墓地の種類は何がある?民営・公営・寺院墓地の違いや特徴
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お墓選びで大切にしたいこと
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Q1. お墓選びで大切にしたいことは?
※3つまで選択できます
墓地には、自治体が管理する「公営墓地」、民間の法人などが運営する「民営墓地」、寺院が管理する「寺院墓地」など、さまざまな種類があります。
お墓を選ぶ際は、費用や立地だけでなく、宗旨・宗派の制限やお墓の管理方法、お参りのしやすさなどを確認し、希望に合ったものを選ぶことが大切です。
この記事では、墓地の種類ごとの特徴やメリット・デメリット、費用の目安、選び方のポイントまで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
またエータイの永代供養墓・樹木葬は、累計3万5千人以上のお客様にお選びいただいております。
「将来お墓の管理が心配」「お墓のことで家族に負担をかけたくない」「跡継ぎ・墓じまい不要のお墓にしたい」などお考えの方は、ぜひ一度お近くのお墓をご覧ください。
墓地とは
墓地とは、一般的には遺骨や遺体を埋葬するための場所を指します。
法律上は「墓地、埋葬等に関する法律」において、墳墓を設けるために都道府県知事などの許可を受けた区域と定められています。
一方、遺骨を納める「墳墓」は、遺体を埋葬したり、焼骨を埋蔵したりする施設を指します。
つまり、法律上は「墓地」が土地や区域、「墳墓」がその区域内に設けられるお墓という関係です。
なお、日本ではお墓を建てるためには、必ず行政許可を取る必要があります。
墓地と霊園の違い
「墓地」と「霊園」は、どちらも「お墓を建てて遺骨を埋葬する場所」のことを指し、日常生活ではほぼ同じ意味で使われています。
ただし、厳密には使われ方に違いがあります。
墓地は、法律上の定義がある言葉で、墳墓を設けるために許可された区域を指します。
一方、「霊園」は法律上で決まっている名称ではなく、比較的広い敷地に墓所や参道、緑地、休憩所などを整備した施設を指すことが一般的です。
墓地と墓所の違い
「墓地」と「墓所」も混同されやすい言葉です。
墓地は、複数の墳墓を設けるために許可された区域全体を指すのに対し、「墓所」は、その墓地の中に設けられた個々のお墓の区画を指すことが多くなっています。
ただし、「墓所」は法律上の用語ではないため、厳密に意味が決まっているわけではありません。
霊園や墓石業者によって墓地や墓所といった言葉の意味が異なる場合があるため、契約時に確認するようにしましょう。
運営主体による墓地の種類と特徴
墓地には、運営主体によって「公営霊園」「民営霊園」「寺院墓地」「共同墓地」に分けられます。
ここでは、それぞれの特徴とメリット・デメリットについて詳しく解説します。
民間経営の「民営霊園」
民営霊園とは、民間の宗教法人や公益法人・民間企業などが経営主体となり、管理・運営されているものをいいます。
民営霊園のメリット
民営霊園のメリットは、以下のとおりです。
- 施設やサービスが充実している
- 区画の大きさや墓石のデザインを選べる
- さまざまな供養方法を選べる場合がある
- 宗旨・宗派を問わない場合が多い
民営霊園は、大きな駐車場や休憩所、法要施設、バリアフリー設備などを整えている施設も多く、設備が充実していてお参りしやすいことが大きなメリットです。
また、永代供養墓や樹木葬、納骨堂などを選べる場合も多く、ライフスタイルに合った供養方法を選べます。
生前に墓地を契約できる施設もあり、自分たちの希望に合わせて準備を進めやすい点も特徴です。
民営霊園のデメリット
民営霊園のデメリットは、以下のとおりです。
- 費用が高くなる場合がある
- 石材店が指定されていることがある
