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お墓といえば定番の形は決まっていますし、それを踏襲する人も多いもの。

しかし、時代は常に移り変わります。

現在では、「せっかくお墓を建てるのであれば、おしゃれなお墓にしたい」という声も増えてきているのです。

時代の変化に対応すべく、近年では様々な形式のお墓が立てられるようになりました。

今回は、お墓の形式について紹介していきます。

また、おしゃれなお墓を選ぶためのポイントについても触れていくので、ぜひチェックしてみてください。

エータイでは、80以上の厳選寺院と提携し、お客様のご要望にあわせた永代供養墓・樹木葬をご案内しております。

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お墓のデザインの特徴

お墓にも様々なデザインがあるわけですが、時代の中でその形式は変化してきました。

また、土地によってもその特色は大きく異なります。

時代によって移り変わる

お墓は、時代の変化とともに移り変わってきました。

日本で故人を埋葬する現在の「お墓」という文化の先駆けが生まれたのが、縄文時代。

古くから、亡くなった人を悼んで弔ってきたのです。

弥生時代に入ると、単なる埋葬だったものが、古墳と呼ばれるものを作って供養する形式に変化。

これがお墓の原型とも言えるでしょう。

平安時代になると、身分の高い人を弔う五輪塔が建てられるようになりました。

ただ、古墳や五輪塔は権力者のみに建てられるものであり、一般庶民はこの時代も埋葬での弔いが主流でした。

一般の人のお墓が建てられるようになったのは、江戸時代に入ってからとされています。

ここから現在まで続くお墓は、基本的に和型のお墓として親しまれてきました。

そして近年、さらに様々な形へとお墓は変化していきます。

地域によって異なる

お墓の形は、地域や宗教などによっても変わってきます。

必ずしもそうしなければならないという決まりはありませんが、長年慣習で受け継がれてきているのです。

例えば、地域によって墓石の色や形が異なります。

関東より西側の地域では白系、北側では黒系の墓石が使われるのが一般的。

これは、その土地で採れる石の色が影響していると言われています。

また、関西から中部地方においては遺骨を土に還す形で納骨するのが一般的。

そのため、骨壷に入れた状態で埋葬する地域と比べると、お墓のサイズが小さい傾向にあります。

墓石の種類

墓石の種類

ひとくちにお墓と言っても、そのデザインは多種多様です。

昔ながらの日本らしい「和型」はもちろん、近年では洋風のデザインを取り入れた「洋型」タイプ、また斬新でデザイン性に優れた型なども登場しています。

和型

和型の墓石は、おそらく日本で最も親しまれてきた形でしょう。

もともと仏舎利塔と呼ばれるお釈迦様の遺骨を納めたものに由来しており、平安時代に建てられた五輪塔や供養塔などの名残と言えるデザインです。

基本的には、「棹石」「上台」「下台」という3つの墓石から構成されています。

これに加えてお墓参りの際に使用する供物台や花立てがついている形がポピュラーです。

一般的に寺院墓地に建てられるお墓はこのタイプになる場合がほとんど。

こだわりがある場合は、彫刻する文字も宗派などによって書き方が異なります。

洋型

洋型のデザインは、海外のお墓を模したものとなっています。

基本的に主碑と台石の2段構成であり、直方体や台形の主碑が一般的です。

和型よりも低く、シンプルな作りが特徴で、霊園などで多く取り入れられます。

伝統的な和型墓石と比べると新しい形式ではありますが、2019年の調査によると新たにお墓を購入した人のうち48.6%の人が洋型の墓石を採用。

同調査過去4年で最高値ということから、徐々に受け入れられている様子がうかがえます。(一般社団法人全国優良石材店の会「2019年お墓購入者アンケート調査」より)

モダンで重心が低く、地震などにも耐えやすいというメリットもあります。

デザイン型

洋系よりもさらに独創的なデザイン型の墓石も、近年では多く見られます。

デザイン型は、和型・洋型などように形にとらわれず、自分の好きなようにデザインを決めることが可能。

例えば故人をモチーフにしたデザインの墓石や、故人が好きだった趣味をモチーフにしたデザインの墓石、ブルーなど色のついた石やガラスを使った墓石など、デザインはさまざまです。

なんと、有名な作家に墓地の彫刻をデザインしてもらうことも可能。

いつまでも故人を忘れないデザインにできます。

ただ、デザイン型の墓石を受け入れている墓地はまだまだ少なく、特に宗教や長年の形式を重んじる寺院墓地においては、断られてしまったりトラブルに発展したりするケースも少なくありません。

