墓地を公園に建てる?公園墓地の特徴やメリット・デメリットを解説します


調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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お墓というと、寺院に立ち並んでいるイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし近年では、公園のような緑豊かな場所に墓が並ぶ「公園墓地」が注目されています。
この記事では、公園墓地は寺院墓地と比較してどのような部分が違うのか、どんなメリットやデメリットがあるのか、ということについて解説していきます。
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公園墓地とは
公園墓地は、明るく綺麗な公園のような場所につくられた墓地のことを指します。
霊園とも呼ばれる場所で、一般的な寺院墓地のイメージとは違い、緑が豊かな公園のような雰囲気なので、公園墓地と呼ばれます。
また、寺院墓地は寺院が運営・管理を一括して行っていますが、公園墓地の場合は地方公共団体や自治体が管理をしているのが大きな違いです。
公園墓地の特徴
公園墓地には、様々な特徴があります。
以下にポイントをまとめたので、チェックしてみてください。
宗教の制限がない
寺院墓地の場合、基本的にその寺院に準じる宗派でなければ墓を建てることができません。
宗教にも様々な宗派があるので、宗派が合わないことで寺院探しが大変になることもあるでしょう。
また、特定の宗教を信仰していない場合には、寺院選びはさらに困難になります。
しかし公園墓地の場合は、寺院ではなく地方公共団体が運営しているということもあり、宗教の制限がありません。
つまり、無宗教の人も含め、どんな宗教の人でも墓を建てることができるのです。
民間霊園と公営墓地がある
公園墓地を運営しているのは多くの場合地方公営団体ですが、公営団体が運営している墓地は「公営墓地」と呼ばれます。
ただ、中には特定の企業が認可を受けて運営している「民間霊園」というものも。
どちらも規定上は大きな違いはありませんが、公営墓地の方が未来のことを考えた時に、安心できる点が多いかもしれません。
というのも、公営墓地は自治体が運営しているので、経営の面での不安がありませんし、資金面でも安定しているので、例えば将来的に墓地が無くなってしまう、などといった心配はありません。
緑が豊かで明るい雰囲気
公園墓地は公園という文字が付いているだけあって、緑が多く明るい雰囲気が大きな魅力です。
植木や並木道などがあり、墓参りがてら散歩をするのも楽しいですし、四季によって花々も咲き乱れるので、ピクニックやハイキングに寄る人がいたり、暖かい季節にはお花見や写生なども楽しむことができるなど、自然を満喫できるでしょう。
また、敷地が広く広場なども用意されているので、フットサル大会や運動会が開催されることもあります。
このように、訪れた人が他の人との交流を楽しめるのも、大きな魅力と言えます。
敷地の面積が大きい
公園墓地は寺院墓地を比較すると非常に広い面積を誇り、車で移動することも可能ですし、場所によっては路線バスが走っているところもあります。
公園墓地の規約として敷地の2/3以上が緑地である、というものが定められています。
広大な土地を、綺麗な自然を眺めながら散策することができ、墓参り以外にも楽しめる要素が満載なのが、大きなメリットです。
お墓はなんとなく暗く寂しいもの、という印象を感じさせない墓地の様式と言えます。
公園墓地のお墓の種類

