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樹木葬の費用は埋葬方法などによって変わり、価格帯も約5万円〜150万円と非常に幅広くなっています。また、納骨人数やお墓の立地、運営主体など、さまざまな要素によっても費用が変動します。

満足のいくお墓選びができるよう、この記事では、樹木葬の費用相場や費用の内訳、費用をできるだけ安くする方法について紹介します。

樹木葬を選ぶうえでの注意点や樹木葬の実例についても合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

またエータイの永代供養墓・樹木葬・納骨堂は、累計3万人以上のお客様にお選びいただいております。
「将来お墓の管理が心配」「お墓のことで家族に負担をかけたくない」「跡継ぎ・墓じまい不要のお墓にしたい」などお考えの方は、ぜひ一度お近くのお墓をご覧ください。

樹木葬の平均費用はいくら?2025年最新相場は67.8万円

樹木葬の平均費用は「第16回お墓の消費者全国実態調査(2025年)」によると、67.8万円となっています。

この費用には、永代供養料や墓地の使用料、お墓の管理費などが含まれていることが多く、最初にこれらの費用を一括で支払えば、追加費用はかからないケースがほとんどです。

この調査における「一般墓の平均購入金額」は155.7万円となっていることから、樹木葬は一般墓に比べて大幅に費用が安いことがわかります。

樹木葬の費用相場は埋葬方法で変わる

樹木葬の種類

樹木葬の埋葬方法は主に「合祀墓タイプ」と「個別墓タイプ」の2種類あり、それぞれで費用が異なります。

ここでは、それぞれの樹木葬の費用相場と実例を紹介します。

合祀墓タイプ:5万円~30万円

合祀墓タイプとは、遺骨を骨壺から取り出して、他の人の遺骨と一緒に埋葬する形式のお墓のことをいいます。

他の人と同じスペースに納骨するため、使用する墓地の面積が少なく、費用も抑えられることが特徴です。

合祀墓タイプの費用相場は5~30万円と比較的安価ですが、他の人の遺骨と混ざってしまうため、後日遺骨を取り出すことはできない点に注意が必要です。

それでは、合祀墓タイプの樹木葬の実例を2つ紹介します。

萬福寺(東京都大田区南馬込)

萬福寺は、長い歴史がある曹洞宗の寺院です。本尊の三尊像は三国伝来とされ、その価値が非常に高く評価されています。

萬福寺では彼岸会や大施餓鬼会、写経会などさまざまな年中行事が催されています。地域住民はもちろんのこと、初めての参拝者でも参加しやすい、開かれた雰囲気の寺院です。

萬福寺の永代供養付樹木葬「自然想 やすらぎの風」の費用は、19万8,000円からとなっています。

▶︎萬福寺の樹木葬について詳しく見る

勧行寺(神奈川県鎌倉市)

勧行寺-永代供養墓・樹木葬墓域

勧行寺は、鎌倉の住宅地にある落ち着いた雰囲気の、日蓮宗の寺院です。14世紀はじめに創建されており、江ノ島電鉄「腰越駅」から徒歩一分の好立地にあります。

本堂には本尊のマンダラが祀られており、地域に親しまれている寺院です。

勧行寺の永代供養付樹木葬「自然想 やすらぎの風」の費用は、萬福寺と同様に19万8,000円からとなっています。

▶︎勧行寺の樹木葬について詳しく見る

個別墓タイプ(1人・家族):50万円~150万円

個別墓タイプ(1人・家族)とは、個別の区画に1人もしくは家族単位で遺骨を埋葬する形式のお墓のことをいいます。

他の人の遺骨と一緒にならず、個別で埋葬されることから、後日遺骨を取り出すことが可能です。

個別墓タイプでは、7回忌や13回忌など、一定期間が経った後に合祀されるものと、永代にわたって個別のまま安置されるものがあります。

費用の目安は50万円~150万円ですが、埋葬人数によって金額が変動します。また、個別の埋葬期間が長いものほど、費用も高くなる傾向にあります。

個別墓タイプの樹木葬を検討する際は、埋葬人数や個別埋葬期間についてあらかじめ確認し、予算に合うものを選ぶようにしましょう。

樹木葬の個別墓タイプ(1人・家族)の実例を2つ紹介します。

慈光院(東京都墨田区)