民営霊園では、立地や設備、区画の広さによっては、永代使用料や墓石代、年間管理費などの費用が高くなるため注意が必要です。
また、民営霊園は施設ごとに利用規則が異なるため、複数の霊園を比較し、利用しやすいところを選ぶ必要があります。
さらに、石材店が指定されていたり、墓石の形状や大きさを自由に選べない場合もあるため注意しましょう。
自治体が運営する「公営霊園」
公営霊園は、都道府県や市区町村などの自治体が管理・運営する墓地です。
自治体によって募集時期や申込資格、使用料などが異なるため、情報収集をしっかりと行う必要があります。
公営霊園のメリット
公営霊園の大きなメリットは、以下のとおりです。
- 自治体が運営しており安心感がある
- 比較的費用が安い
- 宗旨・宗派の制限がない場合が多い
公営霊園は自治体が運営しているため安心感を得られること、比較的費用を抑えられることがメリットです。
また、宗旨・宗派の制限がない場合がほとんどのため、特定の宗旨・宗派に属していない人でも利用しやすくなっています。
公営霊園のデメリット
公営霊園のデメリットは、以下のとおりです。
- 申し込み条件がある
- 募集時期が限定されていて抽選になることがある
公営霊園では、「居住年数」や「遺骨の有無」など、細かく条件が定められている場合があり、誰でも申し込みができない可能性があることがデメリットです。
また、申し込みが多いと抽選になる場合も多く、希望する時期にお墓が手に入らない場合もあります。
設備やサービスについても、民営霊園ほど充実していないケースも多いため、実際に見学に行って状況を確認することが大切です。
寺院が運営する「寺院墓地」
寺院墓地とは、寺院が管理・運営する墓地のことをいいます。
寺院の境内や寺院に隣接した場所に設けられていることが多く、墓地の管理だけでなく、法要や供養についても寺院に相談できる点が特徴です。
寺院墓地のメリット
寺院墓地のメリットは、以下のとおりです。
- 手厚い供養を受けられる
- 落ち着いた雰囲気の中で眠れる
- 年忌法要などを相談しやすい
寺院墓地は、落ち着いた雰囲気の中で眠れること、墓地の管理と供養を同じ寺院に相談できることが大きなメリットです。
また、納骨や法要、年忌法要などについても、寺院の僧侶に継続して相談できるため、知識がない人でも安心できます。
寺院との関係を保ちながらご先祖様を供養できるため、宗教的なつながりを大切にする人にとって、寺院墓地は大きな魅力があるといえます。
寺院墓地のデメリット
寺院墓地のデメリットは、以下のとおりです。
- 入檀が条件の場合がある
- 護持会費や寄付が必要な場合がある
- 宗旨・宗派が制限されている場合がある
寺院墓地では、墓地を使用するために檀家になることを求められたり、葬儀や法要を寺院に依頼することを条件にしている場合があります。
また、墓地の永代使用料だけでなく、入檀料や護持会費、管理費、寄付などが必要になる場合があります。
これらの費用は寺院ごとに異なるため、事前に確認することが大切です。
ただし、永代供養墓や樹木葬を利用する場合は、檀家にならなくても利用できるケースが増えています。
寺院墓地を検討する際は、事前に詳しい条件を確認するようにしましょう。
エータイでは、檀家義務がなく過去の宗旨・宗派不問で、年間管理費も不要な永代供養墓・樹木葬をご紹介しており、累計3万5千人以上のお客様にお選びいただいております。
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地域住民が共同で管理する「共同墓地」
共同墓地とは、複数の家や地域の住民が共同で利用・管理する墓地のことをいいます。
共同墓地は一般的な墓地とは違い、地域の慣習や管理ルールに基づいて管理・運営されていることが特徴です。
共同墓地のメリット
共同墓地のメリットは、以下のとおりです。
- 費用を抑えられる
- 自宅に近いところで供養できる
- 地域とのつながりを保てる
共同墓地は地域住民が共同で管理するため、費用を抑えられる場合があります。
