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近年、「合葬墓」と呼ばれる形式のお墓を検討する方が増加傾向にあります。

その背景には少子高齢化や高齢者の一人暮らしが増加していることなど、社会構造の変化が影響していると考えられています。

今回の記事ではそのような状況を踏まえて、合葬墓とはなにか、永代供養墓や納骨堂などその他のお墓との違い、合葬墓のメリットデメリットを解説させていただきます。

お墓選びに関心をお持ちの方は是非とも参考にしてみてください。

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全国的に合葬墓が広がっている

最近、全国の自治体で合葬墓を整備する動きが広がっています。

神戸市では2018年度に2億円の予算を投じて、市営の合葬墓を新設いたしました。

個別安置用とあわせて約1.2万柱分のお墓を整備しており、最初の枠として18年の7~8月に560柱分の募集をかけたところ、倍率5.6倍の応募があつまったそうです。

また同市がおこなったアンケートによると、アンケート対象者のうち約25%が現在のお墓を閉じる墓じまいを検討しており、さらに約50%が納骨堂や合葬墓形式の墓を希望しているとのことです。

合葬墓、少子化で広がる 管理の不安解消へ整備相次ぐ

その背景には特に高齢者の一人暮らしが増加していることがあると考えられます。

内閣府のホームページで公開されている総務省の国勢調査結果によると、1980年には一人暮らしの高齢者男性は全体の4.3%(約19万人)、女性は11.2%(約69万人)だったのに対して、2015年には高齢者男性の13.3%(約192万人)、女性の21.1%(約400万人)にまで増加しています。

第1章 高齢化の状況(第2節 1)

また今後さらに少子高齢化が進むことで、この傾向が拡大すると予想されます。

2015年時点の65歳以上の方の割合は25.2%であるのに対して、2050年には32.3%まで約7%も増加すると予想されているためです。

1 少子高齢化への対応

以上の理由から、合葬墓のようなタイプのお墓は今後さらに需要の拡大が予想されます。

合葬墓とは

あらためて合葬墓とはなにかを確認しておきましょう。

そもそも合葬とは、骨壷から遺骨を取り出して他の方の遺骨と一緒に供養することで、合葬墓とは、そのように合葬した遺骨を共同で供養するためのお墓のことを指します。

合葬墓には、「合祀墓」や「合同墓」など様々な呼び方が存在します。

後述する永代供養墓や納骨堂とも混同されることがありますが、厳密には違いますのでご注意ください。

合葬墓は金銭面など様々な理由からお墓を購入できない方や、以前は通常のお墓を利用していたものの、墓じまいをして遺骨を移した方などが利用しています。

また合葬墓は、墓地管理者別に「寺院墓地」「民営墓地」「公営墓地」に建てられています。

場所によって偏りはありますが、寺院墓地がもっとも供養は手厚い一方費用は高く、民営が真ん中あたりで、公営墓地が供養は最低限の代わりに価格が安いという特徴があります。

永代供養墓や納骨堂との違い

合葬墓とよく混同される永代供養墓や納骨堂とはどのような違いがあるのでしょうか。

永代供養と合祀についてはこちらの記事でも紹介しております。

永代供養はいつから合祀される?

永代供養の期間に期限はあるのか

永代供養墓との違い

合葬墓と永代供養墓は、「他の方の遺骨と一緒に埋葬する」という点では共通しています。

しかし永代供養墓の場合、17回忌や33回忌など期間を区切って、遺骨の個別保管期間を設けていることがほとんどです。

他にも永代供養墓は、石碑の周りに家族や夫婦ごとで区画を区切って埋葬する「集合墓タイプ」や、骨壷に遺骨を入れたまま個別の安置所に埋葬する「個別墓タイプ」など、様々な種類が存在します。

