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お墓参りに初めて行くときに「持ち物がわからない」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、お墓参りに必要な持ち物やお参りの方法、マナーについて詳しく解説します。お墓参りに行く人はぜひ参考にしてください。

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お墓参りに必要な8つの持ち物

お墓参りに必要な持ち物は8つあります。それぞれくわしくみていきましょう。

1.お線香

仏教では、亡くなった人はお線香の香りを召し上がるとされています。そして、お線香の香りは心や体を清める力があると言われており、お墓参りでお線香をあげることで、身を清めてから故人やご先祖様に挨拶ができます。

また、お線香から立ち上る煙は、この世とあの世をつなぐ橋渡しになるとも言われています。

このように、お線香にはさまざまな意味があり、お墓参りには欠かせない持ち物となっています。

2.お花

お花もお墓参りに必ず持っていきたい持ち物です。故人は、花の美しさや香りを楽しむとされています。また、お花を供えることで、仏様への感謝の気持ちを伝えられると考えられています。

花は、生花・造花のどちらでも問題ありません。以前は、お花は綺麗な状態でもいつか枯れてしまうことから「諸行無常」という仏様の教えを表すといわれ、生花であることが大切だと伝えられてきました。

しかし近年では絶対的な決まりはなく、長く美しい状態を保てることから、造花をお供えする人も増えています。花が枯れてお墓が汚れてしまうのが気になるという人は、造花をお供えするとよいでしょう。

また、花の種類に決まりはないため、故人が好きだった花や、お参りする人がお供えしたい花を持っていきましょう。お墓の花立は対になっているので、同じ花を2基分用意します。

3.数珠

数珠は仏教の大切な法具で、墓前で拝むときには数珠を手にかけるのがマナーとされています。数珠は宗旨・宗派によって形状や球数が異なりますが、自分が持っている数珠で問題ありません。

ただし、数珠を持っていない場合は、なくても問題ありません。用意できるのであれば、持っていくようにしましょう。

4.お水

お墓参りでは、墓石にお水を入れるくぼみ(水鉢)がある場合は、きれいな水を入れます。また、墓石を掃除するためにも水を使います。

一般的には寺院や霊園に水場がありますが、ない場合はペットボトルなどに入れて水を持参しましょう。

5.お供え物

お供え物として、故人が好きだった食べ物や果物、お供え用のお菓子などを持参しましょう。ただし、寺院や霊園によっては、お供えものが禁止されていたり、お参り後に持ち帰るよう定められているところがあります。お墓参りに行く前に、確認するとよいでしょう。

6.半紙

お供えものを墓石にじかに置くと供物台が痛んだり汚れたりする可能性があります。お供えものを持参する場合は、半紙も一緒に持っていくとよいでしょう。

7.ろうそく・ライターやマッチ

ろうそくは、お線香に火をつけるために使います。また、ろうそくには「お参りに来た人の顔を照らす」「故人の霊魂が迷わないようにする」という意味もあります。

お墓にろうそく立てがある場合は、ろうそくを持っていき、最後は必ず火を消して持ち帰るようにしましょう。

ライターやマッチは、お線香やろうそくに火をつけるために使います。お線香に直接火をつけたい場合は、風よけがついた仏事用ライターが便利です。

8.掃除用具

お墓参りでは、お墓を掃除するため、以下のような掃除用具を持っていきましょう。

  • スポンジ
  • ブラシ・絵筆・綿棒
  • タオル(水拭き用とからぶき用の2枚)
  • ぞうきん
  • ゴム手袋や軍手
  • バケツ
  • ほうき
  • ちりとり
  • ごみ袋

また、掃除には時間がかかることがあります。夏のお墓参りには、虫よけや帽子も忘れずにもっていきましょう。

お墓参りの持ち物の購入場所

お墓参りで必要な持ち物を購入できるところを紹介します。

100円ショップ

100円ショップでは、ほとんどの物を揃えられます。特に、掃除用具は品揃えが良く、安価で買えるのでおすすめです。

ただし、数珠やお線香など、ある程度の品質が欲しいという人は、100円ショップ以外で購入すると良いでしょう。

仏花は置いていないケースがほとんどなので、別途生花店に行く必要があります。

ホームセンター

ホームセンターでもお墓参りの持ち物を一通り揃えられます。お盆やお彼岸などの時期には特設コーナーが設けられており、お供え物を買えることもあります。

また、ホームセンターによっては仏花を常設で置いているケースもあり、お線香から生花まですべて揃うところも多くなっています。

ネット通販

ネット通販は、忙しい人はもちろんのこと、こだわりを持つ人にもおすすめです。数珠やお線香も品質の良いものを用意できますし、風除けがついている「仏事用ライター」など、便利なものを簡単に探して購入できます。

