些細なことでもご相談ください 無料
(受付時間9:00〜18:00・365日相談可能)

近年、「終活」が一般的になりはじめたことで、自身が入るお墓を選んでみようと考える人が多くなってきています。

また、ご両親など身内がお亡くなりになるタイミングでお墓を選ぶことになる方もいらっしゃいます。

しかし、お墓の種類も多様化していますので、どのようなことに考慮し、どんなお墓を選べばいいのか、悩んでしまいますよね。

そこでこの記事では、お墓はどのように選べばよいのか、お墓探しのポイントについて解説します。

エータイでは、80以上の厳選寺院と提携し、お客様のご要望にあわせた永代供養墓・樹木葬をご案内しております。

どのようなお墓があるのか見てみたいという方は、こちらのフォームから資料をダウンロードください!


お墓選びのポイント

まずは、お墓選びのポイントから解説していきます。

お墓を選ぶ際は、下記の8つの項目を確認していくことがポイントです。

・お墓の種類
・お墓の経営主体
・宗教・宗旨・宗派
・立地・交通アクセス
・環境
・設備・サービス
・広さ
・費用

株式会社 鎌倉新書の第13回 お墓の消費者全国実態調査(2022年)によると、お墓を選ぶ際に重視したことランキングは、第1位 「お墓の種類」 31.2%、第2位 「自宅から霊園までのアクセス」 16.6%、第3位「金額」12.7%となったそうです。

より自分らしいデザインやライフプランにあったものを選ぶ人が増えたと考えられます。

【第13回】お墓の消費者全国実態調査(2022年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向

それぞれについて、解説していきます。

お墓の種類

お墓の種類まずは、多様化しているお墓の中から、ご希望のお墓を選びます。

お墓の種類は大きく5つに分けることができます。

・一般墓
・樹木葬
・納骨堂
・永代供養墓
・散骨

株式会社オレンジページのアンケート調査によると、終活を考えている人が望む供養は第1位「樹木葬」25.5%、第2位「海などでの散骨」24.7%と、一般墓以外のお墓が注目されていることがわかります。

参照:終活が「自分ごと」になるのは40代から!?  「自分の終活について話している」30代36.7%、40代61.6%  終活で話したいことは「葬式」61.0%、「家の整理」60.6%

一般墓

寺院や霊園の墓地に墓石を建てるタイプのお墓です。

「お墓」と聞いて多くの人がイメージするのが一般墓なのではないでしょうか。

一般墓は建てたお墓を継いでいくことが前提なので、お墓を継ぐ人がいる方や、そもそも先祖代々のお墓があり、そこに入ろうと思っている方、宗教・宗派にこだわりがある方は、一般墓がよいでしょう。

ただし、お墓を継ぐ人がいなくなってしまうと「無縁墓」になり、墓地が処分されてしまうことがありますので、お墓を継ぐ人がいなくなる可能性が高い方は、別のお墓を検討することをおすすめします。

また、一般墓の相場は150万円~300万円と、墓石代がかかる分、他のお墓と比べると費用が高くなりますのでご注意ください。

樹木葬

樹木葬とは、遺骨を埋葬した場所にあとから樹木を植える埋葬方法です。

亡くなったあとに自然に還りたいという方や、景観が美しいのでお墓の見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

