納骨と埋葬について

埋葬と納骨の違い

埋葬と納骨の違い

家族の方が亡くなられた場合は遺族がその遺骨を埋葬しなければなりません。一般的に「埋葬」という言葉がよく使用されますが、同じような意味合いで「納骨」という言葉も聞きます。これらは混同されやすいのですが、厳密には意味が違います。
「埋葬」はご遺体をお墓に葬るということで、海外などで行われる土葬でも「埋葬」です。これに対して火葬文化の日本ではご遺体を火葬し、遺骨を胃壺に入れて安置することを指します。
「納骨」とは火葬した遺骨を霊園や寺院などに納めることを意味します。
納骨されたものをお墓や合同の納骨堂に置くことが埋葬ですから、これらは意味合いが違うものといっても、ほとんど同時にされるものなのです。そのためか同意とされがちになっているわけです。

●納骨堂とは
納骨堂は遺骨を安置するいわば室内のお墓です。遺骨を土に埋めないことがお墓と納骨の違いといえます。納骨堂というとお墓を建てるまでの仮置き場というイメージがあるかもしれません。近年では永代供養できることが多くなっています。永代供養の納骨堂も普通の永代供養と同様に期限がきまっています。期限が過ぎると合祀されるものが多くあります。スペースを取らず、屋内で管理しやすいことから、都心部に増えています。

●納骨の時期
納骨の時期については、火葬した遺骨は自宅や寺院に一旦持ち帰り、四十九日の忌明けまでに供養します。すでにお墓がある場合には、四十九日の法要に合わせて納骨式を行うことが多いです。
しかし、遺骨を納めるお墓がない場合はその準備から始める必要があります。お墓を建てるにはおおよそ2~3ヶ月かかります。お葬式を終えてすぐにお墓を準備したとしても四十九日には間に合いません。その場合は、一周忌や三回忌、お彼岸やお盆など法事の節目に納骨を行う人も多くいらっしゃいます。
遺族にとっては遺骨がどのような形式で安置されているのかは、決して軽く考えていいものではありません。いつかは供養する者もいなくなり、いわゆる無縁仏となってしまうことを避けなければなりません。ですから「埋葬」と「納骨」の違いを把握し、安置のされ方にはどのような種類があるのかを簡単にでも知っておくことが大切です。

なぜ埋葬の知識が必要なのか

なぜ埋葬の知識が必要なのか 盆や彼岸、故人の命日などに行われるお墓参りですが、遺族も生活に追われ忙しい日々を送っていることでしょう。そのため、なかなか普段から供養について考え、行動することが現代では難しくなっています。遺族がしっかり供養し、管理するのが理想ではありますが、現実的には難しいことが多いのです。
そのような事情から霊園や寺院に供養をお願いする「永代供養」も珍しくありません。これを悪くいってしまえば「本来は自分がするべき供養を丸投げしている」とも取られます。もちろん、霊園や寺院も誠意をもって供養してくれるのですが、少々後ろ暗いような気持ちになるものです。とはいえ、供養をおろそかにするよりずっといい埋葬といえます。
遺骨とはいえ、やはり故人の魂が宿るものと考えれば、どのような形でも納骨・埋葬されるのか、あるいはされているのか。それらに無関心というのは好ましいことではありません。自分の住む街の近くに改葬したいと考えることもあるでしょうし、自分たちの家族も将来は一緒に入れるお墓へと新築することもあるでしょう。そうした際にも納骨・埋葬がどうなっているのかを知っておくことも大切です。故人だけの問題ではなく、いつか自分にも降りかかってくる問題ですので、具体的なことを知っておくのは必要なことと言えるでしょう。

