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近年、樹木を墓標とする樹木葬は人気が出てきており、樹木葬ができる場所や種類が増えてきました。

しかし、事前確認を怠ったことで、契約後トラブルに見舞われるケースもあるようです。

そこで今回は、代表的なトラブル事例をいくつかご紹介します。

もし樹木葬についてイチから知りたいという方はこちら記事をご覧ください。

またエータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計2万6千組以上のお客様に年間管理費不要の永代供養墓・樹木葬をご紹介しております。
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樹木葬で多いトラブル

樹木葬で多いトラブル

樹木葬で数多く発生している代表的なトラブルは、「アクセスが不便であること」や、「費用が思いのほか高いこと」です。

アクセスが不便

樹木葬は、大きく「霊園タイプ」と「里山タイプ」に分けられます。

公園のように区画整備する霊園タイプは、都心からアクセスしやすい場所にも存在しています。

しかし、里山タイプは基本的にできるだけ里山の自然な姿を残しておくというコンセプトで運営されているため、霊園が都心から離れている傾向にあります。

里山タイプは、霊園タイプに比べてかなり広い土地を確保している代わりに、アクセスがよくないことが多いのです。

費用が思いのほか高い

樹木葬は、墓石の代わりに樹木や各種の植物をお墓の目印にする埋葬スタイルです。

墓石代がかからないので、それだけ出費を抑えられるケースは少なくありません。

とはいえ同じ樹木葬でも、埋葬方法によって費用は異なります。

ひとつの樹木のもとに複数の遺骨がまとめて埋葬される合祀型であれば基本的に費用は安く設定されていますが、個別墓は合祀型より高額になるのが一般的です。

そのため、樹木葬だから安いだろうと期待すると、予想外の金額に驚くことがあります。

また、お寺が墓地の一画を利用して樹木葬をおこなっている場合、実際に契約する時点になって、宗派が問題になるかもしれません。

これらのトラブルに巻き込まれないためには、樹木葬を申し込む際に料金や利用条件について細かく確認しておくとよいでしょう。

樹木葬で後悔したこと

樹木葬で後悔しないために、以下の点はしっかりと確認しておくようにしましょう。

納骨期間が短い

樹木葬では、お寺や寺院が定めた遺骨の保管期間があることが多く、主に33回忌などの節目で遺骨は合祀墓へ移されます。

遺骨の保管期間というものは、一般的なお墓にはない制度であるため、納骨した遺骨が合祀されるまでの期間を、短いと感じる方もいるようです。

樹木葬の契約の際には、遺骨の保管期間には注意しましょう。

樹木の管理

樹木葬では、管理者が樹木を管理します。

樹木の手入れの方法や頻度は、管理者によって異なります。

そのため、樹木がいつでも綺麗に植えられている保証はありません。

また、一部のお墓では、樹木の管理は遺族に一任するという形を取っている場所もあります。

樹木葬を利用する場合は、樹木の管理頻度や、管理は誰が担当するのか確認しておくと良いでしょう。

樹木葬のメリット

樹木葬のメリット

故人を自然に還すことができる

「死後は自然に還りたい」と願う自然思考の方が、多く利用を希望しています。

自然に還る、というと土葬が挙げられますが、日本では土葬が行える墓地は多くはありません。

その点、多くのお墓で利用できる樹木葬は、自然思考の方の希望に添える埋葬方法と言えます。

遺族の負担を軽減できる

樹木葬では、遺骨の管理や供養は、寺院や霊園が行ってくれます。

そのため遺族の方のお墓に関する負担が減り、後継者の問題や悩みの軽減に繋がります。

費用が抑えられる

樹木葬は、一般のお墓に比べて費用が少なく済みます。

一般的な墓地では、墓石などを用意しなくてはいけないため、おおよそ300万円ほど必要となりますが、樹木葬では墓石を用意する必要はないので、おおよそ10万円〜30万円ほどで利用が可能です。

