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近年、ペットも大切な家族の一員とみなし、手厚く永代供養をしてくれるペット霊園が増えています。

また、飼い主とペットが一緒に入れる永代供養墓も少数ながらあるようです。

そこでこの記事では、ペットの永代供養に関する詳細や、費用・埋葬方法などについて解説します。

またエータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計2万9千組以上のお客様に年間管理費不要の永代供養墓・樹木葬をご紹介しております。
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ペットは永代供養できる?

冒頭で紹介した通り、ペットの永代供養は可能です。

飼い主にとって、ペットも大切な家族の一員です。そのため、ペットも人間と同じように手厚く供養してあげたいと考える方も増えてきています。

そのような要望もあり、近年ペット向けの永代供養墓を扱うペット霊園は増えています。

また、ペットの永代供養をする際は、

  • ペットのみでの永代供養する場合
  • 飼い主と一緒に入れる永代供養の場合

という2パターンに分けられます。それぞれで永代供養が可能となっていますが、両者のパターンについて詳しく解説していきましょう。

ペットのみでの永代供養の場合

ペット向けの永代供養墓では、火葬から納骨およびその後の供養まで行ってもらえます。また、基本的には、他のペットと合葬される「合同納骨」の形を取ることが多いですが、個別に塔婆を建ててもらえる場合もあります。

納骨には立ち会うこともでき、事前に予約をし別途金額を支払うことで、僧侶に読経もしてもらえます。そして納骨後は、霊園の管理者によって生花のお供えをしてもらうなど綺麗に管理をしてもらえるだけでなく、定期的に読経法要も行われています。

さらに、霊園によっては、郵便やメールにて年忌供養のお知らせをもらえたり、お盆には合同の法要が催されたりと、様々な催しが行われているようです。

飼い主がペットと一緒に入れる永代供養の場合

ペットを家族の一員として考えている方の中には、ペットと一緒に永代供養をしてもらいたいという希望を持っている方もいます。

そのような方のために、ペットも一緒に納骨できる永代供養の霊園もあります。ただし、ペットと一緒に入れる永代供養を扱う霊園は数は少ない傾向です。

なぜなら、仏教では動物を「畜生」に分類し、人間よりも劣る存在として見なしているからです。そのため宗教的観点から、ペットと人間を一緒に供養することを、お寺は良しとしない傾向にあるのです。

さらに、宗教的制約のない民間霊園でも、動物嫌いの利用者への配慮から、ペットと一緒に供養することを避ける場所が多いようです。

ペットと一緒に永代供養をしてくれる霊園もありますが、そのような霊園でも区画を分けてペットとの永代供養エリアを作り、動物嫌いの方へ対処をしているようです。

また、金額も通常の永代供養よりも高くなる傾向にあり、費用の相場は場所によって異なりますが、70万円以上する霊園もあります。

ペットを永代供養する際の埋葬方法の種類

ペットを永代供養する際は、その埋葬方法によって供養の仕方や内容が異なります。ペットを永代供養する際の埋葬方法を紹介していきましょう。

ペット霊園での永代供養

ペット霊園での永代供養は、前述のとおり、基本的には、他のペットと合葬される「合同納骨」の形を取ることが多いですが、個別に塔婆を建ててもらえる場合もあります。

ペット霊園は手厚く供養してくれることが期待されますが、必ず霊園の環境などを自身の目で確かめるようにしましょう。

納骨堂での永代供養

納骨堂での永代供養は主に二種類あります。

一つは、人間が利用する納骨堂と同じ厨子内で供養した後、永代供養施設にパターンで、もうひとつは、ペット用納骨堂から永代供養に回るというパターンです。

納骨堂によってどちらを利用できるかは異なりますが、どちらのパターンでも比較的安価で利用することができます。

飼い主の墓地内での永代供養

人間が利用する霊園の一角に、別途ペットを供養できるエリアを設けている場合もあります。

この場合、人間と一緒に入れるパターンもあれば、合祀墓という形で永代供養される場合もあります。

同じ霊園内で供養してもらえるという安心感を持てるのがメリットと言えるでしょう。

ただし、このような霊園は近年少しずつ増えていますが、前述の通り動物嫌いの利用者への配慮から、まだまだ数は多くありません。

寺院墓地での永代供養

数は非常に少ないですが、寺院墓地でペットの永代供養を行ってくれる場合もあります。主に合祀墓や納骨堂が見受けられます。

数が少ない理由は、やはり前述の通り宗教上の制約になります。

ただし近年では、寺院内にペット専用のエリアを設けているところや、人間と一緒に個別墓で眠れるプランを用意している寺院もあるようです。

ペットの永代供養を行うメリット・デメリット

ペットを永代供養したい、もしくはペットと一緒に永代供養墓に入りたいという希望を持つ方は多いかと思いますが、その前にきちんとメリット・デメリットを把握しておきましょう。

