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家族や自分が死んだとき、お墓ってどこに立てれば良いのか?お墓にかかる費用はいくらくらいなのか?このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

いずれお墓が必要になると分かっていても、どうすれば良いのか不安になりますよね。

この記事では、お墓を建てる場所でもある「霊園」について、お墓を建てる際の費用や流れ・ポイントと合わせて説明しています。

また、霊園は地方や交通アクセスが不便なところに多くある、というデメリットがありますが、寺院墓地は地域に根付いたお寺が多く、アクセスが良いためお墓参りに便利です。

お墓参りのしやすさや、立地の良さを検討条件に入れているようであれば、是非寺院墓地も合わせてご検討ください。

エータイでは、80以上の厳選寺院と提携し、お客様のご要望にあわせた永代供養墓・樹木葬をご案内しております。

どのようなお墓があるのか見てみたいという方は、こちらのフォームから資料をダウンロードください!


霊園とは

霊園とは、公園のように明るく綺麗で、開放的な墓地を指します。

敷地内にはお墓だけではなく、花が植えられていたり、遊具やベンチが設置されたりしています。

そのため、霊園はお墓としての用途のみではなく、公園としても利用可能です。

また、霊園と墓地に明確な定義はありません。

一般的に墓地は、霊園を含めた墓地すべてをまとめて表現した言葉です。

あくまで、公園の機能をもった墓地=霊園として認識しておくと良いでしょう。

霊園・墓地の種類

霊園・墓地は運営団体によって名称が分けられます。

名称だけではなく、それぞれの霊園・墓地自体に特徴があるのです。

運営団体は下記の4つに分けられます。

・公営霊園(墓地)
・民間霊園(墓地)
・寺院墓地
・共同墓地

1つずつ、具体的に解説していきましょう。

公営霊園(墓地)

公営霊園の運営団体は都道府県や市町村などの自治体で、墓地使用の申し込みは全て役所が窓口となっています。

公営霊園のメリットとして、営利目的ではないので費用が比較的安いことや、自治体が管理しているため、倒産や廃寺といったリスクも低く、宗教や業者の縛りも基本的には無いことが挙げられます。

逆にデメリットとしては、人気があるためなかなか購入できないといった点が挙げられるでしょう。

また、各自治体で申し込み条件が定められており、申し込みの手続きも面倒です。

民間霊園(墓地)

民間業者は法的に墓地の経営を認められていないため、民間霊園の運営団体は財団法人や社団法人・宗教法人ですが、管理自体は民間業者がおこなっています。

民間霊園のメリットとして、墓石のデザインや大きさを自由に選べることが挙げられます。

縛りが緩いため、比較的自由に選択できるのです。

またデメリットとして、担当の石材業者が決められていることも多いことや、費用も公営霊園と比べて割高であることが挙げられます。

寺院墓地

寺院墓地を管理・運営しているのは、各宗派のお寺です。

墓地は寺院の敷地内にあり、墓地の実質的な管理者はその寺院の住職です。

寺院墓地のメリットとしては、寺院がいつもそばにあるため、安心感を得られることや、手厚い供養を受けられることです。

繫忙期でも、寺院墓地であれば優先して供養が受けられるでしょう。

デメリットとしては、寺院墓地を利用するためには檀家になる必要があることや、費用が割高であり、別途お布施や寄付が必要なことが挙げられます。

共同墓地

共同墓地は、「複数人で同じ場所に納骨する墓地」という意味ですが、その意味合いは2つに分かれます。

昔ながらの意味では、その地域の自治会長が管理者となり、地域に住んでいる人たちが一か所の墓地に入るという意味でした。

しかしここ10年で広まった共同墓地の意味は、「大きな供養塔などの内部にたくさんの遺骨を納めるお墓」という意味合いが強くなっています。

共同墓地のメリットとしては、個別の墓石が必要ないため、費用は格安であることや、管理をする必要や管理費を払う必要がないことです。

デメリットとして、家族ではない人とお墓に入ることや、後から遺骨を取り出したくても個別に取り出せないことが挙げられます。

霊園にお墓を建てる際の費用

霊園にお墓を建てる際の費用

霊園にお墓を建てる際の費用は、霊園や埋葬方法によって大きく異なりますが、埋葬方法は下記3つに分かれます。

・家族や一族など家単位で承継していく「一般墓」
・墓石の代わりに樹木をシンボルとした「樹木葬」
・建物の中で遺骨を保管してくれる「納骨堂」

お墓を建てる際は、これらのお墓を建てる費用+管理費がかかる場合もあります。

ここからは、霊園にお墓を建てる際に費用がどれくらいかかるのか、解説していきましょう。

一般墓

お墓の消費者全国実態調査(2021年)によると、一般墓の平均購入価格は169万円です。

参照元:【第12回】お墓の消費者全国実態調査(2021年) | 霊園・墓地のことなら「いいお墓」 (e-ohaka.com)

