お寺に払うお金は年間いくら?
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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墓地を維持していくためには、お金がかかります。
例えば、墓石の購入代金だけではなく、お寺や公営墓地の管理者などに支払う費用もあります。
では、お寺に支払う費用には、どのようなものがあるのでしょうか。
今回は、墓石を維持するため、お寺に毎年支払わなければならない費用について解説していきます。
エータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計2万6千組以上のお客様に年間管理費不要の永代供養墓・樹木葬をご紹介しております。まずはお墓の写真や料金を見てみたいという方は、こちらからお近くのお墓を探してみてください。
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毎年かかるお金は「管理費」
お墓の維持のため、お墓に毎年支払わなければならないのは、「管理費」と呼ばれるものです。
管理費はお墓参りの際に水道を使えるようにしたり、掃除道具や桶などを用意してもらったり、墓地の歩道を整備したり、お墓参りで出たゴミを処分したりする際にかかる費用です。
これらは全てお墓の管理・運営側が用意するので、お礼のようなお金と考えてもよいでしょう。
管理費の金額はお寺によって様々です。
相場はだいたい年間5,000円ほどですが、墓地の区画の面積によって変動することも。
また、公営墓地などは民営墓地よりも管理費が安い傾向にあります。
また、寺院墓地の場合は、寺院によって費用はまちまちです。
管理費については、以下の記事で詳しくまとめています。
お墓の管理費とは?相場や滞納するとどうなるかを解説
管理費の相場
管理費の相場については、前項で少し触れました。
おおよその相場は年間5000円〜2万円ほどですが、墓地のタイプによって変わってきます。
以下に墓地ごとの相場をまとめてみました。
寺院墓地の相場
寺院墓地の場合、一般的なお寺であれば高くても2万円ほどでおさまります。
しかし、名の知れたお寺や、檀家になることが自身のステータスになるような由緒正しいお寺の場合は、10万円ほどの管理費がかかることも。
そして、このようなお寺は、法事の時のお布施も相場とは異なる傾向にあります。
寺院墓地を検討する場合は、そのお寺がどのようなお寺なのかを事前にチェックしておいたほうがよいでしょう。
公営墓地の相場
公営墓地の場合、管理費はさほど高くはありません。
地方自治体が運営しているということもあり、費用も行政の資金から賄われることが多いため、管理費の負担も少なくなっているのです。
公営墓地の管理費の相場は、数千円で済む場合がほとんど。
年間の管理費がかからないので、人気も高い墓地です。
ただ、その分入れる枠が決まっているので、倍率が高くなってしまう難点もあります。
民営墓地の相場
民営墓地の場合は、公営墓地よりも管理費はやや高めですが、一般的な寺院墓地と同様に2万円を超えることはほとんどありません。
平均すると5000〜15000円ほどが相場とされています。
また、土地によっても金額は左右され、郊外や田舎よりも都心部のほうがやや高い傾向にあります。
また、民営墓地の中にどのような施設があるのか、ということによっても管理費の額は上下します。
管理費は誰が支払う?
墓地の管理費は、基本的に「祭祀継承者」という人が支払います。
祭祀継承者というのは一族の中から選出され、墓地の管理を任された人のこと。
一般的に故人の長男がなる場合が多いですが、決まりがあるわけではありません。
長男がいない場合は他の兄弟が担当することもありますし、他の親族の中から選ばれることもあります。
管理費の支払いなど、何かと負担の大きい祭祀継承者ではありますが、その分墓の管理を自身の思うようにできます。
墓のことに関する最終決定権は祭祀継承者に委ねられていますので、自分でお墓を管理していきたい、という人には適任でしょう。
管理費を滞納した場合は?
お墓を維持していく以上、管理費の支払いは義務です。
管理費が支払われない墓石は、管理団体側に撤去されてしまうので気をつけましょう。
管理費の滞納が続くとお墓は無縁墓となり、永代供養の合祀塔などがあればそこに遺骨は移動させられます。
また、合祀塔がない場合には公営の無縁塚に埋葬されることに。
合祀塔や無縁塚に移った遺骨は二度と取り出すことができないので、注意しましょう。
自身の先祖を無縁仏にしないためにも、祭祀継承者となった場合には責任を持って管理費を支払っていくことが大切です。
永代供養墓なら管理費が必要無い
管理費を支払い続けていくのが負担になってしまう場合には、「永代供養墓」にするのも一つの手段です。
永代供養墓というのは、祭祀継承者に代わって墓地側が墓の管理を行うお墓のこと。
近年では管理費の負担を考える人や、遠方でなかなか墓参りができないという人が永代供養墓に切り替えるケースが増えています。
墓の管理を寺院などに任せることで負担も減りますし、お墓参りなどは自由に行うことが可能。
また、永代供養墓なら費用もリーズナブルなので、経済的な負担が少ないのも大きなメリットです。
永代供養墓にはいつでも切り替えることができるので、必要になったタイミングで採用するのも良いでしょう。
永代供養墓に興味がある方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください!
また、永代供養については下記の記事でもまとめております。
檀家としてかかるその他の費用
寺院墓地の場合、檀家制度を導入しているところが多く、一般墓を購入する際にそのお寺に入檀することになります。
お寺の檀家になると法事などをスムーズに行える反面、支払うべき費用も増えてしまうのが難点。
檀家になることでかかる費用には、以下のようなものがあります。
入檀料
入檀というのはその名の通り、そのお寺の檀家になることです。
そして入檀をするときに支払うのが、入檀料。
入檀料を支払って檀家契約書や墓地契約書に署名をし、提出することで入檀が受理されます。
入檀料は寺院によって様々ではありますが、相場はだいたい10〜30万円ほど。
また、入檀料だけではなく、位牌を安置しておくための位牌堂の費用も別途必要になります。
ちなみに、入檀の際に入檀料が必要になるわけですが、檀家をやめる時にも離檀料というものが必要になります。
離檀料は5〜20万円が相場。
お寺は檀家からの支援に支えている場合が多く、離檀を避けるため離檀料は高額に設定しているお寺もあり、稀にトラブルとなります。
御布施
お布施は、いわば法要などの際にお経をあげてくれた僧侶に支払う「お礼」のようなものだと考えてください。
お布施は今でこそお金のことを指すようなイメージではありますが、語源をたどれば、見返りを求めずにお礼として人のために行うこと全般を指します。
お金としてお布施を渡す場合、本来は気持ち程度で良いのですが、一般的なマナーとして相場はある程度定まっています。
法事や法要の場合は3〜5万円ほど。
年に何回かあることを考えると、やや負担になってしまうこともあるでしょう。
改築・修繕費の負担
檀家になると、お寺の修繕や改築にかかる費用も負担する場合があります。
ただ、改築や修繕の費用は基本的に「寄付」されたお金から出される場合がほとんど。
寄付する場合、寄付は金額が決まっているケースが多く、それを何口支払うか、ということになります。
まとめ
今回は、お寺に支払う金額について紹介してきました。
お墓を持つと、年間管理費などの維持費がかかってきます。
先祖代々のお墓を守るために必要な費用と言えますが、近年では維持費のかからない永代供養という考え方も出てきており、永代供養墓を購入される方が増えてきています。
エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。
ご紹介するお墓は年間管理費不要で維持費のかからない永代供養のついたお墓ですので、気になる方は無料資料をご参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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