ネット通販は選択肢が多く、比較して選べるのがメリットです。

お墓参りの基本的な手順

お墓参りの基本的な手順は、以下となっています。

  1. 本堂にお参りする(寺院内墓地の場合)
  2. お墓を掃除する
  3. ろうそく立てにろうそくを立てて火をともす
  4. ろうそくからお線香に火をつけて線香を立てる
  5. 花立にお花を供える
  6. 水鉢にきれいな水を入れる
  7. 墓石に水をかける
  8. お供えをする
  9. 合掌して冥福をお祈りする
  10. お供えものなどの片付けをする

水は「清浄なもの」の象徴とされており、墓石に水をかけることでご先祖の霊を清めるとされています。

ろうそくを使わない場合は、ライターから直接火をつけても問題ありません。お供え物は必ず持ち帰るようにしましょう。

お墓を掃除する方法

お墓参りでは、お墓についたら合掌してから掃除に取り掛かりましょう。それでは、お墓を掃除する方法を紹介します。

墓石

墓石は、上から水をかけて濡らしたタオルやスポンジでこすり、汚れをとります。その後はタオルで拭き上げましょう。水垢がつきにくくなります。

ブラシは、細かい場所や表面文字・側面文字の掃除に使います。

正面の文字に黒や金などの色が塗られている場合は、塗装を傷つけないように「絵筆」を使いましょう。なかなか汚れがとれないところは、綿棒を使った掃除がおすすめです。

玉砂利

玉砂利の汚れが目立つ時は、ざるやバケツなどに入れて土を流し、水を切ってから敷きなおしましょう。

雑草

敷地内の雑草が伸びると、周りの墓地にも迷惑をかけてしまいます。軍手をはめてしっかり根から抜くようにしましょう。また、お墓に積もった落ち葉なども拾ってきれいにしましょう。

なお、お墓掃除の正しいやり方については以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてください。

お墓参りのお花の選び方・供え方

お墓参りでは、故人に喜んでもらえるようなお花をお供えしましょう。ここでは、お花についてのマナーやルールについて紹介します。

お墓参りに適した花の種類

お墓参りに適した花としては、花もちが良く、枯れた際にちらかりにくい花が好まれます。逆に、トゲがある花や香りが強い花は避けた方が良いでしょう。

花の色も基本的なルールはありません。法事の際は白や紫などが好まれますが、通常のお墓参りでは赤や黄色、紫などのカラフルな花でお墓を明るくしてあげましょう。

お墓参りにおすすめの花は以下です。

  • カーネーション
  • トルコキキョウ
  • スターチス
  • ユリ
  • グラジオラス
  • アイリス
  • リンドウ

故人が好きな花がバラの場合は、トゲを取り除いてお供えしましょう。花選びで迷ったときには、生花店であらかじめ組まれた仏花を購入しても良いでしょう。

お墓参りにおすすめの花や選び方について、更に詳しくは以下の記事で解説しています。

お墓参りの花の本数と供え方

お墓参りで供える花は、奇数が基本とされています。3本、5本、7本というように、奇数になるように花を準備しましょう。

お墓には花立が左右対称に二基あるため、同じ花を2つ用意しましょう。花を供えるときには、お参りする人に向かうように花を立てます。

【お墓参りのマナー】5つの注意点

お墓参りで気を付けたい注意点が5つありますので紹介します。

墓石にお酒をかけない

お墓参りでは、水以外のものを墓石にかけないようにしましょう。墓石にお酒をかけると、墓石の変色や劣化の原因になります。また、墓石には水鉢がありますが、同様の理由からお酒を注ぐのは控えます。

