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永代供養の選び方で失敗しないためのチェックポイント

永代供養の選び方で失敗しないためのチェックポイント

新しくお墓の購入を検討する際に、永代供養墓の利用へ切り替える人が増えています。
しかし、ひと口に永代供養といっても、その内容は様々です。
では、永代供養墓を求める際は、どのような点に注意して購入すればいいのでしょうか。

以下にチェックすべき項目を挙げますので、永代供養墓の購入はこれに沿って検討することをおすすめします。

以下のページに「永代供養墓」を選ぶ際にチェックすべき主なポイントを、チェックシートとしてまとめてあります。検討の際にご利用ください。

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永代供養墓のチェックシート

それでは、ここからは安心して永代供養墓への切り替えが進むよう、項目ごとにより細かく見ていきましょう。

場所・立地

永代供養墓を上手に選ぶには、お墓のある場所と立地も考慮しなければなりません。
まず、自宅からそう遠くない場所でないと、お墓参りに訪れるのも容易ではありません。
また、主な親族の自宅からも安心して故人のお墓参りに来られるよう、できるだけ親族の家からも近い墓地を選びたいものです。

次に、自宅から永代供養墓までの公共交通機関のアクセスも考慮に入れましょう。
公共交通機関を利用した場合の所要時間と、路線や乗り換え回数なども、永代供養墓選びの重要なポイントとなります。

車と徒歩のルートも確認する

永代供養墓まで、車を利用して向かう場合も考えておきましょう。
どのルートを通れば早く行けるか、渋滞状況はどうか、などをあらかじめチェックしておくことが大切です。
特に一般のお彼岸やお盆の時期は、お墓参りをする人で混雑しますから、そういった状況での渋滞情報や最短で着くアクセス方法もあると便利です。

また、車や公共交通機関を降りてから墓までの道路の状況も、把握しておくといいでしょう。
階段や坂道の勾配、車の往来状況などを調べておけば、高齢の参拝者がいても安心です。

周辺施設も確認する

なお、ついでに調べておくと便利なのが、永代供養墓に行く途中にあるお店などの情報です。
墓まで行く途中にお供えの花を買える店があるか、途中で休憩や食事ができる店があるかなども、永代供養墓選びの重要なポイントとなります。
周辺エリアのお店が充実していれば、お墓参りへより安心した気持ちで行くことができます。

費用・維持費

永代供養墓の購入を決める際には、費用や維持費についてもチェックしておく必要があります。
永代供養墓の総費用には何が含まれるのか、何が別料金になるのかを明確にしないと、あとで思わぬ出費を強いられることにもなりかねません。
費用や維持費についてはパンフレットなどに説明があるはずですが、わからない点があれば管理を行っている寺院に必ず確認取るようにしましょう。

また、管理費用がかかる場合、一括で払うのか年単位で払うのかも、確認を取ると良いでしょう。
施設によっては、管理料のほかに年間管理費が必要となるタイプもありますので、その点もチェックしておきたいものです。
できれば、ローンや分割払いに対応してくれるのか、生前予約ができるのかについても確認しておきましょう。

意外と盲点なのが墓誌や副葬品の扱い

永代供養墓によって、墓誌や副葬品の扱いは様々違いがあります。
はじめから料金に含まれる場合もあれば、別料金の場合もあるので、あらかじめ確認が必要です。

また、永代供養墓は一人用にするのか、それとも夫婦や家族全員で入れるのかについても、事前に知り、家族にも確認を取る必要があります。
これによって料金が変わるのはもちろん、将来新たに遺骨の安置が必要になった場合、一人用だとまた永代供養墓を購入しなければならなくなり費用がかさんでしまうのです。

納骨期間

永代供養墓を決めるには、納骨期間も重要なポイントとなります。
供養してくれる期間は何年か、供養期間は選べるのかについて、あらかじめ確認しておきましょう。

永代供養では、供養のタイプによってはじめから合祀する場合と、一定期間後に合祀する場合があります。
一定期間後に合祀する場合は、17回忌、33回忌、50回忌などを目安に合祀されます。
この年数はそれぞれの永代供養墓で独自に決めていますが、中には合祀するまでの期間を選べたり、合祀までの期間を50年以上伸ばせたりする施設もあります。

単身者が永代供養墓を決める場合は、もうひとつチェックすべき項目があります。
それは、身寄りがない場合の遺骨の引き取り方です。
これについては、生前契約ができる場合もありますので、永代供養墓を運営施設、寺院等に問い合わせると良いでしょう。

供養の頻度・管理方法

永代供養墓を選ぶ場合は、供養の頻度と管理方法も気になるところです。
供養については、春秋にある一般的なお彼岸の供養とお盆の供養はだいたいどこでも行ってくれますが、中には年1回しか供養してくれない施設もありますから、注意が必要です。

このほか、毎月月命日に供養してくれる施設もあれば、毎日回向してくれる施設もありますから、事前にチェックしておきましょう。
また、施設によっては決まった宗派に基づいて供養を行う場合があります。
宗教や宗派にこだわらなければ問題ありませんが、そうでなければ前もって確認を取る必要があります。

お参りはどのようにできるのか

永代供養墓では、遺骨を目の前にして手を合わせることのできる施設もあれば、遺骨から離れた場所でしか参拝できない施設もあります。
また、共同の祭祀所が決められていて、そこでしか参拝できない場合もあり、様々です。
どのように参拝できるかは、参拝する人にとってはとても重要な問題ですから、この点もしっかり確認しておきたいものです。

宗派

永代供養墓を選ぶ場合、宗教や宗派による制限の有無も重要な問題となります。
永代供養墓の中には、その寺院が属する宗派の檀家になることや、戒名をつけることが条件となる場合があります。
特定の宗教を信仰している場合、永代供養墓を運営する寺院の檀家になることが条件では困ります。
また、無宗教の人も永代供養墓を購入したからといって、その寺院の門徒になるようなことはありません。
あとでトラブルにならないためにも、永代供養墓を購入する際は、こういった点も事前にチェックしておく必要があります。

その他確認しておきたいことや注意点

永代供養墓購入にあたっては、税金問題や法律問題などクリアしなければならない様々な要件があります。
特に、これまで使っていたお墓から永代供養墓にお墓を移す場合には、「墓地、埋葬等に関する法律」に沿って、改葬の手続きをする必要があります。

その他永代供養墓を契約する前には、管理する寺院や霊園の下見をし、実際にお墓を管理するご住職や責任者に会ってお話をすることも大切です。墓所の管理者との相性は、今後長くお世話になる上で意外と重要な要素となります。

まとめ

永代供養を選ぶ際には、どこをチェックすれば良いのかわからないことが多いものです。
チェックすべき項目は、永代供養墓の立地や費用、納骨期間、供養の頻度など多岐にわたります。
実際にチェックを行い安心して永代供養墓を用意したい場合、冒頭に挙げたチェックシートを利用すると漏れがないので、ぜひ活用してみてください。

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※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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