ただし、多くは骨壺から遺骨を取り出して土に直接納骨する供養方法であることから、あとで遺骨を取り出すことができないため、その点は注意が必要です。

樹木葬の相場は50〜100万円前後です。

納骨堂

納骨堂とは室内にご遺骨を安置するお墓で、都心を中心に増えています。

永代供養墓とは異なり、ご遺骨が個別に安置されます。

また、納骨堂はスペースを受け継ぐという形で、家族で引き継ぐことができ、場所によっては永代供養を受けることもできる納骨堂もあります。

室内ですので、お墓参りの天候も気にしなくてすみますよね。

納骨堂の相場は形式などによって異なりますが、平均で大体50万円~200万円です。

納骨堂については下記の記事でもまとめておりますので、詳細は下記リンクをご参照ください。

納骨堂の費用は?相場や内訳について詳細に解説

永代供養墓

永代供養墓とは、寺院や霊園がご遺骨の管理・供養をおこなってくれるお墓です。

ご遺骨を一定期間保管したあと、共有墓地にまとめて埋葬します。

墓地管理の手間がかからないので、お墓を継ぐ方がいない方や、理由があってお墓参りに行けない方は、永代供養墓を検討してみてもよいでしょう。

また、個別に墓石を用意しなくてもよいので、一般墓よりも費用を安く抑えることができ、宗教・宗派を問わず利用することも可能です。

ただし、永代供養墓ではまったくの他人と同じお墓に入ることになりますので、他人と同じお墓に入ることに抵抗がある方は注意してください。

永代供養墓の相場はお墓のタイプによって異なりますが、寺院や霊園がご遺骨を永代に渡って供養するための「永代使用料」と墓石料、墓誌彫刻料がかかります。

目安
・一定の期間単独で供養してもらえる「単独墓」:永代使用料40万円+墓誌刻字料3万円
・複数の遺骨を一か所にまとめて納骨する「集合墓」:永代供養料20万円+墓誌刻字料3万円
・他人の遺骨と一緒に納骨する「合祀墓」:永代供養料10万円+墓誌刻字料3万円

永代供養墓についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、是非参考にしてください。

永代供養とは?その種類や費用、メリット・デメリット、選び方のコツ

散骨

散骨とは、法律上問題のない場所にご遺骨を散布する供養方法です。

散骨する場所は個人の自由ですが、周りの人の配慮が必要ですので、一般的には船に乗って海に散骨する「海洋散骨」が多くなっています。

海洋散骨の場合、沖に出るための船をチャーターする必要があります。

自力でチャーターすることも可能ですし、他の遺族と合同で散骨、または業者に依頼する方法もあります。

相場は5万円~30万円で、業者に依頼、合同散骨、単独散骨の順番で費用が高くなっていきます。

散骨については下記の記事でもまとめておりますので、詳細は下記リンクをご参照ください。

お墓がいらない散骨とは?散骨後の供養についても紹介します

また、お墓の種類についてはこちらの記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

新しいお墓の種類を解説!いま墓じまいする人が増えています

お墓の経営主体

お墓の経営主体次に、お墓の経営主体について解説します。

お墓の経営主体は、大きく3つに分類されます。

・民営墓地
・公営墓地
・寺院墓地

民営墓地

民営墓地は、財団法人や宗教法人などが運営しています。

宗教の制約はありませんし、施設やサービスにも、多様なバリエーションがあります。

また、管理人が常駐しているので墓地の管理が行き届いています。

公営墓地

公営墓地は、自治体が運営しています。

民営墓地と同様、宗教の制約はありませんし、民営霊園よりも安価でお墓を建てることができます。

しかし、申し込むためには規定の応募資格を満たしていることが条件で、それでも応募者が多いため、抽選で選ばれることが一般的です。

また、整備が行き届いていない霊園もなかには存在しますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

寺院墓地

寺院墓地とは、お寺の一角にある墓地のことです。
ほとんどの場合はお寺により宗教・宗派が決まっており、そのお寺の檀家になるなど、お墓を建てたあとにもお寺とのお付き合いが続きます。

また、申し込む際に僧侶と面談をすることが必要な寺院もあります。

宗教・宗旨・宗派

墓地によっては宗教・宗旨・宗派を限定している場所もあります。

あらかじめ自分の宗教・宗旨・宗派を確認しておきましょう。

一般的に前述の寺院墓地の場合は宗派が限定されておりますが、そのほかの場合は宗教は不問です。

立地・アクセス

お墓参りをする場合、自宅からのアクセスのしやすさは重要になります。

お墓までの距離や、お墓の最寄りまで電車やバスで行くことができるのか、駐車場はあるのかなど、あらかじめ確認するようにしてください。

環境

家族や自分自身が眠り続けるお墓ですから、陽当りや風通し、墓地の美しさなどの環境も重要です。

また、静かにお参りできそうなのかなど、周囲の環境にも目を向けてみましょう。

設備・サービス

トイレや休憩所が充実してるのか、バリアフリーが意識されているのか、お墓までの送迎はあるのかなど、設備やサービスも確認してみてください。

特に民営墓地にはさまざまな特徴がみられます。

広さ

墓地の広さは、場所によって異なります。

例えば都心は1㎡前後の広さが当たり前ですが、郊外ですと3㎡~4㎡と、同じ値段でも墓地を広くすることができます。

費用

墓石が必要な一般墓地にするのか、墓石が不要な永代供養墓や納骨堂にするのか、あるいは民営墓地にするのか公営墓地にするのか、広さはどれくらいにするのかなど、様々な要因でお墓の費用は異なってきます。