また、デザインが完全にオリジナルの場合、墓石のみで相場が大体250万円程度ですので、通常の墓石と比較すると高額になってしまいます。

デザイン型を採用したいのであれば、あらかじめ墓地と相談をした上で決めましょう。

おしゃれなお墓を建てる時の墓地選びの注意点

墓石と同様に、墓地にも種類があり、主に「寺院墓地」「民営墓地」「公営墓地」の3つに分類されます。

寺院墓地は寺院が管理している墓地であり、供養などの行事が行いやすい反面、お墓を建てるには檀家になるなどの制約が比較的多いのが特徴。

墓石においても、基本的にはルールが設けられている場合が多く、デザインの自由度を求めるのは難しいといえます。

公営墓地は、地方自治体が運営しています。

寺院墓地と比較すると墓石の自由度が高く、オリジナルな形の墓石を建てるといったことも行われています。

経営面でも安定していますが人気のため採用枠も少ないのが残念なポイントです。

民営墓地は民間の宗教法人などが運営しています。

墓石デザインの自由度は比較的高いですが、費用が高いのが難点です。

おしゃれなお墓の形式

おしゃれなお墓の形式

お墓の種類も様々ありますが、費用を抑えておしゃれなお墓を建てたいと考えるようでしたら、お墓の形式から選ぶのがおすすめです。

お墓は、以下の形式に分類されます。

・永代供養墓
・納骨堂
・樹木葬

永代供養墓は、寺院や墓地の運営側が管理を代わってくれるので、墓地が遠くてなかなか手入れに行けないという人にもおすすめです。

永代供養墓に興味がある方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください!

また、永代供養については下記の記事でもまとめております。

永代供養とは?その種類や費用、メリット・デメリット、選び方のコツ

納骨堂は個人の遺骨を決められた区画に納めるもので、墓石を建てるよりもリーズナブルな形で供養が可能。

墓地を建てるスペースが確保できない都心部などで主流となっています。

そして、今注目されているおしゃれなお墓が樹木葬と呼ばれるもの。

木々の根元に故人の遺骨を埋めることで、供養をします。

ヨーロッパ流のガーデニングが施されたバラがメインの霊園や、緑豊かな和モダンの霊園、ステンドガラスが美しい霊園など、まるでおしゃれな公園やガーデニング施設のような霊園で供養をすることができます。

墓石を建てるよりも費用は少なくすみますし、夫婦や個人など、様々な形でお墓に入ることができます。

また、永代供養が基本なので管理者を建てる必要もなし。美しい木々の元で眠ることができますし人にも迷惑をかけないので、故人の指定で選ばれることもあります。

おしゃれなお墓の選び方

おしゃれなお墓を選ぶためには、いくつかポイントがあります。

以下にまとめているので、チェックしてみてください。

お墓の形で選ぶ

冒頭で紹介したように、お墓の形には大きく分けて3タイプあります。

伝統を重んじるのであれば和型が無難ですし、少し雰囲気の違うお墓にしたいというのであれば洋型を選ぶのも良いでしょう。

また、人と違う形が良いというのであれば、思い切ってデザイン型の墓石を選ぶのもおすすめです。

お墓の色で選ぶ

基本は灰色や白系の色味が主流ではありますが、墓石の色も好みで選ぶことができます。

石材店にもよりますが、具体的には以下のカラーから選択可能です。

・白系
・黒系
・灰色系
・青系
・緑系
・赤系

全国的に見て一般的なのはグレーですが、関西では白系も好まれます。

また、外観がかっこいいことから東日本では黒系が選ばれることも多い傾向に。

まだまだ少数派ではありますが、個性を出したいという理由で青系や緑系を選ぶ人も増えています。

また、現在需要が増えつつあるのが、赤系の墓石。

赤みがかった黒に近いカラーで見た目が綺麗だから、と注目されているのです。

お墓の形式で選ぶ

前述した通り、費用を抑えておしゃれなお墓を建てたいとお考えでしたら、お墓の形式で選ぶのもポイントです。

近年では、ガーデニング調のおしゃれな霊園や和モダンな霊園に埋葬する樹木葬をはじめ、永代供養墓や納骨堂など、選べるお墓の形式が増えてきました。

まとめ

今回は、おしゃれなお墓の選び方について紹介してきました。

お墓は一昔前までは昔ながらの和型が一般的でしたが、今やそのデザインや色味の種類は大幅に変化。

埋葬の方法なども多岐にわたり、その形式は多様化してきています。

墓石や墓地の種類を選ぶ際は、故人の意向なども加味しながら親族と相談し合い、全員が納得する形でデザインや色味を決めていきましょう。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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