購入者の約50%は、80万円~159万円の間で購入しています。

費用は都心であれば高くなる傾向にあり、地価の高騰などの影響も受けるため、年によって価格は大きく変動します。

樹木葬

お墓の消費者全国実態調査(2021年)によれば、樹木葬の平均購入価格は71万7千円です。

参照元:【第12回】お墓の消費者全国実態調査(2021年)樹木葬が46.5%で前回比+5pt伸長し、2年連続シェア1位|株式会社鎌倉新書のプレスリリース (prtimes.jp)

また、購入したお墓の種類で最も多いのも樹木葬で、その比率は4割を超えています。

樹木葬の場合、安さに加え、お墓を引き継ぐ承継者がいらないことも人気につながっています。

納骨堂

納骨堂の平均費用は20万円~150万円と差が大きく、タイプ別によって費用は大きく異なります。

下記にタイプ別の費用相場を載せておきますので、参考にしてください。

・ロッカー型(相場:約20~80万円)
・仏壇型(相場:約50~150万円)
・可動型(相場:約80~150万円)
・位牌【いはい】(相場:約10~20万円)

管理費

定期的に支払う「管理費」の支払いがある霊園も多くあります。

管理費の相場は、公営霊園でかかる年間管理費の場合は700円程度(1㎡あたり)、民営霊園では5,000円~15,000円程度、寺院墓地で6,000円~25,000円程度となっています。

場所や霊園によって費用は大きく変動するので、あくまで目安として考えてください。

永代供養ができる霊園も

永代供養とは、お墓に行けない家族に代わって、霊園や寺院が代行して遺骨を管理・供養してくれる埋葬方法で、永代供養を選択すると永代に渡って管理してくれるため、子孫がお墓を継承する必要もありません。

また、永代供養墓は墓地用の土地と墓石の準備がいらないため、費用を抑えたい人にも多く利用されています。

永代供養の相場は、およそ10万~150万円です。

永代供養墓をご検討されている方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください。

また、永代供養墓について詳しく知りたい方は、下記のリンクを参考にしてください。具体的に説明しています。

永代供養とは?その種類や費用、メリット・デメリット、選び方のコツ

霊園を選ぶ際のポイント

霊園を選ぶ際のポイント

霊園を選ぶ際のポイントは、下記の5つです。

・霊園・墓地の種類(自分たちの建てるお墓が、どの霊園に適しているか)
・指定石材店があるかどうか(指定石材店が決められているか。決められている場合はその石材店が信用できるかどうか)
・予算はどれくらいか(霊園の費用だけでなく、その上に建てる石材の費用も考慮しましょう)
・宗旨・宗派(自分たちが属する宗旨・宗派でも利用可能か、問題がないか)
・立地の良さ、設備の充実度(お墓参りに行きやすいか、霊園内の設備が充実していて管理はできているか)

上記5つのポイントを考慮しながら選ぶと良いでしょう。

優先したいポイントがあれば、そのポイントを重視しても構いません。

霊園にお墓を建てる際の流れ

霊園には、下記の流れでお墓を建てます。

1.霊園を選ぶ
2.石材店を選ぶ
3.墓石のデザインなどを決定する
4.工事
5.お墓へ遺骨を納骨

1つずつ見ていきましょう。

1.霊園を選ぶ

最初にやることは、どこにお墓を建てるか決めることです。

故人や遺族の希望、予算などを考慮して決めることが大切です。

2.石材店を選ぶ

お墓を建てる場所を決めたら、次に石材店を選びましょう。

複数の石材店から見積もりを取って、比較検討して決めることが重要です。

3.墓石のデザインなどを決定する

次に、墓石のデザインなどを決める必要があります。

霊園によって墓石の形や大きさが制限されているので、霊園の規約も必ず確認しておきましょう。

4.工事

墓石のデザインまで決めたら、いよいよ工事に移ります。

お墓の建設は一般的に、2~3ヶ月かかります。

完成後は、注文通りに建てられているかチェックすることも大切です。

5.お墓へ遺骨を納骨

工事が完成してようやく、お墓へ遺骨を納骨できるようになります。

お墓ができて初めての納骨のときは、開眼供養と納骨式を同時におこなうことが多いです。

霊園を変える際の流れ

墓地・霊園を変え、お墓を引っ越すことを改葬といいます。

霊園を変える際の流れとしては、下記のようになります。

1.親族や寺院と相談する
2.改葬先を決定し「受入証明書」を発行してもらう
3.自治体で「改葬許可申請書」の用紙をもらう
4.現在のお墓の管理者から「埋葬証明書」を発行してもらう
5.「改葬許可証」を発行してもらう
6.遺骨を取り出し、魂抜きをする
7.納骨をし、開眼供養をする

ちなみに、同じ霊園で永代供養にする場合でも、改葬許可申請は必要となるので留意しておきましょう。

改葬については、下記の記事でも解説していますので、気になる方はぜひともお読みください。

改葬とは?メリットや手順・相場について全解説

まとめ

この記事では、霊園の種類やメリット・デメリット、お墓の費用や霊園を建てる・変える際の流れなど幅広く解説しました。

霊園は決して安い金額ではないだけに、事前に余裕を持って決めておきたいものです。

素敵な霊園が見つかることで、あなたのお墓参りも有意義なものとなるでしょう。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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