ペットを永代供養するメリット

ペットを永代供養するメリットは以下の通りです。

  • 無縁仏になることを避けられる
  • 安心感がある
  • 管理側によって永代にわたって供養してもらえる
  • 気持ちの整理がつきやすくなる

永代供養にすると、飼い主が怪我などでお参りに行けなくなってしまった場合や、万が一飼い主が亡くなってしまった場合でも、管理側のペット霊園が永代に渡って供養をしてくれます。つまり、無縁仏になることを避けられるのです。

また、中にはペットを失ってしまったことによるペットロスが起きる人やペットロスが長引いてしまう人もいます。

ペットを永代供養することで気持ちの整理がつきやすくなり、そのような状態になること避けることもできるでしょう。

ペットの永代供養するデメリット

ペットの永代供養を行うデメリットは以下の通りです。

  • お墓参りの頻度が減る可能性がある
  • 費用がかかる
  • 後から遺骨を移すのが難しい
  • どんな供養をしてもらっているのか可視化しづらい

まず、誰かが供養してくれているという安心感から、お墓参りに足を運ぶ回数が自然と減ってしまう可能性があります。

また、永代供養を行うには、どのような種類であれ少なからず費用がかかります。

その他にも、管理側が供養してくれると言っても、具体的にいつ・誰が・どのような供養をしてくれているか?可視化しづらかったり、後からペットの遺骨を移動させたいと思っても難しい場合がある、といったデメリットも挙げられます。

ペットの永代供養を行うタイミングは?

ペットが亡くなり永代供養を検討している場合、そのタイミングとしては主に、

  • 火葬直後
  • 手元供養を行った後

が挙げられます。これはどちらが正解ということはありません。飼い主自身の気持ちも含め、ベストだと思ったタイミングで永代供養を行うと良いでしょう。

それぞれのタイミングの特徴や注意点について解説していきます。

火葬直後

スムーズに永代供養を行いたい場合は火葬直後に永代供養を行うのが良いでしょう。火葬前に申し込みを済ませておけば、スムーズに永代供養することができます。

ただし、飼い主の気持ちの整理がつかない場合もあるかもしれません。その場合は、次に紹介する「手元で供養した後」のタイミングで永代供養を検討するのが良いでしょう。

手元供養を行った後

飼い主自身の気持ちが整理できるというメリットがあるのが、手元供養を行った後のタイミングになります。

まずゆっくりと手元供養を行い、その後、自身がベストだと思ったタイミングで永代供養に切り替える形になります。

現実問題として、飼い主がペットを供養し続けるのは難しいため、途中で永代供養に切り替えるという方は多くいらっしゃるようです。

ペットの永代供養の費用の目安

ペットを永代供養する際の費用は、埋葬方法に変動しますが、およそ、

  • ペットのみ永代供養する場合:3万円〜10万円程度
  • 飼い主と一緒にお墓に入る場合:数十万円〜100万円以上

と考えておくと良いでしょう。続いて、ペットのみ永代供養する場合の費用の内訳を紹介していきます。

ペットの永代供養の費用の内訳

ペットの永代供養の費用は、「永代供養料」と「管理料」および「火葬料」になります。

まず、永代供養料は霊園の規模などにより異なりますが、お墓と供養付で、30,000円程度が相場と言われています。

また、この永代供養料の中には「管理料」が含まれている場合がほとんどですが、まれに管理料を毎年必要とする霊園もありますので注意が必要です。

次に「火葬料」ですが、こちらは火葬の形態によって料金が変わってきます。
火葬の形態としては、下記の3つがあります。

  1. 合同火葬
  2. 一任個別火葬
  3. ご家族立会火葬

まず、「合同火葬」とは、霊園のスタッフがペットのご遺体を引き取って、他のペットと共に火葬する方法です。合同火葬の場合、他のペットと遺骨が交ざることになりますので、火葬後は返骨ができません。

次に「一任個別火葬」とは、霊園のスタッフにペットのご遺体を引き取ってもらって、その後、個別で火葬をしてもらう方法です。一任個別火葬の場合、遺骨が交ざることはありませんので、返骨も可能です。

