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少子化や核家族化などから「お墓を継承する人がいない」「子どもに迷惑をかけたくない」と考える人が増えており、永代供養という新しい埋葬方法が注目を集めています。

しかし、良く調べずに契約し、後悔してしまったという例も少なくありません。

この記事では、後悔のない永代供養選びをするために理解しておきたい仕組みや種類、メリットデメリット、実際にあった後悔の事例を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

またエータイでは、累計3万組以上のお客様に永代供養墓・樹木葬・納骨堂をご紹介しております。年間管理費も不要のため、お墓の管理だけでなく継続費用の負担も残りません。
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永代供養とは?後悔する前に知っておきたい基礎知識

永代供養とは

永代供養とは、家族や親族に代わって、寺院が遺骨の管理や供養を永代にわたって行うことをいいます。

先祖代々の一般的なお墓では、家族や親族が定期的にお墓参りをしてお墓を掃除したり、お線香や供花を供えて供養したりする必要があります。

一方で、永代供養では遺骨の管理や供養を寺院に一任できるため、お墓の継承者がいない人でも無縁仏になる心配がなく、安心して眠れます。

また、年に数回合同法要が行われることが多いため、定期的にきちんとした供養をしてもらえるという特徴もあります。

永代供養のメリット

永代供養の主なメリットは、以下の5つです。

  • お墓の承継者が不要である
  • お墓の維持や管理の負担がかからない
  • 一般的なお墓を建てるより費用が安い
  • 宗旨・宗派を問わない
  • 生前に購入できる

永代供養の最も大きなメリットは、お墓の管理や供養を寺院に任せられるという点です。

様々な理由でお墓の管理が難しいという人も増えていますが、永代供養では寺院が永代にわたって供養してくれるため、安心できます。

また、墓石を建立しないためお墓の費用を安く抑えられること、宗旨・宗派を問わないこと、生前に購入できることも永代供養の魅力です。

永代供養のデメリット

永代供養のデメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  • 合祀にすると遺骨を取り出すことができない
  • 埋葬人数が多いと割高になることがある
  • 親族の理解を得にくいことがある
  • お墓参りをしたという実感がわきにくい

永代供養では、他の人の遺骨と一緒に埋葬する「合祀タイプ」を選んだ場合、後日遺骨を取り出すことができません。

また、永代供養の費用は遺骨1柱当たりの価格のため、埋葬する遺骨が多い場合は、割高になってしまうことがあります。

加えて、永代供養のお墓は比較的新しいタイプのため、親族の理解を得にくいことがあります。後日のトラブルを防ぐためにも、しっかり話し合って合意を得ることが大切です。

永代供養を検討する際は、デメリットもよく理解して、自分の考えに合っているかを検討するようにしましょう。

永代供養のお墓の種類

永代供養のお墓としては、永代供養墓や樹木葬、納骨堂などが挙げられます。

また、埋葬方法は以下の3種類があります。

  • 他の人の遺骨と一緒に埋葬される「合祀タイプ」
  • 永代にわたって個別スペースに埋葬される「個別墓タイプ」
  • 最初は個別スペースに埋葬され、一定期間後に合祀される「回忌安置タイプ」

永代供養を検討する際は、お墓の種類と埋葬方法をよく理解し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

永代供養の個別安置期間とは?