また、昔からその地域で生活している人々にとっては、地域とのつながりを保ちながらご先祖様のお墓を引き継いでいけることもメリットとなっています。
共同墓地のデメリット
共同墓地のデメリットは、以下のとおりです。
- 利用者が主に墓地の管理を行うことが多い
- 設備やサービスが限られている
- 利用資格が定められていることがある
共同墓地は地域住民が共同で管理していることが多く、清掃や草刈りなどを分担しなければならないことがあります。
また、民営霊園のようにホームページで設備や料金が詳しく紹介されていないことも多く、利用条件が分かりにくい場合があります。
費用だけでなく、管理作業や地域のルールまで含めて、自分や家族が継続して利用できるかを確認することが大切です。
供養方法によるお墓の種類と費用相場
お墓は運営主体だけでなく、供養方法によってもさまざまな種類に分けられます。
それぞれのお墓の特徴と費用相場を詳しく解説します。
一般墓
一般墓とは、墓地の区画に墓石を建立して遺骨を納める形式のお墓です。「〇〇家之墓」のように墓石に家名を刻み、家族や親族が代々受け継いでいく形が一般的です。
「第17回 お墓の消費者全国実態調査(2026年)」によると、一般墓の平均購入金額は152.0万円となっています。
ただし、一般墓の費用は墓石の大きさや区画の広さ、地域などで大きく変わるため、事前に複数の見積もりを取得して比較・検討することが大切です。
永代供養墓

永代供養墓とは、寺院が遺骨の管理や供養を行うお墓のことをいいます。
お墓の継承者が不要なため、お墓の継承者がいない人や、子どもに負担をかけたくないという人に選ばれています。
永代供養墓のタイプ別費用相場は、以下のとおりです。
| 永代供養墓のタイプ | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| 個別墓タイプ | 約50万円~150万円 | 一般墓と同様に、遺骨を個別スペースに納骨する |
| 回忌安置タイプ | 約16万5千円~33万円※ | 最初は個別に納骨し、一定期間後に合祀される |
| 合祀タイプ | 約5万円~30万円 | 他の人の遺骨と一緒に埋葬される |
永代供養墓には、最初から他の人の遺骨と一緒に埋葬する「合祀タイプ」、一定期間は個別に安置した後に合祀する「回忌安置タイプ」、ずっと個別の区画に埋葬する「個別墓タイプ」があります。
永代供養墓を検討する際は、個別安置の期間や年間管理費の有無、将来改葬が可能かどうかなどを確認するようにしましょう。
樹木葬
樹木葬とは、樹木や草花などを墓標とする供養方法です。自然の中で眠りたい人や、墓石を建てる従来のお墓に入りたくないという人から選ばれています。
樹木葬の種類と費用相場は、以下のとおりです。
| 樹木葬の種類 | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| 個別墓タイプ(1人・家族) | 約50万円~150万円 | 個別の区画に1人、または家族で埋葬される |
| 合祀墓タイプ | 約5万円~30万円 | 他の人の遺骨と一緒に埋葬される |
樹木葬には、一人ずつ、もしくは夫婦や家族で利用する「個別墓タイプ」と、複数の遺骨を最初から一緒に埋葬する「合祀墓タイプ」があります。
個別墓タイプは、専用の個別区画が必要なため、比較的費用が高いことが特徴です。
樹木葬は埋葬人数によって費用が変わるため、複数の遺骨を埋葬したい場合は、事前に費用を確認するようにしましょう。
納骨堂
納骨堂は、墓石内ではなく、建物などの屋内施設に遺骨を安置する供養方法です。
納骨堂の種類と費用相場は、以下のとおりです。
| 納骨堂の種類 | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| ロッカー型 | 約20万円~80万円 | コインロッカーのような小さな個人のスペースに納骨できる |