また、寺院が運営する永代供養墓の場合は、合葬墓よりも供養の回数が多かったり、内容も手厚かったりすることが多いです。

このように永代供養墓はその種類や墓地管理者によって大きく異なるため、合葬墓よりも意味するところが広いといえます。

永代供養墓についてもっと詳しく知りたいという方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

永代供養とは?その種類や費用、メリット・デメリット、選び方のコツ

納骨堂との違い

納骨堂との違い納骨堂は合葬墓とは異なり、通常のお墓と同様、個別に供養するのが一般的です。

通常のお墓が野外に設置された墓石の下に遺骨を埋葬するのに対して、納骨堂では室内の専用スペースに安置します。

合葬墓は遺骨を他の方と一緒に埋葬してなおかつ、遺骨を骨壷に入れずに埋葬することが多いのでその点で大きく異なります。

納骨堂についてもっと詳しく知りたいという方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

納骨堂の費用は?相場や内訳について詳細に解説

ここでご紹介したそれぞれの違いは、あくまで一般論になります。

実は合葬墓、永代供養墓、納骨堂には明確な区別はなく、たとえば永代供養付きの合葬墓や永代供養付きの納骨堂という言い方も存在します。

実際にご検討されるときには、それぞれの管理者に問い合わせて内容を確認することをおすすめします。

永代供養墓にご興味がある方は、よろしければ以下の資料も合わせてご確認ください。

合葬墓のメリットとデメリット

最後に合葬墓を検討する上で知っておきたいメリットとデメリットを整理しておきます。

これから実際に合葬墓を検討されている方は、必ず目を通しておいてください。

合葬墓のメリット

価格が安い

合葬墓のメリットとして、なによりもまず、価格が非常に安いということが挙げられます。

通常のお墓とは異なり墓石を必要とせず、戒名料やその後の管理費などもかからないことが多いため、1柱10万円ほどで利用することが可能です。

もちろん場所によって土地代や供養の内容も変わるため費用は見積もりを確認してもらいたいところですが、それでも一般のお墓より高くなるということはほとんどないでしょう。

継承者がいない方でも利用可能

合葬墓にはもともと通常の寺院や霊園のお墓で供養されていたけれども、管理する人がいなくなっていわゆる無縁仏になってしまった遺骨も埋葬されます。

このように合葬墓はお墓を継承する人や墓守がいない方でも、供養を依頼できる場所としての機能もあります。

ご自身も同様のお悩みを抱えていらっしゃるようでしたら、合葬墓の利用はおすすめです。

遺族がお墓参りすることはできる

他の方と一緒とはいっても、基本的に合葬墓には専用の参拝スペースが用意されており、遺族の方はそちらでお参りすることも可能です。

そのため合葬墓は、必ずしもお墓の継承者がいないというわけでなくとも、亡くなった後お墓のことで遺族に面倒を掛けたくないという方にも利用されます。

合葬墓のデメリット

他人と同じお墓に埋葬される

日本人にとってお墓に一緒に入るということは、特別な意味合いを持つものになります。

合葬墓では骨壷から遺骨を取り出して、他人と同じお墓に遺骨のまま埋葬されることになります。

そのことについて契約前に今一度深く考えた上で、もし本当に何の後悔もしない自信があるのであれば利用するのが良いでしょう。

あとで遺骨を取り出すことができない

こちらは自分が入るお墓というよりも、いまのお墓を墓じまいをするときに検討するべきポイントです。

もしいま先祖代々受け継いできたお墓をお持ちであり、そのお墓から合葬墓に移した場合、あとでまた遺骨を取り出して家族のお墓を建てるということはできません。

というのも合葬墓の場合では遺骨を骨壷から取り出して、他の方の遺骨と一緒に埋葬するため、あとでどれが親族のものか判断できないのです。

家族や親戚との相談が必須

先述した二点とも絡むことではありますが、合葬墓は利用者が増えてきたとはいえ、まだまだ一般的なお墓ではないため、利用する場合には自身の家族や親族ともきちんと話し合うことが必須でしょう。

お墓に対する考え方は人それぞれであるため、一人で全て決めてしまうと後々トラブルになってしまう可能性もあります。

家族や親族みんなで、しっかりと合意した上で選択することをおすすめします。

まとめ

時代の要望に応えて注目されている合葬墓ですが、メリットばかりに注目するのではなく、デメリットも踏まえて客観的に検討する視点が重要です。

また永代供養墓や納骨堂など、合葬墓と同等か場合によってはそれ以上のニーズに応えることができるお墓も存在しています。

最近は本当に様々なタイプのお墓が存在しているため、合葬墓だけに絞らず他のお墓についてもしっかりと検討した上で選ぶことをおすすめします。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

当社でご紹介する永代供養墓は、安置期間を定める合祀タイプや、合祀されることなく永代にわたり個別で利用できる個別タイプなど、ご要望に合わせて様々なプランをご用意しています。

どのタイプのお墓も年間管理費不要で管理・供養をお任せできる永代供養墓ですので、お墓の維持費をかけたくない方や家族に迷惑をかけたくないという方にもおすすめです。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
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