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水子地蔵という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

子供に関する地蔵のことですが、今回はこの水子地蔵について解説するとともに、水子の供養の仕方についても触れていきます。

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水子地蔵とは

水子地蔵というのは、いわば子供の魂を供養するために造られた地蔵のことです。

本来、子供というのは生まれて7日目を迎えるまでは神の子とされています。

人間社会には存在しないものとされているのです。

生後7日に満たずに亡くなってしまった子や、母親のお腹の中で亡くなってしまった子は、無念のため霊となり、悪さをすると考えられていました。

そしてこの子供の魂を沈める仏として造られたのが、水子地蔵なのです。

水子地蔵の種類

水子地蔵には、大きく分けて3つの種類があります。それぞれ以下に紹介していきます。

錫杖しゃくじょうを持っている水子地蔵

錫杖には、先端に鈴が付いており、動かすたびに音がします。

この音は亡くなった後、成仏できずにこの世をさまよい続けている子供の霊に向けて鳴らされます。

鈴の音に気づいた子供の霊が集まってくると、水子地蔵は子供たちを成仏させると考えられています。

また、錫杖を持っている水子地蔵は、賽の河原で石を積む水子たちを救いに来る地蔵とも言われています。

いずれにせよ、亡くなってさまよい続けている子供たちの道標となり、彼らを成仏させるのが、この水子地蔵の役割です。

合掌している水子地蔵

体の前で合掌している水子地蔵は、子供を慈しみ、慈愛を注ぐことで水子を成仏へと導くための地蔵です。

慈母地蔵尊とも呼ばれ、母の大きな慈愛の心を持って、生まれて間もなく亡くなった子の無念の心を癒すのです。

子供を抱いている水子地蔵

水子地蔵の中には、子供に囲まれていたり、子供を抱いている地蔵もあります。

これは別名「子安こやす地蔵」と呼ばれ、本来は安産祈願の守護地蔵として存在しているものです。

一方で、水子の迷っている魂を救うための役割も持っています。

水子供養の方法

水子供養の方法

水子供養を行うためには、いくつか方法があります。

以下にまとめているので、チェックしてみてください。

僧侶による読経

僧侶に読経をあげてもらう方法は、水子供養の中でも特に丁寧な方法です。

神の子の期間を経た後に亡くなった人と、同じ扱いをされるというわけです。

一般的な供養と同じように、寺院の僧侶に依頼をして読経をしてもらい、成仏してもらいます。

位牌を作る

水子供養では、位牌を作って供養をする方法もあります。

人は亡くなると、あの世で使う名称として「戒名」というものを授けられます。

この戒名を水子につけることで、成仏した証とされるのです。

戒名を子供につけるのは、子供が無事に成仏することを祈って行うためです。

また、戒名を付けた後に位牌を作ることも多いもの。

位牌を造ることで、水子の魂がお盆に帰ってくる際の目印となります。

永代供養

永代供養というのは、親族で墓を管理するのではなく、寺院にお墓の管理を一任する供養方法です。

永代供養は身寄りのない人や、親族が遠くにいてなかなか墓参りに行けない、という場合に取り入れられることが多いもの。

水子に対しても永代供養を行うこともあります。

仮に、望まれない出産などで身寄りのない子供が生まれてしまった場合、永代供養として弔うこともあるのです。

永代供養墓をご検討されている方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください。

また、永代供養については以下の記事でも解説しています。

水子地蔵を奉納

先に挙げた水子地蔵は、亡くなった水子の魂を癒すために重要なものです。

親族が石で作った地蔵尊をお寺に奉納し、亡くなった子を悼むという方法もあります。

奉納した地蔵尊はお寺で読経してもらうことで、子供達の魂を成仏させることができると言われています。

供養と合わせて行うことで、より水子の魂を安らかに成仏に導くことができるので、取り入れる人も多いのです。

水子地蔵を参拝

自分で水子地蔵を作ることが難しい場合には、寺院に置かれている水子地蔵を参拝する方法もあります。

お寺に安置されている地蔵を拝むことで、無念とともに亡くなった水子の魂を弔うことができるのです。

また、お寺によっては「護摩木」というものが用意されている場合もあります。

護摩木に名前を書いて奉納すると、寺院側は清らかな炎で燃やして、水子の魂に届けることができます。

また、護摩木ではなく、小さな石に名前を書く方法をとっている寺院もあります。

石仏地蔵尊造仏

石仏地蔵尊造仏というのは、石仏をお墓に奉安して供養する方法です。

この時に使う石仏は石材店で購入することもできますし、通販でも購入できます。

お骨がある場合の水子供養

お骨がある場合の水子供養

手元にお骨がある場合の水子の供養は、どのように行えばいいのでしょうか。

基本的にお骨というのは、一般的な葬儀と同じようにお墓の中に入れます。

しかし、この際に気をつけなければならないのが、「先祖の墓に一緒に入れない」ということです。

一般的に水子の魂は代々続く墓ではなく、地蔵尊に守ってもらうものとされています。

そのため、親族の墓がある場合にも、同じ墓地内に水子地蔵の石仏を作り、その中に納骨するという方法をとります。

地蔵尊を造って水子を弔うのはあくまでも慣例なので義務ではありませんが、一般的な方法であることは覚えておきましょう。

水子供養の相場

水子供養を行う際に気になるのが、その相場です。水子供養の方法には様々なパターンがあり、選ぶ方法によって金額は変わってきます。

以下にパターンごとの相場をまとめてみたのでチェックしてみてください。

  • 塔婆を建てる:5,000〜30,000円
  • 永代供養をする:30,000〜200,000円
  • お墓に納骨をする:10,000〜100,000円
  • 自宅で手元供養をする:5,000〜30,000円

基本的に、手間や人の数が必要な方法ほど、やはり費用は高くなります。

特に永代供養は、寺院にお墓の管理を任せることになるので、相場がもっとも高くなります。

反対に自分たちの手元で供養をするという場合や、塔婆を建てるなどシンプルな方法であれば、費用は安く済みます。

お墓に納骨をする場合にも費用はかかってしまいます。

これだけの方法があるので、よく考えた上で方法を決めていくことが大切です。

水子供養の持ち物

水子供養をする際には、持ち物にも気をつけましょう。

水子供養に必要な持ち物としては、以下のようなものがあります。

  • お布施
  • 数珠
  • お供えするもの
  • 子供の写真

お布施に関しては一般的な葬儀と同様で構いません。

相場としては3,000〜30,000円ほど。

水子との関係性も考慮して、金額を考えましょう。

また、数珠に関しては必須の持ち物なので、忘れないようにしてください。

寺院によっては貸出を行っているところもありますが、そういうところばかりではないので、持参は必須です。

また、お供え物を持っていくことも大切。

お供え物としてはおもちゃやお菓子などの子供が喜ぶものや、お花や果物などが良いでしょう。

お花を選ぶ場合にはキンセンカやリンドウ、カーネーションや百日草、ほおずきなどがおすすめ。

トゲや毒のある花はタブーとされているので、気をつけてください。

まとめ

今回は、水子地蔵について紹介するとともに、水子の供養の方法についても触れてきました。

この世に生まれて間もなく亡くなってしまった子は、無念が大きいもの。

子供であっても一般の人と同じように供養をする方法もありますし、地蔵を造って弔う方法もあります。

水子の魂が寂しくならないように、丁寧に供養をしてあげましょう。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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