永代供養では、最初に遺骨を個別スペースに埋葬し、一定期間後に合祀する埋葬方法があります。

これを「回忌安置タイプ」と呼び、個別に埋葬される期間を「個別安置期間」と言います。

個別安置期間は寺院の方針や契約内容によって異なりますが、3年、7年、13年など、節目となる時期に設定されているケースが多くなっています。

そして、個別安置期間が終了すると遺骨は合祀墓に移され、他の人の遺骨と一緒に埋葬されることになります。

安置期間なしで永代にわたり個別に安置される永代供養墓もあります。

個別安置期間は、故人を静かに供養するための大切な期間です。

個別安置期間を決める際は、家族や親族でしっかり相談するようにしましょう。

永代供養で後悔した理由とは?よくある9つの事例

永代供養の仕組みや供養方法をよく理解せずに契約すると、場合によっては後悔してしまうことがあります。

主な事例は以下の9つです。

  1. 合祀された後に遺骨を取り出せなかった
  2. 供養方法や頻度が期待と違った
  3. 墓じまいの費用負担が大きかった
  4. 墓標がなく供養している実感がなかった
  5. 家族や親族とトラブルになった
  6. 複数名の納骨で思った以上に費用がかかった
  7. 通常のお墓参りができなかった
  8. 生前契約で管理費がかかった
  9. 霊園が倒産してしまった

それぞれ詳しく解説していきましょう。

①合祀された後に遺骨を取り出せなかった

永代供養の「合祀タイプ」では、遺骨を骨壺から取り出して他の人と一緒に埋葬するため、後日遺骨を取り出すことができません。

後になって「やはり別の場所で供養したい」と思っても遺骨を取り出して移動できないため、希望を叶えることができなくなります。

このように、遺骨を取り出せないことをよく理解していないと、後々後悔することがあります。

弊社エータイでは、合祀にならない永代供養墓や、個別のお墓があるタイプの永代供養墓も扱っています。具体的にどんなお墓があるか気になる方は、以下の資料をご覧ください。

②供養方法や頻度が期待と違った

永代供養の供養の方法や法要の頻度は、寺院によってさまざまです。

「もっと頻繁に合同供養をしてくれると思っていた」「個別の読経があると思っていた」など、契約前のイメージと現実にギャップがあった場合、納得できず後悔してしまうことがあります。

