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お弔いのかたちは、国の数だけ存在するといってよいかもしれません。

海を越えた向こうには、さまざまなスタイルのお墓や、死との向き合い方、供養に対する考えがあります。

昨今の日本では永代供養を希望する方が増えてきていますが海外や仏教徒以外の方でも永代供養をしてもらうことはできるのでしょうか。

今回は、海外のお墓事情について、日本との比較も交えながらお伝えします。

また弊社では様々な永代供養のお墓を取り扱っています。

永代供養は日本のなかでも比較的新しいのかたちで、昨今多くの方に注目されています。

もし興味があれば是非下記リンクからダウンロードください。

海外の弔い方法は?

故人を偲び、霊を慰める方法は、国によってさまざまです。

国が違えば宗教文化も異なり、死生観にも違いが生まれます。

そのような背景を踏まえたうえで、海外のお弔い事情について、日本と比較しながらみてみましょう。

葬儀

キリスト教圏のアメリカでは、墓地の前で葬儀を行うのが通例です。

日本のようにメモリアル会館や自宅で行われることはほとんどありません。

また、故人と最後にお別れする儀式「ビューイング」があり、これは日本でいう通夜に相当します。

この儀式までは、故人と対面し、会話もできるという考えがあるようです。

日本では喪服が当たり前ですが、アメリカのビューイングでは服装に定めなどなく、お別れのカードや花束などを持参して最後の別れを惜しみます。

同じくキリスト教圏のイギリス。

こちらは日本と同じ火葬が主流です。

火葬場は共同墓地の中にあるのが一般的。

火葬後、数日おいて遺族が取りに来る習わしで、当日骨壺に収めて自宅に持ち帰る日本とはこの点で違いがみられます。

ちなみに、イギリスでも山や海に散骨する自然葬が増えているようです。

墓石

ハリウッド映画のワンシーンでもよくみられるとおり、キリスト教を信仰する国・地域の墓石は「十字架+平板状の石」がメインです。

色は清潔感をイメージする白が多いです。

「立体墓で、色は黒またはグレー」という日本式とは正反対と考えてよいでしょう。

日本の墓石はシンプルに名前と日付のみが彫られますが、キリスト教圏の墓石には故人の名前・没年月日など基本情報のほか、人柄や実績などが刻まれることもあります。

故人に対するメッセージを墓石上に残すことも可能なようです。

日本の場合、墓前で静かに手を合わせ、心の中で話しかけるというのが一般的な方法ですが、このあたりの違いは民族性や価値観の違いが反映されているのかもしれません。

霊園

「なるべく緑を配置して、明るい雰囲気を装う」これが世界共通の霊園の情景ではないでしょうか。

色とりどりの草花に囲まれ、きれいに整備されている模様は、欧米圏・アジア圏に限ったことではありません。

例えばイギリスなどは、バラの花を周囲に植えて華やかな印象を与えています。

これは、ガーデニングが盛んというイギリス独特の文化が影響しているのかもしれません。

また、ひとつのお墓に対して広めのスペースが与えられているのも特徴で、一区画に整然と並ぶ日本の霊園とは違いがみられます。

昨今の日本のお墓事情

日本は、古くから仏教式の葬儀やお弔いの方法を採用してきたという歴史があります。

仏教式といっても長い歴史の中で日本独自のスタイルが形成され、同じお墓に代々家族が納まる“和型墓石”がいつしか定着しました。

お墓には梵字を記した卒塔婆が立てられ、どことなく厳かで近寄りがたいイメージがあります。

葬儀では黒を基調とする喪服を装い、出席するのが基本です。

アメリカのように自由な服装ではありません。

この違いは、霊を恐れ、死者を敬う日本人の宗教観・死生観からくるものといえるでしょう。

日本型のお墓スタイルで世界ともっとも異なるのは、同じお墓に家族が一緒に入る共同墓スタイルです。

日本では長年、家族は同じお墓に入るものという考えがありましたが、核家族化や現代人の価値観の変化にともない、そのスタイルも近年薄れつつあります。

永代供養墓の利用増加や自然葬への関心の高まりは、そのような背景をもとに顕著になっています。

永代供養墓であれば親族の負担も少なく永代に供養してもらえるので生前から希望する方が増えつつあります。

お墓のスタイルは変化しても、日本人の中で「死後も誰かに弔ってほしい」「家族が入る大切なお墓はいつまでも大事にしたい」という気持ちは変わりません。

さまざまな社会事情や変わりゆく価値観の中で、お墓やお弔いに関する悩みをどう解決するのか。

その方法として、永代供養や自然葬などが選ばれているのです。

また弊社では様々な永代供養墓や樹木葬を取り扱っております。

もし実際のお墓を見てみたいという方は、以下のフォームよりダウンロードください。

仏教以外にも永代供養はあるのか

例えば世界でもっとも信者が多いとされているキリスト教では永代供養が行われることはありません。

キリスト教では故人が仏になるという考え方ではなく、故人は神の元に帰るとされていますので供養という概念がありません。

供養が無いので永代供養という考え方も存在しません。

しかし、永代供養墓と近しい形態の共同墓地があり、納骨後に管理費などが掛からず親族の負担も少ない特徴があります。

また、供養ではありませんが追悼ミサなどがあり故人を偲ぶ気持ちは世界共通です。

永代供養墓には、宗教に関係なく入れる

永代供養のメリットはさまざまですが、そのひとつに「国や宗教に関係なく永代供養墓に入れること」があります。

日本でいうお墓といえば仏教を連想しますが、生前キリスト教の信者だった方でも、永代供養は可能です。

寺院によっては改宗する必要もなく、お墓もキリスト教の様式にあった永代供養墓が選べます。

ただし、永代供養墓に入った後の供養は仏教の形式に沿ったものになりがちです。

永代供養墓には入りたいが仏教スタイルの供養に抵抗があるという方は、自由度の高い供養方法を採用する寺院・霊園を探すとよいでしょう。

永代供養には決まりきった形がないことが注目されている理由かもしれません。

永代供養については下記の記事でもまとめておりますので、詳細は下記リンクをご参照ください。

永代供養とは?その種類や費用、メリット・デメリット、選び方のコツ

まとめ

海外に目を向ければ、さまざまな供養の方法があることが分かります。

お墓のかたちや葬儀の形式、出席する際の服装ひとつとっても、日本と異なるのが実情です。

今あるお墓のスタイルは永久不変なものではなく、歴史の中で少しずつ変化してきた事情も見逃せません。

永代供養墓の登場は、その典型例ともいえるでしょう。

そんな変化がありながら、故人を弔う気持ちは、国や時代が違っても不変のものです。

弊社では首都圏を中心に50箇所以上の優良寺院のお墓をご紹介しております。

もし永代供養に興味のある方は、是非下記のフォームから資料をダウンロードしてみてください。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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