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樹木葬は、場所選びが大切です。

好きな山に埋葬されれば、安らかな眠りにつけるでしょう。

しかし、法律にも気をつけなければいけません。

何も知らずに埋葬すると、違法性を問われる恐れがあります。

そこで今回は、法律に関する注意点と、場所選びのポイントや専門業者に相談するメリットをご紹介します。

もし樹木葬についてイチから知りたいという方はこちら記事をご覧ください。

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樹木葬はどんな山でもよいわけではない

樹木葬を実施するためには、行政的な許可が必要です。

好きな山があるとしても、そこに埋葬してもらえるとは限りません。

どんな山であれば樹木葬できるか?

樹木葬を営むときは、その場所が墓地としてきちんと認定を受けている必要があります。

墓地や埋葬に関する日本の法律では、遺骨を埋葬する場所について規定があるためです。

きちんと規定内容を把握しておかないと、気づかないうちに法律違反を犯してしまうかもしれません。

「墓地」については、「墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事の許可を受けた区域」と定義されています。

実際に埋葬するときにも、各自治体の許可が欠かせません。

法律的な要件を満たした山であれば、埋葬許可をえたうえで遺灰を樹木のもとに埋められるわけです。

自治体の独自ルールにも注意

最近は、山での樹木葬を含めた埋葬全般に関して自治体が独自に条例を定めているケースも少なくありません。

山は、個人が所有するばかりでなく行政機関が管轄している区域もあります。

樹木葬が普及するなか新たなトラブルが起きる可能性は増しているため、自治体によっては管轄範囲での樹木葬を認めないところもあります。

気に入っている山での樹木葬を希望する場合には、その地域の独自ルールについても事前確認が不可欠です。

場所選びのポイントは?

山での樹木葬を選択する場合、場所選びのポイントとしては立地・アクセス環境や管理状況が挙げられます。

どんな立地・アクセス環境を選ぶか?

故人にとって、埋葬場所はいわば「第二の住まい」といえます。

現世の住居と同じく墓地からの陽当たりや見晴らしがよければ、安らかに眠ることができるでしょう。

埋葬される場所には生前足を運び、どんな景色を望めるか自分の目で確認しておいたほうが安心してお墓に入れるかもしれません。

一方、家族にとってはアクセス環境が重要です。

最寄り駅から近ければ、時間や交通費を節約できます。

山道が整備されていれば、登山にも苦労しなくて済むでしょう。

定期的なお墓参りを考えると、少しでもアクセス環境に恵まれた場所を選んだほうが負担も軽くなります。

埋葬場所の管理体制もチェック

樹木葬では、埋葬場所の管理も大切です。

山は自然の一部だからといって、遺灰が埋められている区画を放置するわけにはいきません。

もともとの自然環境をそのまま利用する場合、通常、周辺には野生動物が生息しています。

いつ、お墓の代わりになった樹木に動物たちが寄ってきても不思議はありません。

埋葬場所が管理されていないと、キツネなどは埋葬場所を掘り返す可能性があります。

樹木の根元やその周辺が荒らされれば草木は傷つき、山の生態系にも影響が及ぶかもしれません。

遺灰や山の自然を守るためには埋葬場所の保全が欠かせず、管理体制が整っているかどうかのチェックも大切です。

樹木葬は、必ず専門業者へ依頼を!

無許可で樹木葬を営むといろいろと問題が起きます。

トラブルを回避するためにも、樹木葬は専門業者に依頼しましょう。

樹木葬にともなうトラブル

山は、人里から遠く離れているとは限りません。

周囲に住宅地が広がっていれば、樹木葬の関係者が現地を訪れたとき地域住民の目に触れます。

たとえ山の所有者でなくても、自宅近くの山が墓地として利用されていると知れば気分を害するかもしれません。

地元の人への配慮を怠ると、行政的な手続きを済ませていてもトラブルにつながります。

人気のある山であれば、登山客もたくさん来訪します。

大勢の人々が山頂からの眺望を楽しんでいる近くで葬儀を進めると、あまり快く思われないかもしれません。

山での樹木葬は、派手にならないようにしたほうが無難です。

樹木葬は永代供養墓でも相談可能

樹木葬が営まれる場所は、自然の山ばかりではありません。

埋葬場所のスタイルを基準にすると、大きく「里山型」と「公園・都市型」に分かれます。

「里山型」は、人の手があまり加わっていない山を利用する方法です。

一方、「公園・都市型」は人工的に整備された敷地のなかに墓地を区画するので、庭園のようなイメージが強いといわれています。

それぞれ実際の埋葬方法には違いがみられ、ひとつの樹木のもとに合祀するだけでなく個別に草木が植樹されるパターンもあります。

寺院や民間霊園の樹木葬であれば永代供養つきがほとんどです。

永代供養といっても様々あり、どんな樹木葬が選べるのか希望を相談することが可能です。

専門業者に話を聞けば、法律の問題をクリアできるとともに自分に合った樹木葬の方法を探せます。

まとめ

樹木葬では、法律にしたがうことはもちろん、埋葬場所となる地域への気配りも必要です。

すべて自分たちだけで処理しようとすると、簡単ではありません。

各方面への配慮まで含めて考えると、専門業者は頼れる存在です。

また今では樹木葬のバリエーションが幅広くなり、エータイおすすめの都市型樹木葬なら立地もよく石の墓誌の建立が可能です。

法律や地域事情に詳しい専門業者に話を聞きながら、自分好みの樹木葬を見つけてください。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
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