ご好評につき2025年4月オープン!慈光院 大型 永代供養墓

「亀命山 慈光院」は1514年創建と伝えられている、歴史ある曹洞宗の寺院です。聖観世音主菩薩を本尊としており、「東あずま駅」と「亀戸駅」から徒歩圏内の、交通アクセスが良い場所にあります。

駐車場完備で送迎バス対応やバリアフリー化も進んでおり、施設も充実しているため、いつでも気持ちよくお参りできます。

慈光院の永代供養付樹木葬「自然想 やすらぎの風」では、個別墓型の樹木葬は55万円からとなっています。

▶︎慈光院の樹木葬について詳しく見る

東光院(埼玉県東松山市)

東光院-永代供養付個別墓「やすらぎの郷」、永代供養付樹木葬「自然想 やすらぎの風」

東光院は、江戸時代に開山された、歴史ある天台宗の寺院です。

本尊は阿弥陀如来像で、境内には六地蔵や三面馬頭観音など多様な石仏が点在し、静かな祈りの場となっています。

また、駐車場完備で、バリアフリー・送迎・会食スペースなども備えられているなど、利便性が高いことも魅力です。

永代供養付樹木葬「自然想 やすらぎの風」では、個別墓型は55万円からとなっています。

▶︎東光院の樹木葬について詳しく見る

ペットと入れる樹木葬の費用相場は?

樹木葬の中には、ペットと一緒に眠れるタイプもあり、新しい供養の方法として注目されています。

また、ペットの遺骨のみを埋葬する「ペット専用の樹木葬」もあり、ペットを家族のようにきちんと供養したいという人に選ばれています。

ペットと一緒に入れる樹木葬、もしくはペット専用の樹木葬の費用相場は以下のとおりです。

埋葬方法飼い主と一緒ペットのみ
合祀型30万円~50万円程度1万円~5万円程度
個別型40万円~100万円程度10万円~30万円程度

合祀型の場合、人の遺骨とペットの遺骨を区別なく一緒に埋葬し、自然に還るという考え方です。

合祀型は、費用を抑えながらペットと一緒に眠りたいという人に人気があります。

ペットと自分だけの個別スペースで眠りたいという場合は、個別型を選ぶようにしましょう。

ただし、寺院や霊園によって埋葬のルールが異なるため、事前にしっかり確認することが大切です。

樹木葬にかかる費用の内訳と相場

樹木葬にかかる費用の内訳は以下のとおりです。

  • 墓地使用料(永代供養料)
  • 埋葬料
  • 銘板彫刻料
  • 維持管理費(年間管理費)

それぞれの費用の内容や費用相場を紹介します。

墓地使用料(永代供養料)

墓地使用料とは、遺骨を埋葬する区画や土地を使用するための費用を指します。

また、多くの場合、墓地使用料には「永代供養料」が含まれています。

永代供養料とは、寺院が遺骨を永代にわたって供養や管理するための費用です。

樹木葬では、永代供養料は墓地使用料に含まれるか、もしくは必要ない場合がほとんどです。

墓地使用料(永代供養料)は、前述した樹木葬の種類によって変わり、相場は以下の通りになります。

  • 合祀型タイプ:5~30万円
  • 個別墓(1人・家族)タイプ:50万円〜150万円

埋葬料

埋葬料とは、遺骨を埋葬するときに必要な費用を指します。この費用も墓地使用料に含まれている場合があるため、費用内訳を確認することが大切です。

また、個別墓タイプの樹木葬で、ご家族や友人など複数の遺骨を埋葬する場合は、遺骨を埋葬するごとに埋葬料がかかる場合があります。

複数名で樹木葬を利用したい場合は、埋葬料について、あらかじめ寺院や霊園に確認するようにしましょう。

銘板彫刻料

銘板彫刻料とは、故人の名前などを刻んだ銘板、いわゆるネームプレートを設置する際の費用になります。

銘板の有無はオプションで選べる場合もありますが、樹木葬ではこのような銘板を設置することが多いです。

設置する場合の費用相場は1万円〜20万円程度で、樹木葬の価格を変動させる大きな要素の一つです。

維持管理費(年間管理費)