現代主流となっている永代供養

一般的な埋葬は「墓に入ること」です。骨壷をお墓に納骨する埋葬です。桐箱に入れた骨壷、または骨壷だけを、お墓の下にある納骨室(カロート)に納めます。亡くなった人を土に還すという考え方に基づいた埋葬方法で、これまでは家族、親せきの単位で一つのお墓に納骨されるのが普通でした。しかし、供養もままならないということもあり、霊園や寺院に多くを任せてしまう永代供養が主流になってきているようです。永代供養も基本的に同じですが、それぞれの施設で納骨される合同墓地には違いがあります。屋外の納骨壇や納骨塔に納められる施設や、屋内の霊廟やロッカー型の納骨堂に納める施設と、さまざまです。
また、永代供養は三回忌や三十三回忌というように期限を決めて、最初は普通のお墓に納骨されていたものを、期限がきたら合祀して永代に供養されるといったスタイルもあります。
永代供養を選んだ場合、永代供養墓で入るお墓は、合祀墓・個人墓・夫婦墓・集合墓などのお墓となります。これらのお墓で永代供養が行われるのが永代供養墓です。永代供養墓は屋外に設置されることが多いのが特徴です。樹木やモニュメント、塔などの下に遺骨が埋葬されることが多く、その年間維持費が不要となっています。

永代供養墓と納骨堂の違い

お墓を建てて供養するとなると、子や孫が何代にわたって受け継がなければなりません。永代供養墓は管理できる人がいない場合、霊園や寺院が代わりに供養してくれるものです。他の方と同じ場所に安置されることから合祀墓、合同墓とも呼ばれます。永代供養墓はお墓を建てるより安価といわれています。一方、納骨堂は、個人や夫婦といった単位で遺骨を安置することができます。永代供養墓地は原則として子や孫に受け継ぐことはできません。納骨堂は子や孫へ承継していくタイプがあります。また、永代供養墓は屋外、納骨堂は屋内であることが大きな違いといえます。
ですが、永代供養墓といってもその形式は多くあります。永代供養墓は霊園や寺院が永代に供養と管理を引き受けてくれるという共通点以外は様々な違いがあります。そのため、一概に永代供養墓はこうだと定義は難しいことがあります。
近頃では埋葬のされ方や、墓石のデザインに凝る人も多く、死後についてあらゆる観点から考える人も増えてきているという現状も踏まえて、宗教色の強い墓地や、風景の良いロケーションにこだわった施設もありますので、家族や自分自身の死後のプランがいろいろと選べるようになっています。見学することもできますから、失敗を避けることができるでしょう。このようなお墓のビジネス化がよくないと思われる傾向があります。むしろ、その方が自然でしょう。それでも永代供養のような形式は、「供養をする時間がない」「子や孫に面倒をかけたくない」という需要が多い現代に必要となっており、永代供養は利用されているのです。

理想の納骨と埋葬を考える

埋葬の事情は時代によって変化します。どこに、どのような形で納骨するのかで、埋葬のスタイルも決まります。主な埋葬方法の種類をご紹介します。

火葬

ご遺体を焼却し、遺骨を納骨堂や墓地に納める方法です。他国では火葬率が50%を下回る国が多い中、日本では火葬率は99.9%と言われています。

土葬

土葬とはその名の通り、土の中にご遺体を埋葬する方法です。火葬との違いは、ご遺体を焼却しないところです。

散骨

火葬した後の遺骨を粉末状に砕き、海や山にまく方法を指します。散骨は法的な規定はありませんが、散骨を禁止している自治体や許可が必要な場合もあるのでよく確認するようにしましょう。

直葬

直葬は近年、急激に増えた方法の1つです。通夜やお葬式、告別式を行わず火葬して埋葬する方法です。

今ご紹介したほかにも多くの埋葬方法があります。
誰でも自分の死後の住処は良くしたいと思うでしょう。故人の生前の希望や、遺族の生活事情に合わせることが一番良いといえます。今ではその選択肢もたくさんあるのです。もちろん、死別ほど悲しいことはありません。そこには感情的な念も多く介入してくるデリケートな出来事です。しかし、避けられないことでもあります。そのため、「埋葬」と「納骨」を念頭に入れておき、故人にも遺族にも理想に適うスタイルを考えるべきではないでしょうか。納骨された骨壺が、普段どうなっているのか確認することはほとんどありません。これでは故人に対しても失礼なことです。無縁仏となってしまわないように、埋葬の仕方についても学び、計画をたてましょう。
永代供養墓の場合は生前に手続きをしておけるため、自分のお墓が無縁墓になることはありません。永代供養には様々なタイプがあります。それぞれ家族の状況に合わせ、よく話し合いをして決めましょう。

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