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先祖代々の墓と永代供養と樹木葬の違い

先祖代々の墓と永代供養と樹木葬の違い

現代社会では、墓をめぐって切実な問題が起きつつあります。
地方に両親を残し、子供たちが都市部で働くことが多くなっているために、両親が亡くなったあと、先祖代々の墓を守る人がいなくなるケースが増えているのです。
そのため、残された多くの墓が無縁墓となって荒れてしまうという現状があります。

この状況を回避するための方法として、永代供養という考え方が生まれました。

これは、墓守がいなくなって無縁墓となるよりも、霊園や寺院に管理と供養をお願いする永代供養の方が良いと考える人が増えてきているからです。
その永代供養の中に、自然葬と呼ばれる葬送が含まれることがあります。

そして、自然葬の中に樹木葬や散骨と呼ばれる供養の形があります。
中でも、樹木葬は永代供養と比較されることが多いようです。

では樹木葬と永代供養はどこが違うのでしょうか。

永代供養=樹木葬?

永代供養と樹木葬は同じなのでしょうか。
従来の墓と違って、墓の継承者がいなくても永代に供養してくれるという意味で、樹木葬は大きなくくりで永代供養として考えられることもあります。

しかし、樹木葬はあくまで「永代供養墓」の中の埋葬方法のひとつで、永代供養=樹木葬というわけではありません。

永代供養墓とは

永代供養墓の多くは屋外型で、地上に参拝用の塔などのモニュメントがあり、その下に遺骨が安置してある場合がほとんどです。
しかし、中には屋内型の永代供養墓もあり、スペースをとらないことから、都市部などではこの形式の永代供養墓が増えています。
また、永代供養墓の中には個別に墓石を建てるものもあり、見かけは従来のお墓と変わらないものもあります。

永代供養墓には個別墓、集合墓、合祀墓などの種類があり、17回忌、33回忌、50回忌などの節目を目途に、他の遺骨と一緒にして供養されます。

樹木葬とは

樹木葬は、墓地の区域内に樹木を植え、周囲を花で飾ったものを墓としています。
中央に植えた樹木をシンボルツリーとして、その周辺に納骨するタイプや、墓碑の代わりに樹木を植えるタイプなどがあります。
樹木葬は「人は死んだら土に還る」という考えを実践するもので、里山型の樹木葬では、自然の大地にあまり人工的な手を加えずに作るため、自然環境保護の観点からも人気が高まっています。

なお、樹木葬にも個別墓、集合墓、合祀墓などの種類があり、17回忌、33回忌、50回忌などの節目を目途に、他の遺骨と一緒にする場合が多いのは永代供養墓と共通しています。

永代供養の範囲

先祖代々の墓を持たないという意味では、樹木葬以外の自然葬や散骨も永代供養と同様と考えられます。

では、自然葬・散骨とはどんな埋葬の方法なのでしょうか。

自然葬とは

自然葬とは従来のお墓に埋葬するのではなく、亡くなった人を自然に還そうとして行う方法のことです。
多くの場合、海や山などに遺骨を撒くことで、故人の魂を自然の中に回帰しようという考えの基で行われています。

もともと自然葬は、遺骨を粉砕してパウダー状にしたものを撒くことを指していましたが、骨壺を使わずに直接土の中に遺骨を埋葬する方法も、いつしか自然葬と呼ぶようになりました。
そのため、樹木葬も自然葬のひとつと見られるようになったのです。

散骨とは

散骨とは、火葬した遺骨を粉末状に粉砕して、海や山などに撒く埋葬の形式です。

しかし最近では、木のまわりに散骨する樹木葬の形式も広まってきたので、樹木葬と散骨と自然葬の境界線が曖昧になってきているようです。

樹木葬のタイプ別の違い

樹木葬は大きなくくりでは永代供養のひとつと考えられますが、樹木葬の中でも大きく分けて2つのタイプに分かれます。
それが里山型と公園型と呼ばれるものです。

では次に、この2つの違いについて見てみましましょう。

里山型とは

都市部を遠く離れた山林で行う樹木葬のことです。
多くは山深い山林にあるため、長い間に墓標が分かりにくくなったり、お参りや掃除がしにくかったりなどの難点もありますが、自然環境保護と故人の自然回帰を考慮した埋葬方法として定着しつつあります。

個別に墓石を建てる必要がなく、自然のままの山林を使用するため、費用が安いのがメリットです。
反面、都市部から遠い場所にあることが多く、墓参りに行くのに時間がかかるというデメリットがあります。

公園型とは

都市部に多い樹木葬の形式です。
霊園や施設内の区分けされた墓所に木を植えて1区画に1人の遺骨を埋葬するものと、1本の木をシンボルツリーとして、その根元に多くの人の遺骨を埋葬するタイプがあります。

墓石がなく樹木だけなので、墓地という暗いイメージがなく、近隣住民にも受け入れられやすいというメリットがあります。
ただし、公園型は都市部にあるため、費用は割高となります。
それでも、費用の目安は50万~100万円程度となるため、従来のお墓と比べると安くなります。

まとめ

日本は少子高齢化の影響もあって、最近では墓守をする後継者が不足しています。
そのため、墓を購入する際に、永代供養墓を選ぶ人が増えているようです。
なお、樹木葬は永代供養のひとつと見られることも多く、また自然葬や散骨と共通する面もあって、これらの境界線は曖昧になっているのが現状です。

お墓のプランを知る「永代供養墓」
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※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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