維持管理費とは、霊園の設備維持に必要な費用を指します。費用相場はおよそ「1万円/年間」程度です。

霊園によっては、この維持管理費も前述の「墓地使用料」に含まれる場合もあります。

購入後は維持管理費がかからない場合、継続費用の負担がなくなり、子や孫に費用の負担を残すこともありません。

エータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、年間管理費不要の樹木葬をご紹介しております。まずはこちらからお近くのお墓をお探しください。

樹木葬の費用が安い理由

ここまでの解説でわかる通り、樹木葬は一般墓と比較して費用を安く抑えることができますが、樹木葬はなぜこのように費用が安いのでしょうか。その理由を2つ紹介します。

墓石が不要だから

樹木葬では樹木や草花を墓標とするため、墓石が不要です。

墓石の相場は数十万円から百万円以上と高額なため、墓石がない樹木葬は費用が安く抑えられます。

また、墓石の設計費用や彫刻費用など、墓石建立に付随する費用も省けるというメリットもあります。

合祀タイプを選べるから

他の人の遺骨と一緒に埋葬される「合祀タイプ」は、個別の埋葬スペースが不要なため、費用が安いことが特徴です。

樹木葬の合祀型では、5万円~30万円となっており、一般墓に比べて大幅に安くなっています。

樹木葬の購入費用を安くするための7つのポイント

樹木葬の費用をできる限り抑えるためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここでは、確認すべき項目について紹介します。

樹木葬の埋葬方法

樹木葬には「個別墓タイプ(1人・家族)」と「合祀墓タイプ」の2種類がありますが、最も費用を安く抑えられるのは合祀墓タイプの樹木葬です。

合祀すると、最初から他の人の遺骨と一緒に埋葬されます。合祀墓タイプは、遺骨を後から取り出す予定がない人や、費用をできるだけ抑えたい人に適しています。

個別墓タイプは遺骨を後から取り出すことが可能ですが、個別の区画となり墓地の使用面積が広いため、合祀墓タイプに比べると費用が高くなります。

樹木葬の埋葬場所とアクセス

樹木葬は埋葬場所によっても費用が変動します。

埋葬場所は、主に以下の2つに分けられます。

  • 里山型:許可を受けた山林に埋葬する
  • 公園型(都市型):公園のように整備された墓地に埋葬する

里山型は、山間部など都市部から離れた場所にあることが多く、交通アクセスが悪いため、費用が安く抑えられている傾向があります。

それに対して公園型(都市型)は、地価が高い都市部に多いため、費用も高い傾向があります。

「より自然に近い形で眠りたい」「費用をできるだけ安く抑えたい」という考えの人には、里山型がおすすめです。

「交通アクセスがよく、管理が行き届いた樹木葬がいい」という人は、都市型の樹木葬を検討しましょう。

樹木葬の運営主体

樹木葬を選ぶときには、樹木葬を運営している団体を確認しましょう。

樹木葬の主な運営主体は、大きく分けて以下の3種類です。

  • 寺院墓地:寺院が運営
  • 公営墓地:地方自治体が運営
  • 民営墓地:財団法人や社団法人、宗教法人またはそこから運営委託を受けた民間企業によって管理・運営

公営墓地は地方自治体が運営しているため、比較的費用を安く抑えられる可能性があります。

寺院墓地は、費用はそれぞれの寺院が独自に設定するため、場合によっては費用が高額な場合もありますが、墓地が寺院内にあるため安心できます。

民営霊園は施設やサービスが充実しているところが多い一方、費用は比較的高い傾向にあります。

公営の樹木葬霊園は数は多くありませんが、費用をできる限り安くしたい方は近くに公営墓地がないか探してみると良いでしょう。

シンボル(墓標)

