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お墓はご先祖様への感謝を伝える大切な場所ですが、近年はライフスタイルの変化などによって、「お墓の管理が難しい」と感じる人が増えてきています。

しかし、きちんと管理されていないお墓は、さまざまな問題を引き起こしてしまう場合があります。お墓の管理を継続できない場合は、事前に適切な対策を取ることが大切です。

この記事では、お墓の管理に関する基本的な知識から、具体的なお墓の管理方法やかかる費用、お墓の管理ができなくなった時の対策法まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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お墓の管理とは何を行う?

お墓のイメージ

お墓の管理は、お墓を受け継いだ人が行うのが基本ですが、具体的にはどのようなことを指すのでしょうか。詳しく解説します。

お墓の管理の主な内容

お墓の管理には、以下のような作業があります。

  • 墓石の汚れを落とし、見た目をきれいに保つ
  • 墓地内の雑草を抜く
  • 枯れた花を処分し、新しい花や線香を供える
  • 墓石のひび割れや傾きなどを確認し、適宜修理する
  • 命日に合わせてお墓参りや法要を行う

お墓はご先祖様に感謝し、思いを馳せる大切な場所です。

お墓の管理を適切に行い、いつ訪れても気持ちよく手を合わせられる場所に保つことが重要です。

お墓の管理で寺院や霊園にやってもらえること

寺院墓地や霊園の場合、お墓の年間管理費を支払うことが一般的です。

寺院や霊園が行ってくれるお墓の管理としては、以下のようなことが挙げられます。

  • 通路や植栽など、共用部分の清掃や整備
  • お供え物の残りや雑草、枯れた供花などのごみの処理
  • 水汲み場の清掃や修理など、水道設備の維持管理

この他にも、墓石の状態を定期的に確認し、異常があれば連絡をもらえる場合もあります。

お墓の管理が不十分だとどうなる?

お墓の管理が行き届いていないと、以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 汚れや苔などで墓石が痛む
  • 雑草が生い茂ると害虫が発生する
  • 景観が悪化し、周囲の利用者に迷惑をかける

また、長期間お墓が放置されると管理者から連絡が来たり、場合によっては無縁墓として扱われることもあるため、注意が必要です。

お墓をきれいに保つことがご先祖様への感謝や敬意を伝えることにつながるため、適切な管理を行うようにしましょう。

お墓の管理は誰がすべき?

お墓の管理は、基本的にはお墓を受け継いだ人、つまり祭祀継承者が行うことが一般的です。

祭祀継承者は多くの場合、家族の話し合いにより長男や長女が継承しますが、事情に応じて別の家族や親族が受け継ぐこともあります。

墓地の使用権を受け継いだ人は、できるだけ定期的に墓地を訪れて、墓地の清掃や供養などを行ってお墓を綺麗に保つという責任があります。

お墓から遠い場所に住んでいる場合の管理方法

近年は地方から都市部に出ている人も多く、お墓を管理するのが難しい場合があります。

このように、遠方に住んでいて、お墓の管理をすることが難しい場合の対策法を3つ紹介します。

親戚に頼む

お墓の近くに親戚が住んでいる場合は、お墓の管理をしてもらえるようお願いしましょう。

定期的な清掃や供花をお願いして必要な費用を渡し、丁寧に感謝の気持ちを伝えることで、快くお墓の管理をしてもらえる可能性が高まります。

後々のトラブルを避けるためにも、お墓の管理内容や頻度についてきちんと話し合っておくようにしましょう。

お墓の管理代行サービスに依頼する

近年は、お墓の管理代行サービスも増えており、業者にお墓の管理を依頼するのもひとつの方法です。

主なサービス内容は、以下のとおりです。

  • お墓に合掌してご挨拶
  • 作業前の写真撮影
  • 草むしりやゴミ拾い
  • 墓石の清掃
  • 花立・香立の清掃
  • 水の取り換え
  • お花とお線香のお供え
  • 合掌
  • 作業後の写真撮影

お墓の管理代行サービスの費用は、内容や頻度によって異なるものの、およそ1.5万円~2万円です。

お墓の管理代行サービスに依頼する際は、価格だけでなく、業者の信頼性も確認して決めるようにしましょう。

永代供養にして寺院にお墓の管理や供養を任せる

お墓の継承者がいない場合や、将来のお墓の管理に不安がある場合は、寺院に遺骨の管理や供養を任せられる「永代供養」にすることもひとつの方法です。

永代供養のお墓としては「永代供養墓」や「樹木葬」などがあり、最初に費用を一括して支払うことで、永代に渡ってお墓の管理や供養を寺院に一任できます。

他の人の遺骨と一緒に埋葬される「合祀タイプ」や、個別スペースに埋葬される「個別墓タイプ」など、さまざまな埋葬方法があるため、自分の考えに合った方法を選べることも魅力です。

お墓の管理費はいくらかかる?種類ごとの費用相場

お墓の管理費は、墓地や施設の清掃や備品の修理、水道費・光熱費などに充てられます。

墓地の費用相場は、以下のようにお墓の種類によって変わります。

種類管理費の費用相場
公営霊園年間2,000円~1万円
民営霊園年間5,000円~1万5,000円
寺院墓地年間1万円~2万円

お墓の管理費については、以下の記事も参考にしてください。

お墓の管理ができないとどうなる?

