樹木葬の費用はいくら?内訳や種類ごとの相場、値段を抑える方法

現在は、一人っ子や子どものいない家族が増えたことから、昔のようにお墓を継承するのが難しくなってきました。
そこで、墓石を建てずに樹木を墓標にする「樹木葬」の人気が高まっています。
こちらの記事では、樹木葬の費用相場や内訳、費用を抑える方法などをお伝えします。
もし樹木葬についてイチから知りたいという方はこちら記事をご覧ください。
エータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、お客様のご要望にあわせた永代供養墓・樹木葬をご案内しております。
まずはお墓の写真や料金を見てみたいという方は、こちらからお近くのお墓を探してみてください。
- 年間管理費0円で維持費がかからない
- 供養も管理もお任せできるから安心
- 過去の宗旨宗派不問
- 生前申込も可能
- 合祀されない個別墓タイプもあり
- ペットと一緒に眠れるプラン
一生に一度のお墓のこと、後悔しないお墓選びをしていただくために納得いくまでご検討ください。

樹木葬の費用相場は50万円から70万円程度
樹木葬の全国相場は50万円から70万円程度です。
墓石を新しく建てる埋葬の平均相場は200万円程度と言われており、樹木葬は費用を抑えられる埋葬と言えます。
樹木葬の相場は、以下の通り種類によっても変わります。
樹木葬の種類 | 費用相場 |
---|---|
合祀型 | 5~30万円 |
集合型 | 15~60万円 |
個別型 | 20~80万円 |
それぞれ詳しく解説していきましょう。
合祀型樹木葬
シンボルとなる樹木の下に、ほかの家族と一緒に遺骨を埋葬するスタイルです。
相場は5~30万円になります。
必要なスペースが少ないため料金は安めです。
集合型樹木葬
合祀型と同じく複数の方の遺骨と一緒に埋葬しますが、埋葬する場所を区画に分けます。
遺骨がほかの方と一緒にならないため、お墓参りの際に故人と向き合いやすくなります。
相場は合祀型よりも高めの15~60万円です。
個別型樹木葬
樹木を故人につき1本ずつ用意し、それぞれに埋葬するスタイルです。
個人や夫婦、家族といった世帯単位で区画が用意されています。
相場は20~80万円と、合祀型や集合型樹木葬に比べて高めですが、墓石タイプのお墓と同じようにお墓参りできるというメリットがあります。
樹木葬にかかる費用の内訳と相場
樹木葬にかかる費用の内訳は以下のとおりです。
- 霊園使用料(墓地使用料)
- 埋葬料
- 銘板彫刻料
- 維持管理費
それぞれどのような費用で、どの程度が相場なのかご紹介していきます。
霊園使用料(墓地使用料)
霊園使用料とは、ご遺骨を埋葬する区画や土地を使用するための費用を指します。
この費用は、前述した樹木葬の種類によって変わり、相場は以下の通りになります。
- 合祀型樹木葬の場合:5~30万円
- 集合型樹木葬の場合:15万円〜60万円
- 個別型樹木葬の場合:20万円〜80万円
埋葬料
埋葬料とは、ご遺骨を埋葬するときに必要な費用を指します。この費用は霊園使用料に含まれていることもあります。
家族など複数名で樹木葬を使用する場合、その都度埋葬料が必要になる可能性もある為、予め管理寺院に確認するようにしましょう。
銘板彫刻料
銘板彫刻料とは、故人の名前などを刻んだ銘板、いわゆるネームプレートを設置する際の費用になります。
銘板の有無はオプションで選べる場合もありますが、樹木葬ではこのような銘板を設置することが多いです。
設置する場合の費用相場は1万円〜20万円程度で、樹木葬の価格を変動させる大きな要素の一つです。
維持管理費
維持管理費とは、霊園の設備維持に必要な費用を指します。費用相場はおよそ「1万円/年間」程度です。
霊園によっては、この維持管理費も前述の「 霊園使用料」に含まれる場合もあります。
ペットの樹木葬の費用相場

