樹木葬とは

もくじ

樹木葬って?メリット・デメリットや樹木葬の手続きまで詳しく解説!

樹木葬って?メリット・デメリットや樹木葬の手続きまで詳しく解説!
あなたは、自分の死後のことを考えたことはありますか?

多くの場合、葬儀や納骨、埋葬は遺されたご遺族によって進められます。
しかし近年では、自分の死後に行われる葬儀や納骨、埋葬の方法を自分自身で選び、決定したいという方も多く、選択肢の幅も広がっているのです。

大切なご家族やご友人が亡くなられて葬儀に参列し、納骨に立ち会ったとき、「自分もいずれは、こんな小さな骨壷に入れられて、先祖代々が眠る窮屈なお墓の中に押し込められるのか…」と感じたことはないでしょうか?

あるいは、お墓参りのとき、長い間放って置かれているであろう他のお墓を見たとき、「自分がいなくなった後、お墓を掃除して花を添えてくれる人はいるのだろうか」と不安を感じることはないでしょうか?

晩婚・未婚の方が増え、お子さんのいないご夫婦も多くなっている近年、核家族化・少子高齢化が急激に進んでいます。

親戚が一堂に会することも少なくなり、「家単位」という意識も希薄になってきたことも強く影響して、先祖代々が眠っている墓に入ることに対して疑問を抱く方も少なくありません。
また、自分の死後にお墓の管理やお墓参りをしてくれる跡継ぎや身内がいない、見込めないという方も増加傾向にあります。

こうした理由から、自分自身への死後、お墓に入ることへの疑問や不安から「終活」が注目されています。

2009年、終活に関する記事が週刊誌に連載されたことから広く知れ渡った「終活」は、当初、自分の死後に必要となるお墓や葬儀を事前に準備しておくことに留まっていましたが、今では「自分自身の最期を考えることで、自分自身を見つめ直し、残された人生をどう生きるか」ということまで着目されています。

各葬儀社では、実際に棺の中に入れたり、擬似的に葬儀を経験できる体験プログラムを提供しているところもあり、また、生きている間に自分の葬儀を経験し、プロデュースできる「生前葬」を行う方も増えてきています。

このように、より望んだ形で最期を迎えたいという思いに寄り添えるよう、葬儀や納骨、お墓に関してさまざまな選択ができるようになりました。

近年では、この選択肢のうち『自然葬・樹木葬』という葬送が多くの方に選ばれています。
「先祖代々のお墓に入りたくない」という方や、「お墓を管理してくれる身内が見込めない」など、死後に不安を感じて終活を進めている方であれば耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ここでは、近年注目を集めている自然葬・樹木葬とはどんなものなのか、どのようなメリット・デメリットがあるのか、また、手続きや相場についても詳しく解説します。
終活の一つの選択肢として、是非参考にしてみてください。

自然葬とは?どんな種類がある?

自然葬とは?どんな種類がある?自然葬とは、遺体や火葬された後の遺灰を自然の中に還すことによって自然の循環の中に回帰するという葬送の一つです。

自然葬を広くとらえると、風葬や鳥葬、水葬や冷凍葬なども含まれますが、日本では認められていません。
土葬は法律では禁止されていませんが、ほとんどの都道府県では、衛生面を考慮して土葬を禁止する条例を設けています。
土葬が可能な地域もありますが、地域外からの受け入れは行わないのがほとんどです。

そのため、「自然葬」というと、日本国内で認められている「樹木葬」、もしくは「散骨」を指します。
それぞれの意味と方法について詳しくみてみましょう。

散骨

散骨とは、遺骨を砕いて粉状にし、海や河、陸地に撒く葬送の方法です。
墓石や墓標を建てず、埋葬もしないので、「自然に回帰する」という意味に最も近しい葬送として人気を集めています。

散骨する場所はどこでもいいというわけではもちろんなく、「節度を持って行う」必要があります。

山を含む陸地への散骨は、近隣住民の感情や環境保全の面から適しているとは言えず、条例で散骨を禁止している市町村も多く存在しています。
住民や土地の所有者とのトラブルにもなりかねないので、陸地への散骨は避けたほうが良いと言えます。

散骨は海で行うのが一般的です。
海で散骨を行う場合も、海岸沿いや海水浴場など陸地から近い場所でなく、陸地から離れた場所で、漁船や海上交通の迷惑にならないように行います。

散骨する際は遺骨を粉状に砕くことが必要です。
自分で砕くこともできますが、十分でない場合罪に問われる可能性もあります。
不安な場合は業者に依頼し、確実に粉骨してもらうようにしましょう。

遺族のみで船をチャーターするプランや、複数の遺族と合同で散骨を行うプラン、業者に散骨を代行してもらえるプランなど、業者によってさまざまなプランが提供され、乗船できる定員や料金にもそれぞれ違いがあります。


樹木葬とは?

