ある日のエーコさん家 第12話
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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日本の夏の風物詩
お盆に夫の実家のお墓参りに行くかどうか悩む、エーコさんのお話です。
お盆の飾りや風習は地域によって様々ですが、ご先祖さまを迎える気持ちは皆一緒なんですね。
お盆について
お盆は、日本の夏の風物詩ともいえる伝統行事の一つです。
そのお盆も地域によって違いがあります。
その違いは、ご先祖様をお迎えする期間やお供えものなどの違いがあります。
期間の違い
- 7月13日〜16日:東京や北陸地方の一部
- 8月13日〜16日:東京と一部地域を除くほぼ全国
- 旧暦7月13日〜15日:沖縄・奄美地方
もともとお盆は7月15日を中心に行われていました。
明治時代に太陽暦(グレゴリオ暦)が採用され、7月15日に合わせると農繁期と重なり支障をきたす地域が多く、8月15日をお盆とする地域が多くなったため、お盆時期の違いが生まれました。
ご先祖さまのお迎えとお見送りの違い
ナスときゅうりの精霊牛・精霊馬(しょうりょううし、しょうりょううま)
きゅうり:馬っぽく見える。足の速い馬に乗って早く帰ってきてねと願いが込められている
ナス:牛っぽく見える。力のある牛で供物を持ち帰れるように、ゆっくり帰ってねと願いが込められている
精霊馬は、お盆にご先祖様が戻ってきて帰る乗り物として飾られます。
作り方は、きゅうりとナスに、割り箸や爪楊枝をそれぞれ4本ずつ足のように刺すだけとかんたんです。
この精霊馬は東日本の地域で行われることがおおく、地域によっては精霊流しや灯籠流しが馴染み深いところもあります。
また、お盆のお供え物も季節の野菜、果物、花のほか、そうめんやうどんを供える地域もあります。
コロナ時期で今年のお盆帰省は難しい方も多いと思いますが、
ご自身の地域のお盆の風習について改めて考えてみるのも良いかもしれませんね。
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