最後に、「ご家族立会火葬」とは、ご家族が立ち会える火葬方法です。ご家族立会火葬も、一任個別火葬と同様に個別での火葬になりますので、返骨も可能です。

ペットの火葬形態による費用の相場

そして、これらの火葬形態は『ご家族立会火葬>一任個別火葬>合同火葬』という順番で料金が高くなります。
加えて、ペットの大きさなどによっても料金は前後します。
そのため一概にはいえませんが、大体の相場としては下記のような金額を想定しておくとよいでしょう。

  • ご家族立会火葬:12,000円~30,000円
  • 一任個別火葬:10,000円~25,000円
  • 合同火葬:5,000円~15,000円

また、永代供養料や火葬料の他にオプションでお別れのお花などをつけることができますが、そういったオプションをつけると、もう少しお金がかかってくるようです。

永代供養以外のペットの埋葬方法

永代供養以外でペットを埋葬する場合、「土葬」と「自治体に引き取ってもらう」という方法があります。

まず、土葬についてですが、ペットの遺体を勝手に埋葬することは法律で禁じられています。

ペットの遺体は法律上では「廃棄物」に含まれていて、他者の所有する土地や公共の場に埋葬すると「廃棄物処理法」違反になるのです。

ただし、自宅の庭など自身が所有する土地に埋葬するならば、廃棄物処理法違反にはなりません。

また、遺体を火葬して「遺骨」にしてしまえば、「廃棄物」の規定から外れることになりますので、法に触れることはありません。

次に、自治体に引き取ってもらうという手段ですが、法律上でペットの遺体は廃棄物です。

そのため、市町村役所の担当窓口に問い合わせれば、廃棄物として遺体の引き取りを依頼することもできます。ただし、大切なペットを廃棄物として扱われたくない気持ちがあるならば、避けた方が良いでしょう。

また、永代供養という形にこだわらないのならば、ペット霊園に埋葬してもらうことも可能です。

ペットと一緒に入れる永代供養墓

それでは最後に、エータイが提携しているペットと一緒に入れる永代供養墓を扱っているお寺をご紹介させていただきます。

廣慶寺

廣慶寺-永代供養付個別墓「やすらぎ五輪塔」

東京都町田市にある曹洞宗 三輪山 廣慶寺(みわさん こうけいじ)は、安土桃山時代に円福寺第二世・最安慶初大和尚によって開かれた歴史ある古刹です。

令和4年、現代のニーズに合わせた永代供養墓・樹木葬を「よつぎ墓苑」に建立しました。ライフスタイルの多様化に応えた幅広いプランから選ぶことができ、過去の宗旨宗派を問わず、年間管理費・護持会費もかかりません。

永代供養付個別墓「やすらぎ五輪塔」、永代供養付樹木葬「自然想 やすらぎの風」にて、ペットと一緒に永代供養が可能となっております。

▶︎ 廣慶寺の詳細はこちら

本光寺

本光寺 - 永代供養付個別墓「冥福五輪塔」

千葉県市川市にある「光胤山 本光寺」は、日蓮宗のお寺です。今から660年前、正平16年(1361)に日胤上人によって創建されました。場所は、JR武蔵野線「市川大野」駅から歩いて3分。東京駅から電車で35分と都心からのアクセスも良く、大変便利な場所に位置しています。

本光寺は長い歴史を持った由緒あるお寺でありながら、「お寺は笑顔になれる場所」というご住職の思いから、地域に開かれたお寺です。24時間いつでも自由にお参りいただける他、毎朝、本堂で永代供養も行っています。宗旨・宗派を問わず、護持会費・年間管理費も不要です。

こちらのお寺では、永代供養付個別墓「冥福五輪塔」にて、ペットと一緒に永代供養が可能となっております。

▶︎ 本光寺の詳細はこちら

まとめ

ペットの永代供養を受け付けているペット霊園は少なからずあります。

ペット霊園では、読経や法要など人間と同じように丁重に供養をしてもらえます。

ただし、飼い主とペットが一緒に入れる永代供養墓はまだまだ少ないのが現状です。

また、永代供養以外にも、自身の土地に埋葬したり、遺骨にして散骨したり、役所に引き取ってもらえたりとペットの供養方法は様々です。

大切なペットのために納得のできる手段を選びましょう。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

当社でご紹介する永代供養墓は、安置期間を定める合祀タイプや、合祀されることなく永代にわたり個別で利用できる個別タイプなど、ご要望に合わせて様々なプランをご用意しています。

どのタイプのお墓も年間管理費不要で管理・供養をお任せできる永代供養墓ですので、お墓の維持費をかけたくない方や家族に迷惑をかけたくないという方にもおすすめです。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
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