樹木葬とは、現在最も選ばれている自然葬の形で、墓石や墓標の替わりに樹木が植えられたり、樹木の周りに埋葬される葬送の方法です。
墓標となる樹木があればどこに埋葬してもいいというわけではなく、あくまでも法律によって許可を得た区画に埋葬する必要があります。

埋葬の方法はさまざまで、直接遺骨を土に埋葬する方法もあれば、骨壷に入れたまま埋葬という、墓石の替わりに樹木を植えた、従来の「お墓」の意味合いとほとんど変わらないような方法もあります。


・里山型と都市型(公園型)

樹木葬には大きく分けて「里山型」と「都市型(公園型)」の2種類に分類されます。

① 里山型
里山型の樹木葬は、墓地の区画ではなく、法律的に許可を得た里山に遺骨を埋葬するという方法です。
埋葬するたびに樹木を植える場合や、元々生えている木の下に埋葬するなどさまざまな形式があり、故人の名前を木に彫ったりプレートをかけるなど墓標をつくることもありますが、何も残さない場合もあります。

埋葬後の参拝がわかりにくく大変な面もありますが、自然に回帰するという意味合いが色濃く残るのが里山型の樹木葬の特徴です。

② 都市型
都市型(公園型)の樹木葬では、寺や霊園、墓地の中に庭園のような樹木葬用の区画が設けられて運営されています。
都市型の樹木葬でも、埋葬ごとに樹木を植える場合と、大きなシンボルツリーの周りに複数の遺骨を埋葬しているところもあります。
一般的なお墓と同様に、墓石や石碑を置いておくことも多く、埋葬された場所が明確なので特定の場所に参拝しやすいという特徴があります。

また、都市型(公園型)の樹木葬には、合祀タイプ、共同埋葬、個別埋葬の3種類の埋葬方法があります。

合祀タイプでは遺骨を分けずにそのまま埋葬する方法で、他の方の遺骨と混ざって埋葬されます。
共同埋葬では、同じ区画に埋葬されますが、遺骨は骨壷や和紙などに入れられて埋葬されるので、他の方と遺骨が混ざることはありません。

個別埋葬は、故人一人ひとりに区画が与えられます。遺骨は骨壷などに入れられる場合やそのまま埋葬される場合があります。

他にも、13回忌までは個別に埋葬され、その後合祀のエリアに入るなど期間を区切っているプランもあります。

ここでは、特に最近多くの人が利用している樹木葬について詳しくご紹介します。

そもそも自然葬は法律で認められているのか

そもそも自然葬は法律で認められているのか先述した通り、一般的なお墓に納骨する以外にもさまざまな葬送の方法があります。

自然葬の中でも鳥葬、風葬などの葬送は刑法190条により死体損壊等に含まれるため日本では行われていませんがが、「樹木葬」と「散骨」の2種類はむしろ、近年注目を集め、希望する方も増えています。

これらの2つの葬送はそもそも、法律で認められている方法なのでしょうか。

「散骨」は違法か

結論から言えば、散骨は違法ではありません。
しかし、大手を振って合法だとも言い切れず、いわば合法でも違法でもないグレーゾーンであるという認識が正しいといえます。

法律的に明確な規制がないため、散骨に関する許可申請や必要な提出書類、散骨する場所の指定などはなく、「節度を持って散骨を行えば違法にならない」という曖昧な線引きしかされていないのが現状です。
ただし、各都道府県で散骨に関する条例を設けている市町村や、散骨を禁止している地域や市町村もありますので、事前によく確認して行う必要があります。

また、散骨する際には、法律面・モラル面において厳守すべきマナーが多数あります。
遺骨をそのままの形で散骨してしまうと、刑法190条の死体遺棄罪にあたるため、2mm以下のバウダー状になるまで粉骨する必要があります。