公園墓地に建てられるお墓には、主に3つの種類があります。
一般墓
一般墓というのは、「墓」と聞いて多くの人が思い浮かべるであろう、最もスタンダードな墓のことです。
一般墓は先祖代々継承されるのが基本で、管理は家族や親族が行うのがしきたりとなっています。
一般墓も公園墓地に建てられることが多く、家族などが墓参りがてら公園墓地の散策を楽しむ姿もよく見られます。
樹木葬
樹木葬は、墓石を立てずに故人を悼む供養の方法で、故人とゆかりのある樹木などを植え、その根元に個人の遺骨を埋めることで弔いをします。
樹木葬は自然葬の一種で、自然回帰を願う想いを形にしたお墓です。
ただし樹木葬は許可のない場所に行うと違法行為となるため、注意が必要です。
自治体が運営する公園墓地ではあらかじめ樹木葬の許可があるところが多いので、樹木葬が利用されることがあります。
樹木葬については、以下でも詳しく紹介しています。
永代供養墓
永代供養墓というのは、忙しくて墓の管理ができないという人に代わって、墓地の管理者が墓の世話をするというものです。
一般墓は基本的に家族や親族が管理をしますが、永代供養墓の場合は管理を委託するような形になります。
墓が遠くてなかなか手入れに行けない、墓参りに行けない、という人は、永代使用墓にすることで管理の負担が大きく減ります。
永代供養墓をご検討されている方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください。
また、永代供養墓については、以下の記事でも紹介しています。
永代供養とは?その種類や費用、メリット・デメリット、選び方のコツ
公園墓地と一般墓地の違い
公園墓地と一般の墓地は、すでに紹介してきたようにいくつかの違いがあります。
例えば、公園墓地は墓地のような寂しい雰囲気ではなく、周りに緑が多く明るい印象です。
また、宗派を問わずに利用できるのも大きな魅力。
宗派がなくても墓を建てることができるので、無宗派の人にもおすすめです。
基本的に墓石や「墓」という概念に対する自由度が高く、墓石の形も枠にとらわれなくて良いのです。
そして、墓参りをするついでに花々を眺めながら公園内を散策することもできますし、ベンチで休憩も可能です。
公園墓地のメリット・デメリット

公園墓地にはたくさんのメリットもあり、同じようにデメリットもあります。
実際にお墓を建ててから困らないように、先にメリットやデメリットについて知っておきましょう。
公園墓地のメリット
公園墓地は何といっても緑が豊かで明るいのが大きな魅力です。
少し散歩をしながらご先祖様に挨拶ができますし、日々の暮らしの中でつい立ち寄りたくなる雰囲気もあります。
また、宗教関係なく利用できるのも嬉しいポイントですし、墓石デザインも自由。
バリアフリーが行き届いており、園内では度々イベントが開催されることもあります。
公園墓地の場合、利用者に向けたサービスが充実しているのも、大きなメリットです。
公園墓地のデメリット
公園墓地には、少なからずデメリットもあります。
まず、自然豊かな土地を確保するために、どうしても郊外に建てられがちです。
そうなると交通の便が悪いところが多く、近くに住んでいない限り通うのが大変になってしまいます。
また、公営の墓地は倍率が高く、理想の場所に建てられない可能性があるという難点もあります。
さらに寺院の墓地と比べるとメンテナンスの費用が高いため、トータルのコストはかさんでしまいます。
最大の問題は、敷地が広大すぎるために移動が大変になってしまうこと。
特に高齢者の場合は、墓地の区画までたどり着くのに一苦労で、大きな負担になってしまうでしょう。
ただ、そのような場合には、管理を代理してくれる永代供養墓にしておけば、お墓参りの負担が解消されます。
永代供養墓にご興味がある方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください。
公園墓地をおすすめする人の特徴
ここまで読んで、公園墓地の利用を迷っているという人も多いのではないでしょうか。
公園墓地は以下のような人におすすめなので、チェックしてみてください。
・無宗教の人
・墓石のデザインにもこだわりたい人
・明るい環境で墓参りをしたい人
公園墓地は墓石や区画の自由度が高く、明るい環境であることが大きな魅力です。
宗派も問わないので、宗教的な面で墓地探しに困っている人も、ぜひ利用してみてください。
公園墓地を選ぶ際の注意点
公園墓地は魅力的なものですが、どこの公園墓地を選ぶかによって満足度も変わってきます。
まず、広々とした環境で墓参りをしたいという人も多いでしょうから、公園の敷地面積などをチェックしておきましょう。
ただ、高齢者にとっては広すぎるのも大変になってしまうため、墓参りしやすい広さを考慮することも大切です。
また、公園内の設備は十分かどうか、石材店の指定などはあるのかということについても確認しておきましょう。
費用が比較的高額になりがちな公園墓地なので、予算と照らし合わせながら無理のない範囲で利用してください。
まとめ
今回は、公園墓地の特徴を紹介するとともに、メリットやデメリットについても触れてきました。
公園墓地は宗派など関係なしに墓を建てることができ、園内も広く自由度が高いのが魅力です。
とはいえ、注意しなければならないポイントもあるので、負担なく墓参りできる環境かどうかを考慮した上で、墓地を選びましょう。
エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。
もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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