樹木葬は、樹木を墓標とする場合、一人につき一本植樹するタイプと、一つの大きなシンボルを複数人で共有するタイプがあります。

シンボルツリーを共有するタイプのほうが、費用が安く、金銭的な負担を低くできます。

また、墓標としてプレートや石碑を設置するタイプの樹木葬もあります。プレートを設置する場合は、好きな言葉やイラストを彫刻することもできる場合があります。

個別に納骨する期間

個別型樹木葬など、個別に安置できる期間がある樹木葬を選ぶ場合、個別安置している期間は「年間管理費」が必要になることが多いです。

個別安置期間を過ぎて合祀されると管理費はかからなくなります。

費用を安くしたい場合は、個別安置期間が短い樹木葬を選ぶようにしましょう。

納骨する人数

個別墓タイプの樹木葬の費用は、納骨人数に比例します。例えば家族や友人同士で利用する場合、単純に納骨する人数が増えれば増えるほど、費用は上がることになります。

樹木葬を選ぶ際は、あらかじめ納骨人数を決めて、その人数に見合った区画の樹木葬を選ぶようにしましょう。

その他オプション

前述の通り、樹木葬を利用する際、故人の名前を彫ったプレートなどをオプションとして設置できる場合がありますが、これらは別途費用がかかることが多いです。

その他、別料金でシンボルとなる樹木を選べることもあります。

費用を安くしたい人は、自分にとって不要なオプションが入っていないかをチェックしましょう。

樹木葬の費用を抑える方法について、更に詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

樹木葬を安く購入する際の注意点

「できるだけ安く樹木葬を購入したい」と思う方もいるかと思いますが、費用だけにとらわれて樹木葬を選ぶと、後から後悔してしまう可能性もあります。

樹木葬を購入する際の注意点は、以下の3つです。

  • 現地を見学する
  • 複数の樹木葬の費用を比較検討する
  • 事前に家族や親族の理解を得ておく

それぞれの理由を詳しく解説します。

現地を見学する

樹木葬を選ぶ際には、必ず現地を見学しましょう。思ったよりも交通アクセスが悪かったり、駐車場から埋葬場所までの道が整備されておらず、歩きづらいことがあります。

自分のイメージと実際の霊園の雰囲気が違うこともあるため、購入後に後悔しないためにも、必ず見学して確認するようにしましょう。

複数の樹木葬の費用を比較検討する

樹木葬の費用は、それぞれの霊園によって大きく異なります。

プレートの彫刻料や年間管理費などは、基本料金に含まれている場合とオプションになる場合があるため、事前に確認することが大切です。

実際にかかる費用を確認し、複数の樹木葬を比較して納得できる樹木葬を選ぶようにしましょう。

樹木葬で後悔しないためのポイントについては以下の記事を参考にしてください。

事前に家族や親族の理解を得ておく

樹木葬は比較的新しい供養方法で、馴染みがないという人も多くいます。そのため、樹木葬を選ぶ際は家族や親族の合意をしっかり得ることが大切です。

特に、高齢の親族や、お墓を代々受け継ぐことが当たり前と思っている世代にとっては、樹木葬のようなスタイルは理解されにくいことがあります。

将来トラブルが起きないように、何度も話し合いの機会を持ち、合意を得てから進めるようにしましょう。

樹木葬の費用におけるトラブル例

樹木葬の費用についてのトラブルとしては、以下のような例があります。

  • 納骨費用やプレート代などが追加で発生した
  • 生前購入で、亡くなるまでは管理料が必要と言われた
  • 希望の区画は追加料金がかかった

ほとんどの樹木葬は永代供養のため、お墓の年間管理費は不要なケースが多くなっています。しかし、一部の樹木葬では年間管理費が必要なケースがあるため、注意が必要です。

また、生前購入の場合、亡くなるまでは年間管理費がかかる場合もあるため、契約内容をよく確認することが大切です。

また、樹木葬は最初にすべての費用を一括して支払うことが多くなっていますが、納骨費用や法要代などは追加で費用がかかることもあります。

初期費用に何が含まれているのかをきちんと確認するようにしましょう。

樹木葬のトラブル事例と対策については、以下の記事も参考にしてください。

まとめ

樹木葬の費用は、合祀墓タイプは5万円~30万円、個別墓タイプ(1人・家族)は50万円~150万円となっています。樹木葬の費用は一般のお墓に比べて比較的安く、お墓に関する費用を抑えられることがメリットです。

また、遺骨の供養や管理を寺院に任せられる樹木葬が多いため、誰もが安心して眠れることも魅力です。

樹木葬を検討する際は、資料を請求し、実際に見学に行って納得できる樹木葬を選ぶようにしましょう。

エータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計3万組以上のお客様に年間管理費不要の永代供養墓・樹木葬・納骨堂をご紹介しております。

もし現在お墓選びを検討されていたり、お墓について悩みがありましたら、エータイが紹介する寺院をまとめた資料を参考にしてみてください。

※調査期間:2021年1月1日~2024年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
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