海に散骨する場合は、人の多く集まる海岸や海水浴場ではなく、漁場や漁業、海洋交通の迷惑にならない、陸地から離れた沖合いで散骨しなければいけません。

陸地で散骨する場合は、他人の所有する土地では散骨することができません。
また、遺骨の上に少しでも土や砂をかぶせると「埋葬」となり、「墓地、埋葬等に関する法律」に違反してしまいます。

散骨は、法律上では違法ではありませんが、民事トラブルにつながる可能性もありますので、細心の注意を払って行う必要があります。


「樹木葬」は違法か

樹木葬は、基本的には合法であるという認識で問題ありません。
墓地や遺骨の埋葬については、「墓地、埋葬等に関する法律」が定められており、この法律によって墓地である許可を得た場所であれば埋葬することができます。

したがって、寺院や霊園などときっちりと契約を交わした場所(墓地)であれば樹木葬をすることは可能ですが、許可されていない場所ではたとえ自分の所有する土地であっても遺骨を埋葬することはできません。

また、近隣の住民の方や土地の所有者から同意を得て山に散骨をした場合は違法にはなりませんが、土をかぶせるなど勝手に樹木葬をすると「墓地、埋葬等に関する法律」を違反したことになり、場合によっては刑法190条、死体遺棄罪に問われる危険性もあります。

樹木葬にする理由は?

樹木葬にする理由は?近年、樹木葬を選ぶ方が増加傾向にあります。
なぜ樹木葬を選ぶ方が増えているのか、その理由は、社会的な変化と価値観の多様性によるものであると考えられます。

少子高齢化や核家族化など社会的な変化

少子高齢化が進み、お子さんのいないご夫婦や単身者の方が増えている今、お墓に入った後に管理してくれる人が居ない、お墓を建てても継承者がいないというのが樹木葬が選ばれる理由の一つです。
樹木葬は基本的に後継者の不要な永代供養であるため、後継者がいない方や、親戚やお子さんが遠方に住んでいるなど、お墓を管理するための時間や手間がかかりません。

また、少子高齢化、核家族化にともない、金銭的にもお墓を継承するのが難しいという方が増えています。
自分の子どもや家族に費用面での負担や迷惑をかけたくないという思いから、一般的なお墓よりも費用面での負担が少ない樹木葬を選ぶ方も多いです。

墓地によっては年間の管理費が必要なところもありますが、契約時に払う永代使用料、永代供養料のみであとの費用がかからないことも多く、墓石を建てず、あったとしても石のプレートのみであるため、一般的なお墓を建てるよりも半額程度かそれ以下の負担で済むことが多いです。

価値観の多様化

樹木葬や自然葬が注目される前までは、「家」が継承するお墓に入るのが当然という考えがありましたが、核家族化が進んで親戚づきあいが少なくなり、「家制度」への意識が薄れて「個人」が尊重される風潮が強まりました。

「終活」が広く知れ渡ったことも影響して、自分自身の人生や死までを自分自身で決めたいという方も多くなり、「家柄や家系にとらわれずに眠る場所を選びたい」、「従来の石のお墓ではなく緑に囲まれて眠りたい」、「自然に還りたい」と考える方が増えています。

こういった価値観の多様化によって樹木葬が選ばれています。
また、樹木葬を選ぶ方の多くは、自分自身の眠る場所は自分で選びたいという意志がうかがえます。

樹木葬のメリットとは

樹木葬のメリットとは近年、多くの方に選ばれている樹木葬。どんなメリットがあるか、詳しくご紹介します。

管理の心配がない

一般的なお墓と違い、樹木葬は基本的に一代限りの個人墓の形であるため、代々継承していくものではありません。
お墓の管理は霊園や墓地側で行ってくれるのが一般的で、跡継ぎがいない方でも管理の心配がないというのが一番のメリットです。

費用を抑えられる

新しく墓石を建てる場合、デザインや石の種類、建てるお墓の場所によって変動しますが、だいたい100万円~200万円の費用がかかりますが、樹木葬では、墓石を建てないので、単純にこの分の金額は抑えることができます。

また、寺院墓地の場合は、お墓の土地代や墓石代のほかにも、年間行事や法要のお布施や檀家負担金が必要となりますが、樹木葬の場合は宗教・宗派に関係なくお墓を建てることができるので、これらの費用も不要です。