| 仏壇型 | 約30万円~150万円 | 納骨スペースが広く、複数の納骨が可能で、家族で代々受け継げる |
| 稼働型 | 約50万円~150万円 | ICカードをかざすと遺骨が参拝ブースに移動する |
| 墓石型 | 約50万円~180万円 | 屋内に墓石を建立する |
| 位牌型 | 約10万円~50万円 | 位牌を並べて安置し、遺骨は他の人の分とまとめて保管される |
納骨堂にはさまざまな種類があるため、自分の希望に合ったものを選べることがメリットです。
ただし、納骨堂の中には年間管理費が必要な場合もあるため、契約前に確認するようにしましょう。
お墓に埋葬しない供養方法と費用相場
近年はライフスタイルの変化により、お墓を持たない供養方法を選ぶ人も増えています。
ただし、「お墓を持てば良かった」と後々後悔するケースもあるため、慎重に検討することが大切です。
ここでは、お墓に埋葬しない供養方法と費用相場を解説します。
散骨
散骨とは、火葬した遺骨を粉末状にして、海や山などにまく供養方法です。
墓地に遺骨を埋葬するのとは異なりお墓を持たないため、費用を抑えられることが特徴です。
散骨の種類と費用相場は、以下のとおりです。
| 散骨の種類 | 費用相場 |
|---|---|
| 海洋散骨(貸し切り型) | 約20万円~40万円 |
| 海洋散骨(合同散骨) | 約5万円~15万円 |
| 海洋散骨(代行散骨) | 約3万円~10万円 |
| 山林散骨 | 約5万円~10万円 |
| 空中散骨 | 約20万円~50万円 |
| 宇宙散骨(バルーン葬) | 約20万円 |
| 宇宙散骨(流れ星供養) | 約30万円~100万円 |
| 宇宙散骨(月面供養) | 約100万円以上 |
散骨を行う場合は、どこでも自由に遺骨をまいてよいわけではなく、周辺環境や土地所有者、自治体の条例などにも配慮する必要があります。
散骨する際は専門業者に依頼するとよいでしょう。
散骨はお墓の費用が抑えられるものの、散骨後は遺骨を取り戻せないというデメリットがあります。
後から後悔しないよう、家族全員で十分に話し合って決めるようにしましょう。
直葬
直葬とは、通夜や一般的な葬儀・告別式を行わずに火葬する供養方法をいいます。
葬儀を行わないため、費用を抑えられることがメリットです。
「第7回 お葬式に関する全国調査(2026年)」によると、直葬の平均費用は49.56万円となっており、費用の内訳は「火葬料」「病院から安置場所までの搬送費」「棺代」「骨壺代」などとなっています。
ただし、地域や葬儀会社、安置する日数などによって費用が変わるため、事前に見積もりを取って確認することが大切です。
また、直葬した場合も、遺骨をどのように供養するのかを決める必要があります。
直葬を検討する場合は、葬儀費用だけでなく、その後の供養方法まで相談して決めるようにしましょう。
ゼロ葬
ゼロ葬とは、火葬後に遺族が遺骨を引き取らず、火葬場などに遺骨の取り扱いを委ねる方法をいいます。
自治体や火葬場によって遺骨の取り扱いに関するルールは異なるため、ゼロ葬ができるところ、できないところがあります。
また、火葬後に遺骨を引き取らなかった場合、後日遺骨を取り戻すことはできないため注意が必要です。
親族とトラブルになる可能性もあるため、全員の合意を得てからゼロ葬を検討するようにしましょう。
埋葬単位で見た墓地の種類
墓地は「誰と一緒に入るのか」という視点から分類することも可能です。
ここでは「個人墓」「夫婦墓」「家族墓」「合同墓」について解説します。
個人墓
個人墓とは、1人の遺骨を埋葬するために設けられたお墓です。
自分一人のお墓として使用するほか、子どもがいない人や、家族とは別のお墓に入りたい人などから選ばれています。
個人墓には、墓石を建てるタイプのほか、永代供養墓や樹木葬など、さまざまな形式があります。
自分の希望する供養方法を選びやすい一方、一般墓の場合はお墓の継承者が必要になるため、将来の管理方法や墓じまいについても検討しておくことが大切です。
