些細なことでもご相談ください 無料
(受付時間9:00〜18:00・365日相談可能)

墓地を維持していくためには、お金がかかります。

例えば、墓石の購入代金だけではなく、お寺や公営墓地の管理者などに支払う費用もあります。

では、お寺に支払う費用には、どのようなものがあるのでしょうか。

この記事では、お墓を維持するため、お寺に毎年支払わなければならない費用について解説していきます。

エータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計2万6千組以上のお客様に年間管理費・檀家料不要の永代供養墓・樹木葬をご紹介しております。
まずはお墓の写真や料金を見てみたいという方は、こちらからお近くのお墓を探してみてください。

檀家義務のないお墓をお探しの方
  • 檀家になるのは避けたい
  • 跡継ぎ・墓じまい不要のお墓にしたい
  • 子供に費用や管理の負担を残したくない
  • 生前に契約しておきたい
  • 合祀されない個別墓にしたい

一生に一度のお墓のこと、後悔のないお墓選びを。

まずは近くのお墓を探してみる

檀家がお寺に払うお金は主に「管理費」と「お布施」

檀家となった人がお寺に払うお金は、主に「お墓の年間管理費」と「お布施」の二種類です。

管理費とは

お墓の年間管理費とは、お墓を維持するために必要な費用のことです。具体的には以下のような目的で使われます。

  • お墓の敷地内を綺麗に保つための清掃費
  • 休憩所や水道、通路などの設備の修繕や維持

お墓の管理費の相場は墓地の種類によって変わるものの、約5,000円~15,000円となっています。

お布施の金額に決まりはない

お布施とは、ご住職や寺院に対して、感謝の気持ちを込めてお渡しする金銭や物品のことを指します。

お布施は法要の際にお渡しします。

お布施の金額に決まりはありませんが、葬儀や通夜・納骨など法要や供養の種類によって、包む金額の目安が変わります。

また、お布施は1回の法要ごとにお渡しするため、法要の依頼の頻度が多ければ、年間にお寺に支払うお金が増えることも覚えておきましょう。

お寺に払うお金の種類と金額の相場

管理費は誰が支払う?

前述の通り、お寺に払う主なお金は、「お墓の年間管理費」や「お布施」ですが、年間管理費は墓地の種類により相場が違います。また、お布施には様々な種類があり、種類によって包む金額の目安が変わります。

ここでは、お寺に払うお金の種類と金額の相場について詳しく解説していきます。

お墓の年間管理費

お墓の年間管理費は、お墓の維持管理をするための費用です。管理費はお墓参りの際に水道を使えるようにしたり、掃除道具や桶などを用意してもらったり、墓地の歩道を整備したり、お墓参りで出たゴミを処分したりする際に使われます。

年間管理費の費用相場は約5,000円~15,000円ですが、墓地の種類によって変わりますので、くわしくみていきましょう。

寺院墓地の相場

寺院墓地の場合、一般的に年間管理費は高くても2万円ほどでおさまります。

しかし、名の知れたお寺や、檀家になることがステータスになるような由緒正しいお寺の場合は、10万円ほどの管理費がかかることもあります。また、法事の際のお布施も相場より高いケースがあるため注意が必要です。

寺院墓地を検討する場合は、年間管理費や入檀料などの費用を事前に確認するようにしましょう。

公営墓地の相場

公営墓地の場合、管理費はさほど高くはありません。

公営墓地は地方自治体が運営しており、費用も行政の資金から賄われることが多いため、管理費の負担も少なくなっているのです。

公営墓地の管理費の相場は、数千円で済む場合がほとんどのため人気があります。

ただ、入れる枠数が決まっているので、倍率が高くなってしまうという難点もあります。

民営墓地の相場

民営墓地の場合は、公営墓地よりも管理費はやや高めですが、一般的な寺院墓地と同様に2万円を超えることはほとんどありません。

平均すると5,000〜15,000円ほどが相場とされています。

また、立地によっても金額は左右され、郊外や田舎よりも都心部のほうがやや高い傾向にあります。

加えて、民営墓地の施設が充実しているとその分年間管理費も高くなる傾向にあるため、事前に金額を確認するようにしましょう。

お布施

ご住職に法要を行ってもらった際は、お布施をお渡しします。法要の種類によって、お布施の金額相場は変わります。

弔事お布施の金額相場
四十九日法要3万円~5万円
納骨法要1万円~5万円
新盆・初盆法要3万円~5万円
一周忌法要3万円~5万円
三回忌以降1万円~5万円

四十九日法要

四十九日法要とは、故人が亡くなってから四十九日目に行われる供養の儀式です。

仏教の教えでは、亡くなった人の魂は四十九日かけてあの世に旅立つとされており、そのタイミングで行われる法要は重要な意味を持ちます。

お布施の平均相場は3万円~5万円です。

納骨法要

納骨法要は、遺骨をお墓に納骨する際に行われる供養の儀式です。

一般的には、四十九日法要と合わせて行われることが多くなっていますが、一周忌や三回忌の際に行われることもあります。

お布施の金額相場は1万円~5万円です。

新盆・初盆法要

新盆(にいぼん)または初盆(はつぼん)は、故人が亡くなってからはじめて迎えるお盆のことをいいます。故人の霊が初めて家に帰ってくることから、法要を行うケースも多くなっています。