お酒など、水以外の飲み物は湯呑やコップなどに入れてお供えするようにしましょう。

ろうそくやお線香の火を吹き消さない

人間の口は、不浄なものを飲み食いしたり、悪口を言ったりするため、息も不浄であると考えられています。仏様に穢れた息がかからないように、お線香やろうそくの火を消すときは、手であおいで消しましょう。

お供えものは持ち帰る

お墓参りでは、お供え物は持ち帰りが基本です。特に食べ物はカラスや野生動物が食べにきてお墓が荒れてしまうため、必ず持ち帰るようにしましょう。

ろうそくの火は消して帰る

お墓参りで灯したろうそくの火は、火災の原因になるので消しましょう。お線香は燃え尽きるまで置いておいて問題ありませんが、寺院や霊園によっては火を消して処分するところもあります。

寺院内墓地では先に本堂にお参りする

寺院内墓地では、お墓参りの前に本堂にお参りするのがマナーとされています。本堂で手を合わせてからお墓参りをしましょう。

キリスト教や神道におけるお墓参りの方法

キリスト教や神道のお墓参りの方法は、仏教と違いがあるのでしょうか。それぞれのお墓参りの方法について解説します。

仏教のお墓参りの方法

お墓参りの方法は、宗旨・宗派で大きな違いはありません。お墓の掃除をして線香や花を供え、合掌する流れになります。

ただ、唱えるお念仏は、以下のように宗派によって異なりますので、間違わないようにしましょう。

浄土宗・浄土真宗・天台宗南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ、なむあみだぶつ)
曹洞宗・臨済宗南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)
日蓮宗南無妙法蓮華教(なんみょうほうれんげきょう)
真言宗南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)

キリスト教のお墓参りの方法

キリスト教では先祖代々の墓というものはなく、1人に1つのお墓が基本です。また、お盆やお彼岸といったものはなく、好きなタイミングでお墓参りをします。

キリスト教のお墓参りでは、お墓の掃除をした後に、墓石に白い花を添えます。白いユリや菊、カーネーションが一般的です。そして、お墓に向かって神に祈りをささげます。

お墓参りでは、カトリックは十字を切りますが、プロテスタントは十字を切りません。

故人がどちらかわからない場合は、墓前では十字を切ることは控えて、両手を胸の前で合わせてお祈りすると良いでしょう。

神道のお墓参りの方法

神道式ではお墓の掃除をしたあと、榊(玉串)をお供えします。普段は榊でかまいませんが、改まったお墓参りの場合は玉串を用意しましょう。

次に、ろうそくに灯をともし、神饌(しんせん)と呼ばれるお供え物をします。神饌は、中央にお米、右に塩、左に水を置くのが基本です。

最後にお墓に向かいあって「二礼二拍手一礼」をします。

お墓参りのQ&A

お墓参りでよくある質問と回答をまとめましたので、参考にしてください。

お墓参りは1人で行っても問題ありませんか?

お墓参りは1人で行けないというルールはありませんが、そのような言い伝えはあります。

その理由としては、人けがない墓地に1人で行くと治安上問題がある、体調不良で倒れたときに発見が遅れる等が考えられます。1人でお墓参りに行くときは、体調面などを十分に考慮して行くようにしましょう。

お墓参りでお供えしたお花は持ち帰らなければなりませんか?

お供えしたお花は持ち帰るケースが多くなっていますが、寺院や霊園のルールによります。まわりのお墓にお花が供えられている場合は、持ち帰らずにそのままお供えしておいて良いでしょう。

お墓参りではお線香がなくても大丈夫ですか?

お墓参りではお線香をお供えしますが、買えなかったり忘れたりすることがあるかもしれません。お墓参りでは、故人を思い、お墓に足を運ぶということが一番大切です。お線香が無くても手を合わせるだけで、故人は喜んでくれるでしょう。

まとめ

お墓参りでは、お線香やお花、数珠など8つの持ち物を持っていけば、きちんとしたお墓参りができます。

ただ、持ち物がそろわないときも不安に感じる必要はありません。お墓参りは故人を想う気持ちが大切です。無理のない範囲でお墓参りをし、手を合わせて故人の冥福を祈るようにしましょう。

なお、永代供養墓であればお墓の管理を寺院が代行してくれるため、お墓参りの必要がありません。永代供養墓をご検討されている方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください。

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