夫婦墓
夫婦墓とは、夫婦2人の遺骨を一緒に納めるお墓です。
子どもにお墓の管理を負担させたくない夫婦や、夫婦だけで入るお墓を希望する人などに選ばれています。
夫婦墓は、一般的な墓石を建立するお墓だけでなく、永代供養墓や樹木葬などの供養方法でも利用できるものがあります。
子どもにお墓を引き継がない場合は、寺院に遺骨の管理や供養を任せられる、永代供養の夫婦墓を選ぶとよいでしょう。
家族墓
家族墓とは、家族単位で使用するお墓のことを差し、日本で最も主流な墓石を建てるタイプの一般墓がこの家族墓に該当します。個人墓や夫婦墓に対して、このような呼び方をされます。
一般墓が代表的ではあるものの、永代供養墓や樹木葬など、永代供養付きの家族墓も増えています。
家族で使用したいものの「子供にお墓のことで負担をかけたくない」という人は、永代供養がついた家族墓を検討すると良いでしょう。
合同墓
合同墓とは、複数の人の遺骨を同じ墓所に埋葬するお墓のことです。
個人や家族ごとに墓石を建てるのではなく、複数の遺骨を一つの墓にまとめて埋葬するため墓石の建立費用や維持管理の負担を抑えやすいという特徴があります。
合同墓には、寺院が遺骨の供養や管理を行ってくれる「永代供養」が付いている場合も多くなっています。そのため、お墓の継承者がいない人や、子どもに負担をかけたくない人に選ばれています。
なお、合同墓と似た言葉として「共同墓」「合祀墓」「合葬墓」などがありますが、「複数の遺骨を同じ墓所に埋葬する」という点で、ほとんど同じ意味として使われています。
契約する際は、最初から他の遺骨と一緒に埋葬するのか、一定期間個別に安置した後に合祀するのかを確認しておきましょう。
墓地を契約する際の流れ
墓地を検討する際は、まず家族で希望条件を整理してから候補を比較することが大切です。
墓地を契約する流れは、以下のとおりです。
- 理想の墓地をイメージする
- 条件に合った墓地の候補をいくつか出す
- 墓地を見学する
- 契約する
それぞれの手順を詳しく解説します。
1.理想の墓地をイメージする
まずは、自分が欲しい墓地をイメージして、条件を書き出してみましょう。
自分にとって都合がよいだけではなく、お墓参りをする家族のことも考える必要があります。
以下のような条件を書き出して、皆で話し合いましょう。
- アクセスや立地
- お墓の種類
- 予算
- 自分や家族の宗派
2.条件に合った墓地の候補をいくつか出す
希望条件が整理できたら、インターネットや自治体の情報、霊園・墓地検索サイト、石材店などを利用して候補を探します。
このとき、1か所だけを見て決めるのではなく、複数の墓地を比較することが重要です。同じような立地でも、永代使用料、管理費、墓石代、納骨費用などに違いがある場合があります。
また、価格だけでなく、宗旨・宗派の条件、承継者の要否、永代供養の有無、墓石の規定なども確認しましょう。
候補を3~5か所ほどに絞り、「費用」「アクセス」「設備」「供養方法」「管理条件」などを一覧にしておくと、後で比較しやすくなります。
3.墓地を見学する
候補が決まったら、実際に墓地を訪れて現地を確認します。
ホームページの写真だけでは分からない点が多いため、墓地選びでは見学が重要です。
確認したいのは、最寄り駅や駐車場から墓所までの距離、坂道や階段の有無、通路の広さ、トイレや休憩所などの設備です。
高齢になってからも墓参りを続けることを考え、現在だけでなく将来の歩きやすさも考えましょう。
4.契約する
見学して1つの墓地に絞り込めたら、契約をします。
契約の際には墓所使用契約を交わすため、公的書類が必要です。
担当者から必要書類について案内があるため、漏らさないようしっかり聞いておきましょう。
また、契約後に書類の不備があったとしても対応してもらえないことがあるため、契約前には必ず契約書を確認してください。
お墓を選ぶ際に確認すべきポイント
墓地選びでは、費用だけでなく、将来にわたって無理なく利用できるかを考えることが大切です。
