

美味しいグルメや整骨体験!

お祭りといえば美味しいグルメも楽しみのひとつですよね!今回は2台のキッチンカーにお越しいただきました!
韓国フード「et cetera」さんでは、韓国のり巻きキンパやチキンがあり完売商品も!
ワッフル「ぱんだっふる」さんは、可愛いパンダが添えられた種類豊富なワッフル。お土産としても人気でした!

そして、お祭り直前に決まった「イルカ整骨院」さんの、治療体験会!多聞院の近くの牛込柳町店の方が出張施術にきてくださり、多くの方が体験をされていました。

お帰りの際に、お花を1本プレゼント!

甘茶かけ体験をした方に、お帰りの際にお花を1本プレゼントいたしました。こちらは、花御堂の装飾でも使用した規格外のお花で、茎の太さや長さ曲がり以外には問題なく綺麗に咲いているお花です。

ガーベラ・バラ・カーネーションの3種類をご用意し、好きなお花や色を選んでいただきました!
「お花すごく嬉しいです」「お仏壇に飾ってご先祖様にも見せてあげます」など、楽しそうにお持ち帰りいただく姿が印象的でした🌼

イベント中は雨が降ってしまいあいにくのお天気でしたが、お越しいただいた皆さまありがとうございました!
今回のイベントが、お寺を身近に感じていただいたり、フラワーロス問題を少しでも多くの方に知っていただくきっかけになっていると嬉しく思います。
多聞院では、不定期で山門のライトアップなども行っているそうです。お近くの方は、ぜひお散歩ついでにお立ち寄りください!

多聞院について

多聞院・牛込四恩の杜-本堂外観

真言宗豊山派の寺院で、御府内八十八ヶ所霊場の31番目札所となっており、ご本尊は大日如来です。
境内には新宿区登録史跡に指定されている江戸後期の平家琵琶の検校吉川湊一や日本新劇の草分け的女優だった松井須磨子の墓、詩人・生田春月の誌碑などがあり歴史探訪を楽しまれる方もいらっしゃいます。

寺院名:多聞院・牛込四恩の杜
宗派:真言宗豊山派
所在地:〒162-0851 東京都新宿区弁天町100
多聞院永代供養墓についてはこちら:https://eitaikuyou.net/tokyo-23wards/tamonin

装飾協力企業「株式会社Hanavie(ハナビー)」について

「花を通じて笑顔がうまれるひとときをお届けしたい」をコンセプトに、文京区白山に生花店「Hanavie」を展開。Hanavieでは、きれいに咲いているにも関わらず茎の長さや太さがまばらだったり、花の大きさが基準に満たなくて通常の市場に流通しない規格外の花を「プラスフラワー」と呼んでいます。生花販売だけでなく、イベント企画や装飾などを通し、「プラスフラワー」の普及にも取り組んでいます。
ホームページ:https://hanavie.co.jp/

本イベントでは、花御堂の装飾デザイン・装飾設営、配布用のお花をご準備いただきました!