環境にやさしい、エコ志向である

樹木葬は環境にやさしく、エコな埋葬方法であるという考え方もあります。
新たに墓地を作る場合、土地を切り開いて整備する必要があり、墓石を作るときも、自然の石を切り出して材料としています。

里山型の樹木葬では土地を切り開く必要がなく、遺骨を埋葬するたびに植樹をする樹木葬もあることから、里山の再生や環境保全につながると考えられています。

散骨に比べて参拝すべき場所がわかりやすい

散骨の場合、パウダー状となった遺骨が風や波にさらわれてどこに行ってしまったかわからなくなるので、特定の場所に対して手を合わせることができません。

樹木葬は、墓石はありませんが「お墓」の意味合いは色濃く残っているので、散骨に比べて参拝するべき場所がわかりやすいというメリットがあります。

樹木葬の欠点(デメリット)とは

樹木葬の欠点(デメリット)とは人気の高い樹木葬ですが、メリットだけをみて契約を進めていると購入後に後悔してしまうことにもなりかねません。
樹木葬のデメリットについてもしっかりと理解を深めておくことが重要です。
ここでは樹木葬のデメリットについてご紹介します。

改葬ができない場合がある

樹木葬の中でも最も費用が抑えられる合祀タイプの樹木葬は、骨壷や布などで一人ひとりの遺骨を分けず、複数の方の遺骨をまとめて埋葬しているため、後から遺骨を取り出したいと思ってもできません。

また、共同埋葬や個別埋葬であっても、遺骨が骨壷などに入れられていない場合は取り出すことはできません。
そのため、新しくお墓を購入して改葬したいと思っても、遺骨が取り出せず改葬できないという場合があります。

アクセスが悪く参拝に行きづらい

里山型の樹木葬などでは、バス停や駅からの距離が遠い、墓地へ着いても、実際に遺骨が埋葬してある地点まで長時間歩かなくてはいけないなど、交通アクセスが悪く、参拝に行きづらい墓地も多く存在します。

自然に回帰したいという故人の遺志はありますが、遺された方々にとってはお参りしづらいのは大きなデメリットの一つとなります。

かえって手入れが大変になる場合がある

特に里山型の樹木葬では、遺骨を埋葬している周りには多くの木々や植物が生えています。
お参りにきて手入れができれば、お墓の周りは綺麗に保たれますが、長期間そのままにしておくと草が生い茂り荒れ果ててしまう可能性もあります。

「自然に囲まれた」と「荒れ果てた」とでは話が変わってきます。
美しい自然に囲まれた状態に保つのには、少なからず手入れは必要となるでしょう。

一般的なお墓の場合は墓石で草が生える範囲には限りがありますが、
樹木葬ではそういうわけにはいきません。
管理が不要だからと樹木葬を選んだのに、かえって手入れが大変になる場合があるということも覚えておきましょう。

参拝すべき場所が明確でない

樹木葬のメリットでも少し触れましたが、参拝すべき場所がわかりやすいのはあくまでも散骨の場合と比べたときです。

一般的なお墓に比べると、遺骨のある場所が明確ではなく、手を合わせてもぼんやりとした印象になってしまうというデメリットを感じる方もいるようです。
また、火気を禁止している樹木葬の墓地は多く、お線香やろうそくをつけられないので、中には「お参りをした気分にならない」という方もいます。

樹木葬に関して4つのデメリットを挙げましたが、これらのデメリットをクリアしている樹木葬ももちろんあります。

永代供養墓普及会では、これらのデメリットをクリアする樹木葬を見つけることができます。
首都圏にある45の寺院と提携を結んでおり、どの寺院も駅やバス停から徒歩圏内であるため、交通アクセスがよくお参りに行きやすい立地のものばかりです。

和風庭園風の埋葬スペースは寺院内にあるため管理が行き届き、荒れ放題になることはありませんし、年間の管理費用も必要ありません。
故人一人ひとりに石の墓誌を立てることで、故人の眠っている場所が明確で正しい場所で手を合わせることができます。

希望に合わせた寺院を選ぶこともできるので、気になる方は是非、問い合わせ・資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

樹木葬の費用や価格の相場観は?