お墓の管理ができずに長期間放置されると、さまざまな問題が発生する可能性があります。

まず、墓石や敷地に汚れや苔などがたまり、見た目が悪くなります。また、雑草が生い茂ったり供花やお供え物が放置されることで、周囲に不快感を与えることもあります。

お墓が荒れた状態で放置された場合、墓地を管理する寺院や霊園から「無縁墓」として扱われ、最終的にお墓が撤去されてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

さまざまな事情でお墓の管理ができない場合は、墓じまいをして、お墓の管理や供養を寺院に任せられる「永代供養のお墓」に改葬することもひとつの選択肢です。

お墓が荒れたままにならないよう、何らかの対策を行うようにしましょう。

お墓の管理ができない場合の対処法

お墓の管理ができない場合は、墓じまいをして、お墓の管理や供養を永代にわたって寺院に任せられる「永代供養」のお墓に改葬することで、無縁墓になることを避けられます。

永代供養のお墓の種類としては、主に以下4種類があります。

永代供養の種類特徴
合祀タイプ他の人の遺骨と一緒に埋葬される
個別墓タイプ個別の区画に埋葬される
樹木葬タイプ樹木や草花を墓標とし、自然と共に眠れる
納骨堂タイプ屋内施設に、骨壺ごと遺骨を安置する

費用を安く抑えるためには、他の人の遺骨と一緒に埋葬される「合祀タイプ」がおすすめです。

また、遺骨を海や山に撒く「散骨」や、遺骨を自宅などで管理・供養する「手元供養」という方法もあります。

お墓の管理ができない場合は、放置すると無縁墓として撤去される可能性があるため、墓じまいをして何らかの対処をするようにしましょう。

墓じまいの手順や費用相場

墓じまいとは

墓じまいとは、お墓を撤去して遺骨を他の場所に移す手続きのことをいいます。

墓じまいをスムーズに進めるためには、手順に沿って計画的に行うことが大切です。

ここでは、墓じまいの流れや費用相場について解説します。

墓じまいの流れ

墓じまいの手順や流れは、以下のとおりです。

  1. 家族や親族と相談する
  2. 墓じまい後の納骨場所を決める
  3. 墓地の返還手続きをする
  4. 役所に改葬許可を申請・取得する
  5. 閉眼供養を行う
  6. 遺骨を取り出す
  7. 墓石の撤去と墓所を整備する
  8. 新しいお墓に納骨する

墓じまいを検討する場合は、まずは家族や親族としっかり相談し、同意を得るようにしましょう。

お墓の管理を寺院に任せたい場合は、永代供養墓や樹木葬など、お墓の管理を永代にわたって寺院に任せられる永代供養のお墓がおすすめです。

役所への申請等も必要になるため、墓じまいの手順をよく理解し、手順よく進めるようにしましょう。

墓じまいの費用相場

墓じまいの費用内訳は以下のようになっており、今あるお墓の撤去費用と、改葬先のお墓の費用を合わせると、30万円~250万円ほどが必要です。

費用の種類費用の内訳費用相場
墓地の撤去にかかる費用墓石解体・撤去・整備費用20万円~50万円
僧侶への費用離檀料(寺院による)数万円~20万円
閉眼供養のお布施3万円~5万円
行政手続きの費用埋葬証明書・受入証明書数百円~1,000円ほど
新しい納骨先(改葬先)にかかる費用お墓の種類による10~200万円
開眼供養のお布施3万円~5万円

また、閉眼供養や開眼供養をする場合は、それぞれお布施をお渡しする必要があります。

加えて、墓じまいのために離檀する場合は、離檀料も必要です。

離檀料は寺院によって変わるため、事前に確認するようにしましょう。

お墓の管理に関するよくある質問

お墓の管理については、多くの人がさまざまな疑問や悩みを抱えています。ここでは、よくある質問について紹介します。

高齢でお墓の管理ができない場合はどうすべきですか?

高齢になって、お墓の清掃やお墓参りが難しくなった場合は無理をせず、以下のような方法を検討することが大切です。

  • 家族や親戚に協力してもらう
  • お墓の管理代行サービスを利用する
  • 永代供養にして、寺院にお墓の管理や供養を任せる

お墓を放置していると、最終的には無縁墓と判断されて撤去されてしまいます。

永代供養のお墓であれば、永代にわたってお墓の管理や供養を任せられます。

安定した供養を続けたい場合は永代供養を検討すると良いでしょう。

お墓の管理費は誰が負担すべきですか?

お墓の管理費は、原則としてお墓の継承者が負担します。お墓の継承者とは、墓地の使用権を引き継いだ人のことをいいます。

ただし、お墓の継承者一人で負担するのが難しい場合は、話し合いをして兄弟で費用を分担することもあります。

後々のトラブルを避けるためにも、話し合った内容について、覚書等を残しておくと良いでしょう。

お墓の継承者がいない場合はどうすれば良いですか?

お墓の継承者がいない場合や、将来的にお墓を継ぐ人がいない場合は、改葬して永代供養にすることを検討しましょう。

永代供養はお墓の管理や供養を永代にわたって寺院に任せられるため、お墓が荒れることなく安心できるというメリットがあります。

お墓の問題を先延ばしすると残された家族に負担が残る可能性があるため、生前に対策することをおすすめします。

まとめ

お墓をきちんと管理することは、ご先祖様への供養の気持ちを表すことにつながります。しかし、さまざまな事情でお墓の管理ができない場合があります。

お墓を管理せずに放置すると、最終的には無縁墓となり撤去されてしまいます。お墓の管理が難しい場合は、墓じまいをして、お墓の供養や管理を任せられる永代供養への改葬を検討しましょう。

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