永代供養で人気となる寺院や霊園の特徴
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
永代供養で人気となる寺院や霊園の特徴
永代供養はまだ新しい先祖供養の形ですが、それでも徐々に利用者が増えています。
その一番の理由は、やはり料金の安さにあるようです。
さらに、最近では永代供養墓を運営する施設でも、さまざまなサービスを展開するようになりました。
そのため、いろいろな特色を持つ永代供養墓が続々と誕生しています。
では、永代供養で人気の寺院や霊園は、どのようなところなのでしょうか。
場所・立地
永代供養墓を選ぶには、現在の居住地からなるべく近いところにする方が良いでしょう。
ただ近いだけでなく、交通のアクセスの良い場所を選ぶことも大切です。
距離的にはそう遠くなくても、行くまでに何度もバスを乗り替えなければならないような場所では、お墓参りに行くのも億劫になってしまいます。
車で行く場合は、永代供養墓までの道のりで渋滞するような箇所がないかも、チェックしておくと良いでしょう。
また、永代供養墓は一度購入すると長年その墓までの道を通うことになります。
そこまで考えると、途中にお供えの花を買ったり、休憩したり食事ができるような店があることも、永代供養墓選びにとって重要な要件となってきます。
このようなことからも、場所や立地でみると、駅から近かったり、交通のアクセスの便利な場所に人気が集まっています。
また、周囲の環境が良く、ロケーションが良い場所も人気が高いようです。
費用
永代供養にかかる費用は、従来のお墓に比べてかなり割安となっています。
実際の金額は、だいたい10万円~150万円くらいが相場と考えれば良いでしょう。
値段にかなりの差がありますが、それは永代供養墓の形式や供養の内容・頻度、運営施設の設備の充実度や立地条件などによって変わってきます。
それでも、10万円からお墓が持てるのですから、やはり永代供養墓は従来のお墓に比べてかなり割安なのは間違いありません。
永代供養墓は大きく分けて3種類
永代供養墓は、単独墓、集合墓、合祀墓の3種類に分けることができます。
上記の3つのタイプでは、費用を抑えたい人に人気なのが合祀墓で、個人で納骨したい人には単独墓に人気が集まっています。
以下にそれぞれの墓の特徴と、料金を挙げてみましょう。
1. 単独墓
従来のお墓のように、個別に墓石を建てて遺骨を安置するタイプで、費用の目安は40万円程度です。
個別の墓石の下に遺骨を納めます。
安置する期間は33回忌までが多く、それ以後は墓石を撤去して遺骨も共同の納骨堂に納めます。
2. 集合墓
遺骨の安置スペースは個別に分かれているものの、それぞれに小さな石碑を建ててそれを集合させてひとつの墓としたものです。
費用の目安は20万円程度です。
納骨スペースは個別になっていますが、墓石はひとつしかありません。
安置する期間は33回忌までが多く、それ以後は共同の納骨堂に納めます。
3. 合祀墓
最初から遺骨を分けずに、他の人の遺骨と一緒に納骨して記念碑などを建てるタイプで、費用の目安は10万円程度です。
遺骨は最初から合祀専用の納骨堂に納めますが、墓誌に故人名を記載するのは33回忌までとするのがほとんどです。
だいたいこのようなパターンが一般的ですが、施設の充実度によって金額や安置条件が変わります。
また、最近は樹木葬に代表される自然葬も増えているので、永代供養の選択肢はさらに広がっていると考えて良いでしょう。
管理体制・設備
永代供養墓は、さまざまな霊園や寺院で運営されています。
それぞれの永代供養墓に特色があり、どこに決めたら良いか迷ってしまう人もいるかもしれません。
では、永代供養墓にはどのような設備があれば良いのでしょうか。
墓は先祖供養のためにあるものですから、本堂や礼拝堂のような法要施設は絶対に必要です。
ところが、法要施設は寺院ではほぼ100%備えているものの、霊園では備えていないところもあるようです。
そのため、霊園が運営する永代供養墓を購入する場合は、法要施設の有無を確認することをおすすめします。
また、施設で行う供養の内容もチェックしなければなりません。
先祖供養の法要は、春と秋のお彼岸やお盆はもちろん、祥月命日や月命日にも行ってほしいものです。
しかし、どの程度の法要を行うかは、それぞれの永代供養墓によって異なりますので、この点も事前に確認しておいた方が良いでしょう。
そのため、管理体制・設備で永代供養墓を選ぶなら、法要施設はほぼ完備している寺院運営の方が、全体的に人気が高いようです。
運営母体が霊園であれば、法要施設を完備したところが人気のようです。
また、施設内に水汲み場などの水回りの環境が整った施設だと、墓参りをする際に便利なので人気が集まっています。
まとめ
永代供養墓を選ぶポイントはいろいろあります。
ここでは、永代供養墓を選ぶためのポイントや一般的に人気となる施設の特徴をいくつかご紹介しましたが、最終的には自分や親族の条件に合うかどうかで決めることが大切です。
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永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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