永代供養を検討する際は、供養方法や頻度について必ず確認するようにしましょう。

③墓じまいの費用負担が大きかった

既存のお墓から永代供養のお墓に改葬する場合、墓石を撤去して墓地を管理者に返還する「墓じまい」を行う必要があります。

しかし、墓じまいをする際は、墓石の撤去費用や閉眼供養のお布施、改葬先のお墓の購入費用など様々な費用がかかるため、予想以上に費用負担が大きくなる場合があります。

永代供養にすれば費用が抑えられると思っていたが、墓じまいに逆に高額の費用がかかってしまった、と後悔する人も少なくありません。

永代供養を検討する際は、墓じまいにかかる費用も含めた合計金額を確認し、負担できるかどうかをしっかり考えましょう。

④墓標がなく供養している実感がなかった

合祀タイプの永代供養墓は、手を合わせる個別の墓標がない場合が多いです。

そのため、「きちんと供養できているか実感が持てない」と精神的に不満を感じる人もいます。

永代供養で後悔しないためにも、契約前に現地を見学し、納得できる供養方法かどうかを確認するようにしましょう。

⑤家族や親族とトラブルになった

永代供養墓は比較的新しいタイプのお墓のため、親族から理解を得られずトラブルになることがあります。

お墓は親族皆の心の拠り所でもあるため、永代供養を検討する際は事前に話し合いを行い、きちんと同意を得てから進めるようにしましょう。

⑥複数名の納骨で思った以上に費用がかかった

永代供養の費用は「遺骨1柱」の価格のため、複数の遺骨を納骨する場合は、人数分の費用が必要になり、逆に割高になってしまうことがあります。

複数の遺骨を埋葬したい場合は、事前に見積もりを取り、費用の合計金額を確認するようにしましょう。

⑦通常のお墓参りができなかった

永代供養のお墓では、お線香や供花などの一般的なお墓参りができないことがあります。

一般的なお墓参りをしたい人は、希望する方法でお参りができるかどうかを事前に確認するようにしましょう。

⑧生前契約で管理費がかかった

永代供養は最初に一括で費用を支払い、お墓の年間管理費などの継続費用が不要な場合が多いです。

しかし、永代供養のお墓を生前購入した場合、契約から納骨までの期間は管理費が発生するケースがあります。

「お墓を購入してから亡くなるまでの間は費用がかかってしまった」と後悔する人も多いため、生前購入時の管理費について、契約書をしっかり確認するようにしましょう。

⑨霊園が倒産してしまった

民間の霊園が運営する墓地の場合は、経営不振により倒産してしまうリスクがあります。

もしも倒産してお墓の施設が維持できなくなった場合、遺骨は返還されず、行き場を失ってしまうこともあります。

永代供養のお墓を申し込む際は、経営母体の信頼性や、万が一倒産した際の対応方法についても確認しておくようにしましょう。

長い歴史を持ち、地域に根付いている寺院であれば、信頼性が高く廃寺になるリスクは低いと言えます。

永代供養後の供養とは?後悔しないために理解すべきポイント

永代供養では、寺院に遺骨の管理や供養を永代にわたって任せられます。

しかし、供養の内容や費用は、寺院によって異なるため、どのような供養が行われるのかを事前に確認しておくことが大切です。

永代供養後の個別の法事や法要

永代供養であっても、命日や年忌法要に合わせて、個別の法要を行える場合があります。

ただし、寺院や霊園によってルールが異なるため、個別の供養を依頼できるか、追加費用がかかるのかを確認しましょう。

自分の希望に合った内容の法要が行えるかどうかも合わせて確認しておきましょう。

合同供養

永代供養では多くの場合、合同法要や年忌法要が年に数回の頻度で行われ、住職がまとめて読経を行います。

合同供養が行われる日時や頻度は寺院によって異なるため、「どのような形式で、いつ、どのような内容の供養がされるのか」を事前に確認し、満足できる供養が行われるかどうかを確認しましょう。

また、多くの場合、合同法要は遺族や関係者が自由に参列できる形式を取っています。

事前に予約ができるかどうか、供物やお布施が必要かどうかも合わせて確認するようにしましょう。

お盆やお彼岸の供養

永代供養では、お盆やお彼岸の時に特別な供養が行われることも多くなっています。

このような時期に寺院を訪れてお線香や供花を供えることで、通常のお墓参りと同じタイミングでの供養が可能です。

お盆やお彼岸の際に合同供養が行われるかどうかも確認すると良いでしょう。

永代供養で後悔しないための対策と選び方

一般墓ではなく永代供養を選ぶ人が増えてはいるものの、永代供養墓や樹木葬などは比較的新しいタイプのお墓です。

そのため、永代供養の仕組みや内容を理解し、慎重に検討することが大切です。

ここでは、永代供養で後悔しないために確認すべきポイントを解説します。

供養の方法や個別安置期間を確認する

永代供養にはいくつかの埋葬方法がありますが、「一定期間個別に埋葬されて、その後合祀される回忌安置タイプ」を選ぶ場合、個別に安置される期間を確認することが大切です。