ここでは、お墓を選ぶ際に確認すべきポイントを解説します。
ライフスタイルや価値観に合うか
近年はさまざまな供養方法が選べるため、自分のライフスタイルや価値観に合うものを選ぶことが大切です。
たとえば、代々お墓を継承していきたい人には一般墓が向いています。
一方、寺院に遺骨の管理や供養を任せられる「永代供養」がついたお墓を希望する場合は、永代供養墓や樹木葬などが候補になります。
ただし、同じ種類のお墓でも契約内容はそれぞれ異なります。
後悔しないお墓選びをするためにも、契約前に条件をしっかり確認して自分たちの価値観と合っているかを判断しましょう。
お墓参りしやすい立地か
墓地選びでは、アクセスの良さが非常に重要です。
将来、公共交通機関を利用するようになった場合でも、無理なくお参りに行ける場所かどうかを確認しておきましょう。
また、家族が複数の地域に住んでいる場合は、誰が主にお墓を管理するのかを考えて立地を決めるようにしましょう。
お墓の費用は予算内か
墓地選びの際は、予算内で購入できるかどうかを確認しましょう。
一般墓の場合は、永代使用料や墓石代に加えて工事費や納骨費用、年間管理費などが必要になることがあります。
見積もりにすべての費用が含まれているか、追加費用が発生する可能性があるかを確認することが大切です。
樹木葬や納骨堂、永代供養墓でも、納骨費やプレート代、法要費などが追加される場合があるため、見積書をしっかり確認しましょう。
契約前には、最初に必要な費用だけでなく、「毎年いくらかかるか」「将来追加費用が発生するか」まで確認し、予算内で購入できるお墓を選ぶようにしましょう。
宗旨・宗派は問われるか
墓地を選ぶときは、宗旨・宗派の条件も確認が必要です。
民営霊園や公営霊園では宗教的な制限がないケースが多いものの、寺院墓地では寺院の宗派に限られている場合があります。
ただし、寺院墓地の場合でも、永代供養墓や樹木葬、納骨堂を利用する際は宗旨・宗派が不問という場合も多いため、事前に確認するとよいでしょう。
墓地についてよくある質問
ここでは、墓地についてよくある質問を紹介します。
お墓の承継者がいない場合どうすればよいですか?
お墓の承継者がいない場合は、永代供養墓や樹木葬など、寺院に遺骨の管理や供養を任せられる「永代供養」のお墓を検討するとよいでしょう。
夫婦で宗旨・宗派が違っても一緒のお墓に入れますか?
夫婦で宗旨・宗派が異なる場合、一緒のお墓に入れるかどうかは墓地や寺院によって異なります。
まずは希望する墓地や寺院に問い合わせをして、規則を確認するようにしましょう。
墓地の種類によって費用は変わりますか?
墓地の種類によって費用が変わることが一般的です。特に一般墓の場合は、墓地の使用料に加えて墓石代や工事費などが必要になるため、初期費用が高くなる傾向があります。
一方、永代供養墓や樹木葬、納骨堂は墓石が不要なため、一般墓より費用を抑えられる場合があります。
ただし、同じ種類でも立地や条件によって費用が変わるため、見積もりを取って比較・検討するとよいでしょう。
まとめ
墓地には、運営主体によって「民営霊園」「公営霊園」「寺院墓地」「共同墓地」などの種類があり、さらに供養方法によって「一般墓」「永代供養墓」「樹木葬」「納骨堂」などに分けられます。
また、誰と一緒に埋葬するかという観点では、個人墓、夫婦墓、家族墓、合同墓などの選択肢があります。
近年はさまざまな供養方法を選ぶことができます。後悔がないお墓選びをするためにも、将来の家族の負担まで考えながら、自分や親族の考えや価値観に合ったものを選ぶようにしましょう。
※「いいお墓」に掲載されている全国の企業における永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ(調査期間:2021年1月1日~2025年12月31日)
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