予算も考慮して、希望のお墓を選ぶようにしましょう。

墓地の購入時期

墓地の購入時期

多くの方がお墓のポイントと同じくらい、どのタイミングで墓地を購入するべきかは悩むところだと思います。

ここでは墓地の購入時期について解説します。

墓地を購入する時期は、大きく2つに分かれます。

・終活のタイミング
・納骨の前

終活のタイミング

自分や親が高齢になってきたタイミングで終活をする時に、墓地の購入を検討します。

株式会社まごころ価格ドットコムの調査によると、お墓のある場所が遠い、などの理由から、現在のお墓を撤去し、遺骨を他の墓地に移転する「墓じまい」を行おうと思ったタイミングで最も多かったのも、「終活の一環として」47.5%となっています。

参照:墓じまい経験者の意識調査 結果報告  9割以上の経験者が墓じまいして「良かった」

墓地を比較検討して決めたい場合など、何か所か見て回る方もいらっしゃいます。

墓地を何か所も見て回るには体力が必要ですし、時間がかかりますので、お墓選びはなるべく体力や時間があるうちにすませておくことをおすすめします。

ただし、生前に墓地を決定すると、納骨前から管理費がかかってしまう墓地もありますので、その点はご注意ください。

納骨の前

お墓を購入する時期として最も多いのが、両親など身内が亡くなって葬儀をおこない、納骨をするときに購入するというものです。

納骨のためにお墓を用意するので、生前の年間管理費を抑えることができます。
ただし、一般墓を用意する場合、身内がお亡くなりになられてからお墓の準備に取り掛かると、四十九日に間に合いませんのでご注意ください。

四十九日に間に合わなかった場合、納骨は一周忌や三回忌などの法要に合わせておこないます。

お墓を探す流れ

お墓は、以下の流れで探すと良いでしょう。

お墓の場所を決める

まずは、利用する墓地や霊園を決めます。

使用料や管理料、特徴などは墓地や霊園ごとにさまざまです。

それぞれのメリット・デメリットを比較して決めていきましょう。

石材店と契約

次に墓石の用意をします。

見積もりを複数の石材店から取り、費用を比較検討して決定しましょう。

また、墓地・霊園によっては石材店の指定をしてくる場合がありますので、契約する際には、指定石材店の有無は確認しましょう。

納骨する

建てたお墓に遺骨を納骨します。

また、仏教の場合、納骨前にお墓に魂をいれる「開眼供養」を行います。

そして、開眼供養後に納骨式を行い、お墓に遺骨を納めて終了です。

お墓を建てるメリット

お墓を建てるメリット

お墓を建てるメリットには、以下が挙げられます。

遺骨を保管できる

そもそも遺骨は、どこかへ放棄することはできません。

自宅で保管も可能ですが、生活の中にご遺骨があることに慣れない方もいるかと思います。

そのため、お墓は遺骨を保管するために必要な場所といえます。

故人に会う場所となる

自宅保管の場合、ご家族以外のかたは、お参りに訪れにくいことがありますが、お墓をつくることで、遺族の方が日時に構わずに訪れることができます。

お墓をつくることで、たくさんの方が故人のお参りに通いやすくなるのです。

お墓を建てるデメリット

お墓を建てることには、デメリットもあります。

費用がかかる

お墓を建てるためには、多くの費用が必要となります。

費用相場は、おおよそ150万円〜300万円です。

このようにお墓の設立にはまとまった費用が必要になるため、建ててしまったら簡単に建て直しや移転はできません。

管理が必要になる

お墓は、周辺を掃除したりなどの管理が必要です。

そのため、お墓の後継者となる人が管理面を負担に感じられるようになってしまうでしょう。

お墓がいらない場合

お墓がいらない場合は、遺族と相談して墓じまいを行いましょう。

墓じまいとは、今あるお墓を撤去してお墓の使用権を管理者に返却することです。

昨今では、墓石のお墓を建てずに供養する永代供養というものがあります。

永代供養は、遺骨の管理・供養を寺院、霊園が行うもので、後継者に悩む方の利用が増えています。

また、管理の行き届かないまま放置されたお墓を無縁仏と呼びます。

ご先祖様の眠るお墓を無縁仏にしないためにも、墓じまいを選択肢に入れると良いでしょう。

まとめ

今回の記事では、お墓探しのポイントをお墓の種類から解説いたしました。

お伝えしたようによく知られている一般墓以外にも、お墓にはさまざまな種類があります。

また、お墓の後継者に悩まれている場合は、墓石のいらないお墓「永代供養墓」を検討することをおすすめします。

他のお墓の種類もみて検討する場合は、ぜひエータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
些細なことでもご相談ください 無料
0120-19-9402

(受付時間9:00〜18:00・365日相談可能)