個別安置期間は7年、13年、33年など寺院によって異なるため、自分の希望に合っているかを確認するようにしましょう。

事前に家族や親族に合意を得る

永代供養にする際は、自分だけで判断せず、家族や親族とよく話し合い、合意を得ることが大切です。

相談せずに決めてしまうとトラブルになったり、遺恨が残るケースもあるため、供養内容や費用、埋葬場所などを丁寧に説明し、皆が納得してから進めるようにしましょう。

寺院の信頼性を確認する

大切な遺骨を供養してもらう場所として、永代供養を任せる寺院の信頼性もとても重要です。

永代供養を検討する際は、寺院墓地の環境や雰囲気、供養がしっかりと行われているかなどを実際に現地で確認しましょう。

また、口コミや評価なども信頼性を確認するための目安になります。永代にわたって供養を任せることになるため、安心・信頼できる寺院を選ぶことが大切です。

費用内訳など契約内容を確認する

永代供養の費用には、多くの場合、永代供養料に加えて納骨料・管理費などが含まれています。

永代供養を契約する際は、見積書や契約書の内容を細かく確認し、含まれている費用の項目をチェックしましょう。

ほとんどの場合、最初に永代供養の費用を一括で支払えば、追加費用は不要です。

しかし、一部の永代供養では管理費が必要な場合もあるため、契約時に確認するようにしましょう。

離檀する際は誠意をもって対応する

寺院墓地にあるお墓を改葬して永代供養にするには、これまでの菩提寺を離れる(離壇する)ことが必要になります。

しかし、離壇の際にご住職とトラブルになると後悔につながりやすくなるため、円満に離檀できるように慎重に進める必要があります。

離壇する際は、「お墓の後継者がいない」「遠方に住んでいてお墓の管理ができない」等の事情を丁寧に説明し、まずは感謝の気持ちを伝えましょう。

離壇の際に誠意ある対応をすれば、ご住職の理解も得られやすくなります。

永代供養に向いている人・向いていない人

永代供養は人気がある供養方法ですが、すべての人に合っているとは限りません。

ここでは、永代供養に向いている人・向いていない人の特徴を解説します。

永代供養が向いている人

永代供養が向いているのは、以下のような人です。

  • お墓の継承者がいない人
  • お墓のことで子どもに迷惑をかけたくない人
  • お墓の費用を抑えたい人
  • 生前に自分のお墓を決めておきたい人

永代供養はお墓の継承者がいなくても安心して眠れることが大きな魅力です。

また、一般墓に比べてお墓の費用も大幅に抑えられるため、シンプルな供養を希望する人にも適しています。

近年の少子化や、ライフスタイルの多様化が進んでおり、前向きに終活をする人も増えています。永代供養は生前購入できるタイプも多いため、自分で自分のお墓を決めたいという人にもおすすめです。

従来型のお墓が向いている人

従来型のお墓は、家族や親族が代々お墓を守って継承し、定期的にお墓参りや供養を行うことが前提となっています。

家系や家族を大切したい人や、先祖代々のお墓をこれからも受け継いでいきたい人は、永代供養ではなく従来型のお墓が向いています。

お墓を代々受け継ぐことに価値を見出す人は、従来のお墓を検討すると良いでしょう。

永代供養の後悔に関するQ&A

永代供養を検討する際、「将来後悔するのではないか」と不安を感じる人もいます。ここでは、永代供養で後悔しないためのQ&Aを紹介します。

永代供養ではきちんと供養してもらえますか?

多くの寺院では、年忌法要や合同供養などを行っており、きちんと供養されます。

ただし、供養の頻度や形式は寺院によって異なるため、事前に年間行事の内容や供養方法を確認しておくことが大切です。

供養の規模も寺院によって違うため、自分の希望に合っているかどうかをきちんと確認するようにしましょう。

永代供養の個別期間内なら遺骨を取り出せますか?

一般的に、個別安置期間内であれば、遺骨を取り出せることが多くなっています。

ただし、契約内容によっては制限があったり、追加費用がかかったりする場合もあるため、注意が必要です。

将来遺骨を取り出す可能性がある場合は、契約前に取り出しの可否や手順、費用などを確認するようにしましょう。

親族が反対していますが、無理に進めない方が良いでしょうか?

永代供養にする際は、親族の理解を得ることがとても重要です。親族の合意なしに進めた場合、後々大きなトラブルや遺恨の原因になることがあります。

お墓は自分だけでなく、親族の拠り所でもあります。可能な限り丁寧に説明し、現地を一緒に見学するなどして納得してもらうようにしましょう。

まとめ

永代供養は遺骨の供養や管理を寺院に任せられるため、お墓の後継者がいない人やお墓の維持管理が難しい人にとって、悩みを解決できる供養方法といえます。

しかし、永代供養の仕組みや費用・供養の方法などを事前に理解しておかないと「思っていた供養方法と違った」と後悔することも少なくありません。

永代供養で後悔しないよう、事前にしっかりと情報を集めたり、現地に見学に行くなどして、自分や家族・親族の考えに合った供養方法を選ぶようにしましょう。

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