樹木葬は、ペットも利用することが可能です。
故人と一緒に納骨する場合の費用相場は、おおよそ30万〜50万円です。
この費用は埋葬されるペットの頭数や、遺骨の数によっても金額が変わります。
また、ペットのみの場合の費用相場は、おおよそ10万円〜30万円です。
そして、一番費用を抑えることができるのは、自宅の敷地へ納骨することです。
自宅の敷地に納骨する場合は、必要な道具と植える植物の分の費用で済みます。
樹木葬で費用が抑えられる理由
樹木葬の費用が抑えられる大きな要因として、墓石が必要ないことが挙げられます。
墓石とは、お墓のシンボルになる石のことで、故人の名前などが刻まれます。
この墓石には、設置する費用、刻印費、石材費など多くの費用が必要になります。
そのため、この墓石を利用しない樹木葬は、通常のお墓よりも費用が抑えられるのです。
樹木葬の費用を抑える方法
樹木葬の費用をさらに抑える方法として、以下の2点が挙げられます。
遺骨を合祀する
樹木葬で費用を抑える場合は、合祀型の樹木葬を選びましょう。
合祀とは、遺骨を骨壷から取り出し、他の方の遺骨と一緒に供養することをいいます。
遺骨を後から取り出すことがない、お墓の後継者がいない、という方は、合祀を検討すると良いでしょう。
都心から遠い場所を利用する
都市部から離れるほど地価が安くなるため、樹木葬の費用が安くなる傾向にあります。
都心近くでなくてもいい、という方は、遠方の樹木葬を検討すると良いでしょう。
樹木葬の費用を抑える方法について、更に詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
エータイの樹木葬はいくら?

エータイで樹木葬をする場合、費用はおひとり様につき19万8千円〜ご案内可能です。
プランには以下のものが含まれます。
寺院案内
100年以上の歴史を持つ地域に根差した厳選寺院の案内が受けられます。
永代使用料
樹木葬を利用する費用です。
永代管理料
草木とお墓の維持、管理にかかる費用です。
納骨料
遺骨を樹木墓に埋葬するための料金です。
永代供養料
納骨後は、寺院が永代にわたり年1回以上の合同供養を行います。
樹木葬のメリット

樹木葬には費用が安く済む以外にどんな利点があるのでしょうか?
樹木葬のメリットをご紹介します。
お墓の跡継ぎの心配がない
一般的にお墓は子孫に継承していきますが、継ぐ方がいなくなってしまうこともあり得ます。
樹木葬であれば、永代供養と同じように霊園や墓地で管理を行ってくれるため、後継ぎがいなくても無縁仏になる心配はありません。
宗教や宗派を問わない
樹木葬は宗教や宗派を問いません。
そのため、家族の中に宗教や宗派が異なる方がいても、問題なくご一緒に埋葬することが可能です。
宗教の違いでお墓をどうするか迷っている方は、樹木葬を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
環境に優しい
樹木葬は墓石ではなく樹木をシンボルとして扱う環境に優しい埋葬方法です。
環境意識の高い方や、亡くなったら自然に還りたいという方が樹木葬を選ぶケースも増えています。
樹木葬のデメリット

樹木葬を検討されるなら注意したいトラブルがありますので、メリットのみではなくデメリットも確認しましょう。
合祀タイプの場合は改葬できない
樹木葬の合祀タイプを選ぶと、改葬ができません。
合祀タイプは安価ですが、改葬の可能性がある場合は避けたほうが無難です。
また、個別に埋葬する場合でも、遺骨をパウダー状にしてしまうと、遺骨は形を失ってしまいます。
親族でよく話し合い、納得した上で樹木葬を行うようにしましょう。
永代供養墓より費用が高め
樹木葬は墓石を建てるのに比べると費用を抑えられますが、永代供養墓と比べると高くなります。
永代供養の合祀墓の相場は、5~20万円です。
より費用を安く抑えたい場合は、永代供養墓を検討してみましょう。
親族に反対されるケースも
最近人気が高まっているとはいえ、樹木葬はまだ珍しい埋葬スタイルです。
親族の中には納得できない方もいるかもしれません。
親族で樹木葬のメリットとデメリットをよく確認したうえで選択しましょう。
エータイの樹木葬の4つの特徴
ここからは当社の樹木葬の特徴をまとめて紹介させていただきます。

特徴1. 継続費用がかからない
初回にお支払いいただく金額に全期間の管理費が含まれておりますので、継続的にかかる費用は一切ありません。
特徴2. 歴史ある寺院に供養や管理をお任せできる
全国80カ寺以上の歴史ある寺院と提携しており、供養や管理は寺院にお任せできますので、管理の負担がありません。
特徴3. 過去の宗旨宗派不問
ご紹介するお墓は過去の宗旨宗派不問で、どなたでもご利用いただけます。
特徴4. 安心の実績
累計ご相談数30,000件以上、累計ご契約者数18,000組以上の実績がございます。
以上、4つの特徴をご紹介させていただきました。
もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。
まとめ
樹木葬は近年人気の埋葬方法として注目されています。
比較的あたらしい埋葬方法ではあるので、しっかりとご家族で相談して、ぜひ実際に現地に行って雰囲気なども確認して決めていくことをお勧めします。
樹木葬で永代供養を検討されている方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただけますと幸いです。