樹木葬の費用や価格の相場観は?一般的に、お墓を購入する際にかかる費用の詳細は、永代使用料・永代供養料、墓石料、納骨料です。

永代使用料とは、霊園や寺院が所有する墓地の中にある土地の使用料金のことをいいます。お墓を立てる際は、土地を買うのではなく、永代に渡って土地を借りているという考え方になります。

永代使用料の全国相場は69.15万円で、土地の価格の高い東京都では平均で90万円以上となります。
約5万円から200万円程度など、お墓の場所や埋葬の形によって金額には幅があります。

永代供養料とは、霊園や寺院が管理者・墓の跡継ぎの方に変わってお墓の管理や読経を行うための料金です。
一般的なお墓の場合は永代供養料がない代わりに管理費や寺院へのお布施でまかなわれます。
樹木葬では永代供養費を含めた料金となっていることが多いです。

墓石料とは、墓石のデザインから設置までにかかる費用のことで、樹木葬の場合はこの費用は必要ありません。

したがって、樹木葬にかかるのは、基本的には土地の永代使用料、永代供養料のみとなります。
埋葬の方法や石碑の設置、ペットと一緒に入れるかなどの条件や、各寺院や霊園など運営団体によっても変わりますが、相場は大体30万円から70万円程度で、安いものでは10万円以下からでもできる樹木葬もあります。

樹木葬では3つの埋葬方法があるとご説明しました。同じ樹木葬でも、それぞれの埋葬方法で価格は大きく変わってきます。

複数の遺骨を一緒に埋葬する合祀タイプは、樹木葬の中でも最も価格が安くなります。
納骨料と永代管理料合わせて8万円から10万円程度が相場となります。

共同埋葬の場合は、合祀タイプよりも少し価格が上がり、納骨料と永代供養料合わせて10万円から30万円程度となります。
共同埋葬の場合、お墓の契約をするときに管理費が含まれており、一度払えばその後費用がかからないことが多いです。

個別埋葬の場合は、一人ひとりに区画が与えられるので、一般的なお墓を建てるときと同じく、土地の永代使用料が必要となります。
納骨料と永代使用料、永代供養料合わせて30万円から80万円が相場で、生前の間など一定期間管理費が必要な墓地・霊園もあります。

樹木葬の手続きについて

樹木葬の手続きについて樹木葬にすると決心してから、実際に埋葬を行うまでの手続きや流れについてご紹介します。

樹木葬は一般的なお墓の契約と流れは同じですが、墓石を建てないため、その分の契約の手順が省かれます。
また、一般的なお墓と同じく、生前に契約することができるので、自分が気に入ったプランやお墓を選び、準備しておくこともできます。

樹木葬の契約・申し込みまでの流れ


・どんなお墓にしたいのか、イメージをかためる

「樹木葬をしたい」といっても、前述の通り、樹木葬にもさまざまな種類のものがあります。
都市型が良いのか里山型が良いのか、管理体制や設備はどうか、費用はどのくらいがよいのかなど、理想のお墓の形のイメージをかためることで、より希望に添ったお墓を見つける近道となります。

また、ご家族からの意見も重要です。
樹木葬のつもりで準備を進めていても、ご家族からの同意が得られなかった場合、実現できないことも考えられます。

自分の理想の形をより詳細にイメージし、ご家族ともよく相談して契約に臨む必要があります。


・樹木葬の情報収集

理想のお墓の形のイメージがかたまったら、次は樹木葬に関する情報収集が必要です。

樹木葬をしている霊園は国内にも数多く存在します。
自宅や家族の居住地からの距離や価格、管理体制など自分の希望に合うものがあれば資料請求してパンフレットなどに目を通しましょう。

石材店などでは樹木葬のお墓も紹介してくれる店舗もありますし、霊園や墓地の情報を一括で検索できるホームページもあります。


・現地への見学

希望の条件に見合った樹木葬のお墓が見つかったら、取り扱っている会社に予約をいれ、現地を見学しましょう。

パンフレットなどの資料やホームページ上だけでは知り得ないこともたくさんあります。
実際に現地に足を運んで、お墓の雰囲気や周辺環境、交通アクセスに問題がないかチェックしておきましょう。
供養プランや埋葬方法などが選べるものは、それぞれのプランについてよく確認し、不安に感じたことやわからないことは担当者に必ず確認し、解決しておきましょう。


