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この記事では開眼供養に関する詳細を解説します。

開眼供養とはお墓を建てたとき、あるいは仏壇を建てたときなどに、故人の魂を墓石や仏様に宿すための法要です。

事前に必要な準備から当日の段取りまで、注意点やかかってくる費用も含めて網羅的に解説しますので、ぜひ最後までチェックしてください。

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開眼供養とは

開眼供養とは、お墓を新しく購入したときにおこなう法要のことです。

お性根入れ、魂入れなどとも呼び、開眼供養をおこなうことでただの石である墓石のなかに、亡くなった方の魂を宿すことができます。

読み方は「かいげんくよう」と読みます。

それに対して、お墓を閉じて更地に戻すときは、亡くなった方の魂を抜き取るための法要として、閉眼供養(へいがんくよう・へいげんくよう)をおこないます。

開眼供養の由緒

開眼供養の由緒は古く、約1300年前の東大寺の大仏が完成したときには、すでにおこなわれていたといわれています。

当時仏壇は最後に眼を書き入れることによって、はじめて像に仏が宿るとされていました。

これが転じて現代では、墓石も開眼供養をおこなってはじめて故人の魂が宿るとされています。

開眼供養はいつおこなう?

開眼供養をおこなうべきタイミングは、厳密に決まっているわけではなりません。

しかしながら、たとえば一周忌や四十九日など、他の法要とあわせて親族の集まりやすいときにあわせておこなうことが一般的です。

開眼供養に必要な準備

開眼供養に必要な準備

続いて必要な準備を確認しておきましょう。

墓地の準備

まず墓地の準備です。

墓地周辺も含めてきれいに掃除をしたあとに、祭壇と必要な道具を用意し、お供え物の手配をしておきます。

ところによっては両隣のお墓にもお供え物をするところもあるようです。

準備に不安があれば墓地管理者や石材店に相談しながら進めると良いでしょう。

会場の準備

続いて会食をおこなう会場を用意します。

開眼供養をおこなったあとは、一般的にそのまま会食をおこないます。

霊園や墓地によっては専用のスペースが併設していることもあるので、事前に大まかな参加人数を把握しておいて、管理者に相談するとスムーズです。

もし会場を借りることができず、別の場所をおさえるようであれば、移動のためのタクシーやバスも用意する必要があります。

なお通常この会食には法要をおこなってくださった僧侶の方も同席しますが、もしご辞退された場合には、お食事代をお渡しするのも忘れないようにしてください。

僧侶の日程調整

会場とあわせて法要をおこなっていただく僧侶の方の日程をおさえておきます。

寺院墓地の場合は菩提寺のお坊さんに読経を依頼しましょう。

しかし公営や民営の霊園の場合は、別途お坊さんを手配する必要があります。

このような場合には、やはり霊園や石材店に相談するのが良いでしょう。

ただ最近では菩提寺との関わりが少ないケースも多く、そのような方々はインターネットで供養をしてくれる僧侶を手配することも増えています。

特に宛がなく相談してもなかなか決められないという場合には、そういったサービスを利用するのも良いでしょう。

参列者への連絡

こうして具体的な日程を決めたら、なるべく早く参列者に連絡をします。

招待する方に特に規定はありませんが、親族や生前親しかった友人をお招きすることがほとんどです。

案内状には開始日時と所要時間、また住所の他にも地図を添付すると親切です。

また納骨式もあわせておこなう場合には、その旨も記載するようにしましょう。

お布施の準備

僧侶の方に来ていただいた御礼としてお渡しするお布施を用意します。

ここで注意が必要なのが、開眼供養のみをおこなうのか、納骨式もあわせておこなうのかという点です。

開眼供養のみをおこなう場合には、新しいお墓を建てたことに対するお祝いの意味合いを持つため、お祝い用の祝儀袋にお布施を入れて、表書きは内祝や開眼御礼などとしてお渡しします。