樹木葬のデメリット

親族から理解してもらえない

樹木葬は、歴史が浅い供養方法です。

親族の中に歴史の深い「墓石タイプ」のお墓にこだわりがある方がいる場合、樹木葬の理解をしてもらえないケースもあります。

また、期間を過ぎると合祀され、遺骨を取り出せなくなることなどが、親族の反対意見として挙げられます。

一般的な法事・法要ができない場合がある

樹木葬では、供養・管理は寺院や霊園が行います。

そのため通常は遺族が行う法事は、樹木葬では必要ありません。

またお墓参りの際も、墓石やその周りの清掃などは必要ありません。

こういった通常のお墓とは異なる、仕様がデメリットとして挙げられます。

交通の便が悪い場合がある

樹木葬の中には、里山など自然豊かな場所にあるお墓があります。

その場合、都心から遠い、また駅からお墓までが遠い、ということがデメリットとして挙げられます。

樹木葬選びのポイント

さまざまなトラブルを考慮した場合、樹木葬選びでは「交通アクセス」「費用」「利用ルール」が特に注意したいポイントとして挙げられます。

交通アクセスは悪くないか

埋葬場所までの交通アクセスの悪さは、お墓参りを不便にする大きな要因のひとつです。

せっかく見晴らしのよい場所で大好きな樹木のもとに埋葬してもらっても、アクセス条件がよくなければ遺族はお墓参りに苦労するでしょう。

遺族の負担まで考えるなら、樹木葬はアクセスしやすい場所を選んだほうが賢明といえます。

費用は予算内か

樹木葬の費用は、できるだけ予算内に抑えたいところです。

節約を優先して考えれば、出費の少ない合祀型が望まれるでしょう。

とはいえ、血のつながった故人の遺骨が見知らぬ他家の遺骨と混ざることに抵抗を感じる遺族は、実際のところ少なくありません。

金額だけでなく遺族の心情まで配慮し、予算の範囲内で自分たちのニーズに応えられる樹木葬がないか、よく調べる必要があるでしょう。

樹木葬の費用について、詳細は下記リンクをご参照ください。

利用ルール

樹木葬では多くの場合に宗教・宗派を問われませんが、寺院によっては問われる可能性があります。

また、稀に檀家入りが樹木葬の利用ルールに含まれている寺院も存在します。

そのため、「樹木葬を利用するだけだから、檀家に入らなくて大丈夫」と思い込んでいると、トラブルに発展する恐れがあります。

トラブルを避けるために、しっかり情報を集めて自分に合う寺院や霊園を選ぶと安心です。

申し込みから散骨までの流れ

申し込みから散骨までの流れ

樹木葬の申し込みから散骨までの流れは、大まかに「資料請求」「実地見学」「納骨式の打ち合わせ」「埋葬許可証の準備」「散骨(納骨式)」の順で進みます。

資料請求

チラシ広告やインターネットで各種の情報を集め、気になる寺院・霊園が見つかったら、まずは資料請求をしましょう。

資料が届いたら、アクセス方法・費用・利用ルールなどをしっかりチェックします。

実地見学

手元に取り寄せた資料に目を通して、ある程度まで候補地を絞り込めたら、次は実地見学です。

候補地まで自分の足で移動することで、お墓参りでどれくらいの時間や体力を使うかや、交通アクセスなどを実感することができます。

納骨式の打ち合わせ

樹木葬の依頼先が決まったら、日程など納骨式における必要事項を僧侶と打ち合わせます。

基本的には、葬儀でお世話になった僧侶や、寺院墓地の場合は納骨先の寺院に納骨式もお願いすることになります。

連絡が遅れると僧侶の予定が埋まるかもしれないので、早めの打ち合わせを打診しましょう。

埋葬許可証の準備

日本で納骨するには、「埋葬許可証」が不可欠です。

埋葬許可証は、納骨の際に寺院や霊園に提出する必要があります。

また、自治体に死亡届などを提出すると火葬許可証が発行され、その書類が火葬後に埋葬許可証としても利用されます。

散骨(納骨式)

樹木葬の場合、納骨式の方法は多種多様です。

樹木の周りに散骨する場合もあれば、根元に埋葬するスタイルもみられます。

いずれにしても、納骨まで済んだら僧侶に読経してもらい故人の冥福を祈ります。

散骨について詳細は下記リンクをご参照ください。

樹木葬がおすすめな人

以下に当てはまる方には特に、樹木葬がおすすめです。

自然志向な人

自然回帰を考えるなら、土葬を想像される方も多いと思います。

しかし日本では、土葬ができるお墓はほとんどありません。

また、海へ散骨をするという埋葬方法もありますが、遺骨がなくなり遺族の心より所がなくなる、というデメリットがあります。

樹木葬は、自然に寄り添いつつ遺族の居場所にもなれるため、自然に還りたいと考える方におすすめです。

お墓の後継者に悩んでいる人

樹木葬は、お墓の管理・供養は寺院や霊園が行ってくれます。

後継者になる方が遠方に住んでいるため、管理で面倒をかけたくない、自分のお墓を後継してくれる人がいない。

こういった悩みを抱えている方には、おすすめの供養方法といえます。

お墓に費用をかけたくない人

樹木葬は、通常のお墓よりも費用がかかりません。

お墓ではなく、生前の生活費にお金を使いたい。

遺族に遺産として残してあげたい。

このように考えている方には、樹木葬はおすすめの供養方法といえます。

樹木葬のデザイン

樹木葬のデザイン

樹木葬では、石のプレートを遺骨の場所に設置しますが、そのデザインは遺族が決めることができるものもあります。

デザインを選べる場合、プレートの形は四角が多く選ばれていますが、丸や、その他の形も希望することが可能です。

また、プレートに使う石もデザインが可能です。

種類によっては非常に高価な石材もあるため、見た目と費用の両方で納得のできるものを選びましょう。

樹木葬のお墓参り

樹木葬は、参拝時間が寺院や霊園などによって異なりますが、基本的に霊園の開園時間ならお墓参りが自由にできます。

また、樹木葬では、防火の観点から、勝手にロウソクなどを立てることが禁止されているケースがあります。

焼香台や献花台が設けられている場合は、そこを使うようにしましょう。

そして、他の方と供養スペースを共有しているため、お供え物は置けない場所もあります。

これらについては事前に寺院や霊園に確認していくと良いでしょう。

まとめ

一口に樹木葬といっても、交通の便、費用、利用ルールは一律ではありません。

そのため、理解不足のまま樹木葬を行うと、トラブルにつながります。

情報収集や実地調査には十分に時間をかけ、滞りなく遺骨を納められるように準備を進めましょう。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓・樹木葬をご紹介しています。

当社でご紹介する永代供養墓・樹木葬は、安置期間を定める合祀タイプや、合祀されることなく永代にわたり個別で利用できる個別タイプなど、ご要望に合わせて様々なプランをご用意しています。

どのタイプのお墓も年間管理費不要で管理・供養をお任せできる永代供養墓・樹木葬ですので、お墓の維持費をかけたくない方や家族に迷惑をかけたくないという方にもおすすめです。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

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