・契約、入金を行う

気に入った樹木葬が見つかったら、申込み・契約を行います。
申込書類に記入・捺印し、管理費や使用料を入金すると、正式に契約が結ばれ、使用許可証が発行されて樹木葬の使用者として認められます。

一般的なお墓を購入した場合は、この後、墓石の形や種類の決定、工事の契約、墓石の製作及び設置、お墓の渡しという課程が必要となります。

樹木葬埋葬の流れ


・死亡届の提出

死亡が確認され、役所に死亡届を提出します。
受理されると火葬許可証が発行され、火葬ができるようになります。


・遺体の火葬

火葬場に火葬許可証を提出し、遺体を火葬してもらいます。火葬が終わると、火葬場から埋葬許可証が発行されます。


・樹木葬の管理者へ埋葬許可証を提出

埋葬の日程を確認し、埋葬当日に遺骨を持参すると埋葬してもらえます。
樹木葬それぞれの埋葬方法や供養プランによって、粉骨しておく必要がある場合もあるため、よく確認しておきましょう。

樹木葬をするときに気を付けるトラブルとは

樹木葬をするときに気を付けるトラブルとは樹木葬は比較的新しい葬送の方法であることから、気をつけておかなければトラブルに発展してしまうこともあります。
樹木葬をするときに起きやすいトラブルや、トラブルが起きないために気をつけておきたいことをご紹介します。

返骨ができない場合がある

樹木葬では合祀、共同埋葬という埋葬方法があります。
骨壷に入れた状態での共同埋葬であれば、まだ遺骨を取り出せる可能性はありますが、基本的に合祀タイプ、共同埋葬は複数の方の遺骨と混ざってしまい、一度埋葬すると遺骨を取り出すことができません。

そのため、埋葬後、改葬をしたいと思っても返骨できない場合があります。
検討している墓地や霊園がどのような埋葬方法をしているのか事前によく確認し、返骨できない可能性があるということをご家族ともよく相談するようにしましょう。

家族の理解を得にくい

個別埋葬型の樹木葬であれば、一人ひとりに区画が与えられるため、正確な位置で手を合わせることができますが、合祀や共同埋葬、里山型の樹木葬では遺骨の場所が明確でないため、お参りをしたときにぼんやりとした印象になってしまいがちです。

樹木葬は新しい形の葬送の方法であるため、墓石のないお墓に抵抗を感じる方もいらっしゃいます。お墓を購入する前にご家族の方とよく相談し、全員が理解・納得できる選び方をするようにしましょう。

家族が一緒に入ることができない

基本的には樹木葬は、永代供養である場合が多く、一代限りの個人墓という形になります。
そのため、一般的なお墓のように受け継がれていくものではないので、家族の方は一緒に入ることができません。

墓地や霊園、埋葬方法やプランによって、夫婦や家族も入ることができる樹木葬のお墓もありますが、ほとんどの場合は一人ずつ費用がかかり、結局墓石のあるお墓よりも費用がかかってしまうこともあります。

まとめ

近年注目を集め、人気が高まっている葬送の方法である「自然葬・樹木葬」について、種類やメリット・デメリット、かかる費用や気をつけておきたいポイントをご紹介しました。

樹木葬は、少子高齢化や核家族化の進む現在の社会的な動きや、個々人の価値観の広がりや死生観から、今後も多くの方に選ばれる葬送の方法です。
現代の人々の生活状況や心により合ったお墓の形であるとはいえ、まだ出始めたばかりの新しいお墓の形であることから、認知度や理解度は浅く、家族間でのトラブルを引き起こしかねないのも事実です。

終活を始めて樹木葬を検討している方は、メリットだけではなく、デメリットもしっかりと理解し、墓地や霊園など運営団体それぞれの樹木葬の特徴や埋葬方法などもよく確認して、ご家族の理解を得てから購入するようにしてください。

永代供養墓普及会など、インターネットからでも複数の寺院や霊園の樹木葬の資料請求できる会社や団体もありますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

お墓のお悩みは、
永代供養のパイオニア永代供養墓普及会にご相談ください。

テレフォン 無料電話相談受付時間 9:00~18:00

0120-19-9402

無料の電話相談はこちら

テレフォン 0120-19-9402

受付時間 9:00~18:00

テレフォン 無料の
電話相談はこちら
無料資料
ダウンロード
お問い合わせ