一方で納骨式もあわせておこなう場合には、お祝いの意味は示さず白い封筒に入れて、お布施としてお渡しします。

さらに浄土真宗の場合は死後魂は極楽浄土に往生するため、どちらの場合も白い封筒に入れてお布施としてお渡しします。

またこれも地域によって異なる部分も多いため、改めて石材店や墓地管理者に相談しながら確認することをおすすめします。

開眼供養にかかる費用

開眼供養にかかる費用

次に開眼供養にかかる費用について解説します。

読経への謝礼としてのお布施

まずは僧侶に御礼としてお渡しするお布施です。

明確な決まりはありませんが、一般的な相場は3万円から5万円ほどとなっています。

またもし納骨式とあわせておこなう場合には、1.5倍から2倍ほどお渡しします。

御車代、お食事代

お布施の他にも場合によってお渡しする必要があるのが御車代とお食事代です。

供養のために遠方から来ていただいた場合には、御車代として1万円ほどお渡しします。

また通常、法要後の食事には僧侶の方も同席されますが、もしご辞退された場合にはお食事代として1万円ほどお渡しします。

石材店、墓地管理者への御礼

ここまででも度々出てくるように、慣れない開眼供養にあたっては石材店や墓地管理者のお世話になることも多いです。

そのため、もし親身に相談にのってもらった場合には、御礼として1万円ほどお渡しするのが通例となっています。

お祝いのお返し代

引き出物としてお返しする費用として、概ねお祝いの半額相当のものを用意します。

1人あたり1万円から3万円ほどのお祝いをいただくことになるので、5000円から1万円ほどが相場です。

その他の費用

法要当日の費用として、祭壇使用料、お供え物代金、会場の使用料が発生します。

また会食のためにも、移動費、会食会場費用、料理代金がかかります。

当日来場される方の人数等を加味しながら、無理のない範囲で執り行うようにします。

開眼供養の段取り

開眼供養の大まかな段取りは以下のとおりです。

  1. お墓を掃除したら白い布を巻き、祭壇やお供え物を用意します
  2. 当日はまず寺院や霊園の本堂で読経をおこないます
  3. その後お墓の前に移動します
  4. お墓の前で改めて読経がおこなわれます
  5. 白い布を取り外し、参列者がお焼香をおこないます
  6. その後会食になります

大まかな流れを理解して、当日滞りなく執り行えるようにしておきましょう。

また立場は変わりますが、開眼供養に参列する場合の準備、服装にもふれておきます。

先にもお伝えしましたが、開眼供養は実はお祝い事になります。

そのため、あまりに派手な格好であったり、カジュアルすぎる格好でなければ、服装に関する厳しい規定はありません。

しかしながら納骨法要もあわせておこなう場合にはお悔やみ事となるため、喪服のほうが好ましいです。

参加される場合には必ず事前に確認してから臨むようにしてください。

よくある質問

よくある質問

最後に開眼供養に関するよくある質問をまとめておきます。

開眼供養のお供え物はどうするか

通常は故人の好きだったものをお供えします。

たとえば果物や野菜、お菓子、お酒やタバコの嗜好品が供えられます。

また果物や野菜は季節のものをお供えするようにしましょう。

開眼供養は菩提寺にお願いしないといけないのか

開眼供養は必ずしも菩提寺にお願いする必要はありません。

一般的には菩提寺の僧侶にお願いしますが、遠方にあったりなど都合が悪い場合には、ほかのお寺の僧侶にお願いしても問題はありません。

読経は宗派によって異なるため、菩提寺もしくは家の宗派と合わせましょう。

開眼供養の表書きはどうすればよいか

お布施のところでも少し触れたように、開眼供養だけをおこなう場合にはお祝い事であるため内祝いや開眼御礼などとしてお渡しします。

しかし納骨法要とあわせておこなう場合にはお悔やみ事としての意味も持つため、ただお布施としてお渡しします。

宗派による違い(浄土真宗、真言宗、曹洞宗など)

こちらもすでに少し触れましたが、浄土真宗には他の宗派とはすこし異なった考え方があります。

一般的に開眼供養とは故人の魂をお墓に宿すという意味合いでおこなわれます。

しかし浄土真宗の場合は死後魂は極楽浄土に往生するため、それをお墓に宿すという考え方がありません。

そのため浄土真宗では開眼供養とは呼ばずに、御移徙(おわたまし)や建碑式、入仏法要と呼ばれます。

仏壇、位牌の開眼供養とはなにか

開眼供養について調べていると意味合いが混同することがありますが、開眼供養は東大寺の大仏様にも行われていたように、お墓に限らず仏壇や位牌に対してもおこなわれます。

何に対しての開眼供養なのかは混同しないように注意しましょう。

忙しい方のための永代供養

今回は開眼供養に関して解説させていただきました。

お墓を新しく建てるとなると、開眼供養をはじめとした様々な法要をおこなう必要があります。
ところが忙しい現代人の感覚としては、そういったことがすこし手間に感じることもあるでしょう。
そのような時代のニーズに応えて現在はお墓を持たない永代供養という別の選択肢も存在します。

永代供養とは墓石のお墓を持たずに、遺骨の管理供養を墓地や霊園に委託する新しいお墓のことです。
故人を丁寧に供養はしたいけれども、なるべく手間をかけたくないという方がいらっしゃいましたら、永代供養をご検討いただくのが良いでしょう。

永代供養でも、開眼供養は必要?

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