お布施の金額相場は3万円~5万円です。

一周忌法要

一周忌法要は、故人が亡くなってから初めての命日を行う供養の儀式です。この一周忌のタイミングで納骨をする場合もあります。

また、この一周忌が終わると「喪が明ける」とされています。

お布施の金額相場は3万円~5万円です。

三回忌以降

三回忌以降も、引き続き故人の冥福を祈る法要が行われます。特に三回忌は一周忌と同様、親族が集まって法要を営む場合が多くなっています。

三回忌以降は、七回忌や十三回忌、十七回忌などの節目で法要を執り行い、その都度お布施をお渡しします。

お布施の金額相場は1万円~5万円です。

入檀料

入檀料とは、寺院の檀家になる際に納める費用のことをいいます。

入檀料を納めることで、お寺の行事や供養に参加できたり、寺院墓地に納骨する権利を得ます。また、お寺の維持・運営を支える役割も担うことになります。

入檀料の金額は寺院によって異なります。一般的には10万円~30万円程度とされていますが、より多くの金額が必要になる場合もあります。

離檀料

離檀料とは、檀家をやめる(離檀する)際に、お寺に対してお渡しするお金のことをいいます。離檀料は、今までお世話になったお寺への感謝の気持ちを表すものとされています。

そのため、金額に決まりはありませんが、寺院によって金額の基準が異なるケースもあります。

離檀を検討する場合は、事前にご住職におうかがいすると良いでしょう。

寺院の改築・修繕費

修繕費とは、寺院の本堂や墓地、設備などの維持や修正に必要な費用のことをいいます。

修繕費は、檀家から別途お布施を募る場合や、定期的に管理費に上乗せして徴収するところもあります。

まだ、大規模な改修をする場合は、檀家全体で特別寄付を行うこともあります。

お寺に払うお金の支払い方法

お寺に払うお金の支払い方法としては、以下の3つがあります。

  • 直接手渡しする
  • 銀行振込
  • クレジットカード・キャッシュレス決済

最も多い方法としては、お金を白い封筒に入れて、直接手渡しする方法です。

封筒の表書きは「お布施」「御布施」と書き、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えながら手渡します。

また、近年は銀行振込やキャッシュレス決済に対応している寺院も増えています。お金の支払い方法は寺院によって異なるため、事前に確認しておくようにしましょう。

お布施でダメな金額はある?

葬儀では避けるべき金額や数字がありますが、お布施でタブーとなる金額はありません。

葬儀では「4(死)」や「9(苦)」は避けられます。

お布施は感謝の気持ちを表すものであり、どの金額でも特に問題ありません。

中途半端な金額にならないように、1万円単位でお布施を包むと良いでしょう。

お墓の管理費は誰が支払う?

墓地の管理費は、基本的に「祭祀継承者」が支払います。

祭祀継承者というのは一族の中から選出され、墓地の管理を任された人のこと。

一般的に故人の長男がなる場合が多いですが、決まりがあるわけではありません。

長男がいない場合は他の兄弟が担当することもありますし、他の親族の中から選ばれることもあります。

管理費の支払いなどは主に祭祀継承者が負担することになっているものの、最近はお墓の費用を親族で分担する例も増えてきています。

管理費を滞納した場合は?

お墓を維持管理していく以上、管理費の支払いは義務です。

管理費が支払われない墓石は、墓地の管理者に撤去されてしまうので気をつけましょう。

管理費の滞納が続くとお墓は無縁墓となり、永代供養の合祀塔などがあればそこに遺骨は移動させられます。

また、合祀塔がない場合には公営の無縁塚に埋葬されることになります。

合祀塔や無縁塚に移った遺骨は二度と取り出すことができないので、注意しましょう。

自身の先祖を無縁仏にしないためにも、祭祀継承者となった場合には責任を持って管理費を支払っていくことが大切です。

永代供養墓なら管理費が不要な場合も

管理費を支払い続けていくのが負担になってしまう場合には、「永代供養墓」にするのも一つの手段です。

永代供養墓とは、寺院が祭祀継承者にかわって管理や供養を行ってくれるお墓のことをいいます。

さらに、檀家義務がなく、年間管理費も不要な永代供養墓もあります。

近年では管理費の負担が重いと考える人や、遠方でなかなか墓参りができないという人が永代供養墓に切り替えるケースが増えています。

お墓の管理を寺院に任せることで負担も減りますし、お墓参りなどは今まで通り自由に行うことが可能です。

また、永代供養墓なら一般のお墓に比べて費用が安いことも多く、経済的な負担が少ないのも大きなメリットです。

永代供養墓にはいつでも切り替えることができるので、必要になったタイミングで永代供養墓にするのもひとつの方法です。

エータイでは、檀家義務がなく、年間管理費も不要な永代供養墓・樹木葬をご紹介しております。

興味がある方は、以下の資料をご参考にしてみてください。

まとめ

今回は、お寺に支払うお金について紹介してきました。

お墓を持つと、年間管理費などの維持費がかかってきます。

先祖代々のお墓を守るために必要な費用と言えますが、近年では檀家義務もなく維持管理費もかからない永代供養墓の人気が高まっており、永代供養墓を購入される方が増えてきています。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓・樹木葬をご紹介しています。

ご紹介するお墓は年間管理費不要で継続費用のかからない永代供養のついたお墓です。

具体的にお墓の写真や詳しい料金を見てみたいという方は、以下からお近くの地域を探してみてください。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
些細なことでもご相談ください 無料
0120-19-9402

(受付時間9:00〜18:00・365日相談可能)