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お墓参りでは花をお供えしますが、どのような花を選べばよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。

お墓参りのお花に特に決まりはありませんが、選び方やマナーを理解して、ふさわしい花を選びたいですね。

この記事では、お墓参りにおすすめの花や選び方、気を付けたいポイントについて解説します。

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お墓参りで花を供える理由

お墓参りで花を供えるとすがすがしい気持ちになりますが、なぜお墓に花を供えるのでしょうか。その理由を紹介します。

香りを故人に届けるため

故人はお墓に供えられた花の香りや美しさを感じて楽しむとされています。また、仏様は食べ物の代わりに香りを召し上がるとされています。これらのことから、お墓参りで花を供えるようになったと考えられます。

お釈迦様が花を供えるようにと伝えたから

古い記録によると、お釈迦様が「死者には花を供えるように」と弟子たちに伝えたとされています。また、花を贈ることは昔から感謝や敬意を表す行為であったことから、花は仏様への代表的なお供え物のひとつとなっています。

お墓参りの花を選ぶポイント

お墓参りの花に決まりはなく、基本的には自由に花を選ぶことができます。それでは、花選びではどのような点を意識すれば良いのでしょうか。ここでは、花を選ぶときのポイントを3つ紹介します。

花もちの良さ

お墓に花を供えるときは、長い間良い状態を保ってくれるように、花もちが良い品種を選びましょう。花の種類によっては、早くしおれてしまうものがあるため注意しましょう。

色合い

お墓参りの花の色は、故人が好きだった色や、自分がお供えしたい色の花を選ぶとよいでしょう。白・赤・黄・紫・ピンクの5色を取り入れると晴れやかになり、お墓を明るくしてくれます。

ただし、故人が亡くなってから日にちが経っていない場合は、白や淡い色の花が良いとされています。また、法事は白と紫を基調にするケースが多くなっています。

故人の好きな花や似合う花

お墓参りで大切なのは故人への気持ちです。故人が好きだった花や色がある場合は、それを取り入れてお供えしましょう。自分が好きな花を供えても良いでしょう。

お墓参りにおすすめの花

お墓参りにおすすめの花は、具体的にどのような種類があるのでしょうか。それぞれ紹介します。

菊は凛とした雰囲気があって花もちが良く、長い間きれいな状態を保つことから、お墓参りに人気の花です。色や種類が豊富で、花びらが散らず掃除の手間がかからないことも人気の理由です。

ユリ

ユリはキリスト教の献花として利用されますが、宗教を問わず供えられる花なので、墓花としても人気があります。白く高貴な雰囲気があるため、お墓に供えると華やかな印象になります。お供えするときは花粉部分を取り除いておきましょう。

キンセンカ

キンセンカは菊の仲間なので花もちが良く、仏花として人気があります。花言葉は「別れの悲しみ」や「寂しさ」となっており、故人に気持ちを伝える花としてもおすすめです。黄色やオレンジの色も、お墓を明るくしてくれます。

カーネーション

カーネーションは、落ち着いた雰囲気のなかに華やかさがある花で、お悔やみやお供えの花として人気があります。花もちが良く、夏場以外は7~10日ほど綺麗な状態を保ってくれます。白いカーネーションは、亡くなった母に捧げる花とされています。

スターチス

スターチスは色の種類が豊富で花もちが良いこと、枯れても花びらが落ちにくいこと、他の花と組み合わせやすいことから、お墓参りに人気の花です。取り扱っている店が多く、比較的安価なことも、多くの人に選ばれる理由です。

ミソハギ

ミソハギは「禊萩」と書き、開花時期が7~8月でお盆に供えられる定番の花として知られています。また、ミソハギはお祭りや祭りにも使用され、身を清める役割があります。

リンドウ

リンドウは開花時期が7~9月のため、お盆や秋のお彼岸でよく使われます。また、茎が固いため丈夫で花もちが良いこと、青色が美しいことも人気の理由です。

グラジオラス

グラジオラスは、色が豊富で一本の茎に複数の花をつけるため、存在感があり華やかです。一年を通して手に入りやすいため、お墓参りの花として人気です。

かすみ草

かすみ草は、夏以外の季節では一週間以上長持ちすること、他の花と組み合わせやすいことからお墓参りに人気の花です。色は白やピンクがあり、お墓を華やかな雰囲気にしてくれます。

トルコキキョウ

トルコキキョウはフリルのような花びらで存在感があり、お墓を明るくしてくれる花です。花もちも良く、夏場でも2週間、涼しい時期は3週間ほどきれいに咲いてくれます。色の種類も白やピンク、紫など豊富です。

お墓参りの花でタブーなものは?気を付けたいポイント

お墓参りでは、自由に花を選べますが、避けた方が良いとされる花もあります。どのような花がタブーなのでしょうか。花選びで気をつけるポイントを説明します。

強い香りがある花

強い香りがある花は、他のお参りの人の迷惑になることがあります。また、野鳥や動物がやってきてお墓を荒らす原因にもなるため避けたほうが良いでしょう。

トゲがある花

トゲがある花は、「ケガ」や「死」を連想させるため避けたほうが良いとされているため、お墓参りには不向きです。特別な理由がない場合は、他の花を選ぶようにしましょう。

花粉が飛びやすい花

花粉が飛ぶと、お参りの人の服や墓石を汚してしまう可能性があります。また、花びらが散りやすい花も掃除の手間が増えてしまうため避けたほうが良いでしょう。

ツル科の花

スイートピーやクレマチスのようなツル科の花は、「引き込む」という意味合いがあること、他の墓石にまきついてしまう可能性があることから、お墓参りの花には不向きとされています。

