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樹木葬の趣旨は「亡くなった人を自然に還す」というもので、エコロジー思想にかなった埋葬方法であるためです。
この記事ではそんな最近注目の樹木葬について、申込みや埋葬までの流れや必要な手続きを解説していきます。
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樹木葬とは?
樹木葬は墓石に代わり、樹木の周りに遺骨を埋葬する方法です。
墓標は樹木だけではなく、草花や芝生で彩られた庭園のような場所を利用することもあります。
また樹木葬は基本的に継承を必要としない永代供養であることが多く、一般的なお墓と異なり遺骨を埋葬するだけなので、費用が安く抑えられるのが特徴です。
樹木葬についてさらに詳しく知りたいという方は、以下の記事もご覧ください。
樹木葬を申し込むまでの流れ
結論からいうと、樹木葬の流れも普通の墓地契約とあまり変わりはありません。
ただ墓石を建てない分、墓石の契約手続きが省略される点や、生前予約が可能な点などが特徴です。
以下でその流れについて見てみましょう。
まずは樹木葬の情報収集
次は現地見学会に参加
いまはネットで簡単に情報収集できる時代ですが、画面越しでは情報の一側面しか見ることができません。
実際にお寺を訪問することで、その場の雰囲気や住職の人柄など、検索では出てこない情報がたくさんあります。
また見学には自分ひとりで行ってもかまいませんが、樹木葬の墓所はご家族も納得した上で決めた方が良いので、できればご一緒に行くことをおすすめします。
見学中は事前に調べた項目をもとに、想定していた内容とズレはないか確認します。
最後に契約と入金
お墓は一生に一度のお買い物なので、十分に検討して後悔のないように選びましょう。
ただ一つ良い選択のためのアドバイスをすると、あらかじめ検討項目に優先順位をつけることをおすすめします。
自分なりに項目を整理して現地見学をしてもどこにするか決めかねてしまうことがあります。
どの条件も完璧にマッチしたところを選ぼうとすると、どこか一点が気になってしまってなかなか決めることができないものです。
いくつか項目があるうちで、たとえば予算とお寺の綺麗さは絶対譲れないが、アクセスは多少悪くても構わないなどとしておくと良い決断になることが多いです。
故人が亡くなってから埋葬までの流れ
樹木葬の場合も基本的に従来のお墓に埋葬するのと変わりませんが、以下のような手続きが必要です。
死亡診断書・死体検案書を受け取る
ただ発見時すでに亡くなっていた場合は、警察による検視ののち、死体検案書が発行されます。
死亡届の提出、火葬許可証・埋葬許可証を受け取る
その後火葬許可証が発行されるので、埋葬許可証とともに墓地に提出します。
なお、ほとんどの場合、火葬許可証と埋葬許可証は同じ用紙になっています。
通夜、葬儀
火葬と骨上げ
火葬後は遺骨の拾い上げを行って、骨壺に納めます。
埋葬、散骨
埋葬する際は、埋葬許可証が必要になります。
改葬が必要な場合の流れ
改葬を行うためには、別途自治体への届出など様々な手続きや費用が必要になります。
実は近年、お子様が遠方に住んでいることや、お子様が嫁いだためにお墓を管理することが難しいなど、様々な理由で改葬を行う人が増加傾向にあります。
ここでは従来のお墓から改葬をして樹木葬する場合の手続きを確認していきましょう。
改葬について詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
新しいお墓を決める
決まったら、樹木葬の施設から受入証明書をもらってください。
現在のお墓の管理者に改葬の相談をする
撤去日や撤去のための費用を準備して、埋葬証明書をもらいましょう。
ただし、現在のお墓が寺院の墓地にあり、その寺院の檀家になっている場合は、事前に寺院と相談する必要があります。
多くの場合、檀家を離れるには離檀料を払わなくてはなりません。
離檀料の金額は寺院によってまちまちなので、檀家になっている寺院に確認をしてください。
市町村役場への手続き
この手続きが済むと改葬許可証がもらえますので、それを樹木葬の管理者に提出してください。
改葬の場合、ここまでの手続きが済んではじめて、樹木葬を行うことができます。
樹木葬を契約するとき注意したいこと
親族の了解を得る
そのため、多くの人が持つお墓のイメージと異なるため、親族から苦情が出ることがあります。
事前に親族に対して十分な説明をする必要があります。
樹木葬はどこでも行えない
つまり、どこの木でも遺骨を埋葬していいわけではありません。
樹木葬はあくまでも、法律にのっとって管理された区域だけで行えるものです。
樹木葬は墓石の代わりに樹木を使っているだけで、法的には従来のお墓に埋葬するのと変わりませんので、くれぐれもこの点を間違えないようにしましょう。
遺骨を取り出せない
また、個別であっても遺骨をパウダー状にした場合も、遺骨を取り出すことが不可能となります。
そのため、将来分骨が必要となった場合は対応できなくなります。
まとめ
また、樹木葬は親族の了解を得た方が良いことや、後で遺骨を取り出そうとしてもできない可能性があることを覚えておきましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。