お墓参りに不向きな花

前述した内容を踏まえると、お墓参りに不向きな花としては、バラやツバキがあげられます。その理由をくわしく紹介します。

バラ

バラはトゲがあること、香りが比較的強いことから、お墓参りに不向きな花とされています。お墓の管理人が花の処分をしてくれる場合は、ケガをさせてしまう可能性もあります。

ただし、故人の好きな花がバラという場合は、トゲを取り除いてお供えすると良いでしょう。

ツバキ

ツバキは、花びらが散るのではなく花ごと落ちることから、「首が落ちる」ことを連想させるため縁起が悪いとされています。お墓参りでは「死」を連想させる花は避けたほうがよいでしょう。

夏に枯れにくいお墓参りの花は?

夏は酷暑が続くため、他の季節に比べて花が傷みやすくなっています。夏のお墓参りでは、以下のような花もちが良い花を選ぶと良いでしょう。

  • ユリ
  • トルコキキョウ
  • スターチス
  • リンドウ

お墓に供える花の費用相場

お墓参りに供える花の費用は、一般的にはどれくらいなのかと気になるという人もいるでしょう。

お墓参りの花の金額は、一基につき約500円~2,000円ほどです。左右の花立に供えるため、基本的に対で購入します。

墓花として売っているものは500円前後で手に入りますが、希望の花を選んで組んでもらう場合は、一基で約2,000円、1対で4,000円ほどかかると考えておきましょう。

お墓に供える花を長持ちさせる方法

お墓にお供えした花をできるだけ長持ちさせたいと考える人も多いでしょう。ここでは、花もちを良くする方法について、3つ紹介します。

葉を取り除いて供える

お墓に花を供える際には、水に浸かる部分の葉を取り除きましょう。水に葉が触れないことで、葉の傷みを防ぎ、水に雑菌が入らないようにする効果があります。

花立を洗って供える

花をきれいに保つためには、水に雑菌を繁殖させないことが大切です。花立のぬめりをきれいに洗って取り除くことで、花の水をきれいに保つことができます。

花を長持ちさせる延命剤を使う

市販の花の延命剤には、栄養剤と抗菌剤が入っており、花もちを良くする効果があります。

仏花専用の延命剤は、金属製の花立にも使えるのでおすすめです。

お墓参りの花の供え方

お墓参りで花を供える際の注意点を紹介します。

花の本数

偶数は割り切れて縁起が悪い数と考えられているため、お墓参りの花は奇数が基本です。3本・5本・7本というように奇数の花を用意しましょう。

お供えする花は左右対称に二対必要なため、奇数の花が2つ必要です。

花の向き

花はお墓参りする人に向かい合うように、正面に向けて、左右対象に供えましょう。左右対称にする由来としては「極楽浄土を表すから」「見栄えが良いから」などとされています。

お墓に花がすでに供えられている場合の対処法

お墓に花がすでに供えられていて、きれいな状態を保っている場合は、スぺ―スを作って横に花を差し、一緒にお供えしましょう。

花が傷んでいる場合は取り除いてしまって問題ありません。花立の掃除をし、持参した花を供えると良いでしょう。

お墓参りでは造花を供えてもよい?

お墓参りの花は生花が基本ですが、造花でも問題ありません。造花はいつまでも綺麗な状態であること、枯れないため掃除などの手間がかからないというメリットがあります。

ただ、生花にこだわりを持つ親類がいるかもしれません。造花を供えるときは、親族に理由を伝え、事前に了承をもらうと良いでしょう。

お墓参りの作法・流れを紹介

お墓参りでは故人を想う気持ちが一番大切です。基本的にお墓参りに厳しい作法はありませんが、お墓参りの基本的な流れは以下となっています。

  1. お墓に向かって一礼する
  2. 草を抜くなど、足元の掃除をする
  3. 墓石の掃除をする
  4. 花を供える
  5. お供えものを並べる
  6. ろうそくに火をつける
  7. ろうそくの火から線香をつける
  8. 数珠を持って合掌する
  9. 後片付けをする(お供え物は持ち帰る)
  10. 一礼して立ち去る

複数人でお墓参りをする場合は、目上の人から順番に手を合わせます。先にお参りしてしまわないように気を付けましょう。

お墓参りで気を付けるべきマナー

お墓参りで気を付けるべきマナーは、どのようなものがあるのでしょうか。詳しく紹介します。

お供え物は持ち帰る

食べ物のお供え物は、鳥や動物に荒らされる恐れがあるため、帰るときに持ち帰るようにしましょう。寺院や霊園によっては、お供え物を禁止している場合もあるので、事前に確認すると良いでしょう。

共用の道具は元の場所に戻す

桶や杓、タオルなど、共用の道具を借りた場合は、きちんと元の場所に戻しましょう。共用物を丁寧に使うことで、お互いが気持ちよくお参りできます。

お酒は墓石にかけない

故人がお酒を好んでいた場合、墓石にお酒をかけたくなるかもしれません。しかし、お酒をかけると墓石が汚れたり劣化したりしてしまうため、避けるようにしましょう。

まとめ

お墓参りに供える花は、「こうしなければならない」という決まりはありません。マナーを意識しながら、故人に気持ちを伝えられる花をお供えすることが大切です。

お墓参りで避けた方が良い花もありますが、故人が好きな花であればお供えしても問題ありません。お墓参りでは気持ちのこもった花を用意し、お墓を明るく飾ってあげるようにしましょう。

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