樹木葬の9つのデメリット!事前に知るべきリスクと対策とは


調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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樹木葬を選ぶ人が年々増えていますが、購入前にデメリットを把握しておくことも大切です。
樹木葬は「費用が安い」「自然の中で眠れる」など一般のお墓にはないメリットが多く人気がありますが、樹木葬を選んで後悔したという声も聞かれます。
購入後に「思っていたお墓とは違った」と後悔しないためにも、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解しておきましょう。
この記事では、樹木葬の9つのデメリットとその対策、基礎知識から購入手順まで解説します。
またエータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計2万9千組以上のお客様に年間管理費不要の永代供養墓・樹木葬をご紹介しております。
まずは樹木葬の特徴を知りたい、写真や料金を見てみたいという方は、こちらをご覧ください。
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まず知っておきたい樹木葬の基礎知識
樹木葬は、近年注目を集める新しい埋葬方法のひとつです。まずは樹木葬の基本知識を確認しておきましょう。
樹木葬とは

樹木葬とは、墓石のかわりに草花や樹木を墓標とした供養方法です。自然に囲まれて眠れること、費用が比較的安く生前購入もできる場合が多いことから、近年人気が高まっています。
樹木葬は墓石を建てないため、一般のお墓よりも安い価格で購入できます。また、寺院が遺骨の供養や管理を永代にわたって行ってくれる「永代供養」がついている樹木葬が多いため、お墓の承継者がいない人や、子供に迷惑をかけたくないという人にも選ばれています。
樹木葬の墓地の種類
樹木葬は、比較的アクセスが良い場所にある「都市型」、自然の景観を生かした造りの「里山型」の2種類があります。それぞれ特徴がありますので、くわしく説明します。
都市型

都市型の樹木葬は、アクセスが比較的しやすく、お参りしやすいことが特徴です。
ただ、都市型は土地が狭いことから、1人に1本植樹するのではなく、大きなシンボルツリーの周りにお骨を埋葬するかたちが多くなっています。
また、樹木ではなく草花に囲まれた場所に納骨をする、庭園のような雰囲気の樹木葬もあります。
都市型の樹木葬は、名前が彫刻されたプレートを設置するケースも多くなっています。
里山型

里山型の樹木葬は、ほとんどの場合、山の中など自然豊かな場所にあります。
広い土地があるため、1区画にひとつずつシンボルツリーを植えるケースが多くなっています。樹木は、納骨時に苗木を植えるタイプと、もともとある樹木を利用するタイプがあります。
豊かな自然の中で眠れることが魅力ですが、都市部から離れていてアクセスが悪いため、お参りの足が遠のいてしまったり、免許返納をした後は行けなくなってしまったという例もあります。
樹木葬の埋葬方法の種類と費用相場

樹木葬の埋葬方法は主に「合祀墓タイプ」と「個別墓タイプ」に分けられ、費用相場は以下の通りです。
埋葬方法 | 費用相場 |
---|---|
合祀墓タイプ | 5万円~30万円 |
個別墓タイプ(1人・家族) | 50万円~150万円 |
それでは、それぞれの特徴をみていきましょう。
合祀墓タイプ
樹木葬の合祀墓タイプは、他の人の遺骨と一緒に埋葬される供養方法です。合祀墓タイプでは個別の区画に埋葬しないため、費用を安く抑えられます。
ただし、合祀された後は遺骨を取り出すことはできないため、合祀するかどうかは慎重に決める必要があります。
個別墓タイプ
樹木葬の個別墓タイプは、個別の区画に1人、または家族単位で埋葬される形式です。また、個別墓タイプの中では、以下の2つの埋葬方法があります。
- 遺骨が永代にわたって個別に埋葬されるもの
- 個別安置期間の後に合祀されるもの
個別安置期間があるタイプは、17回忌や33回忌など一定期間が経った後に合祀されます。
合祀された後は「合祀墓タイプ」と同様に、後日遺骨を取り出すことはできなくなるため注意が必要です。
永代に渡って個別に埋葬したい場合は、「個別墓タイプ」で個別安置期間がないものを選ぶようにしましょう。
樹木葬の9つのデメリット
樹木葬にはメリットだけでなくデメリットもあるので、購入前にきちんと把握しておく必要があります。ここでは、樹木葬を検討する際に知っておくべき9つのデメリットを紹介します。
1.アクセスが悪い場合がある
樹木葬は「自然に還る」というコンセプト上、都市部から離れていたり、山の中にあることも多いため、お参りしにくい場合があります。特に里山型の樹木葬は、アクセスが悪いことが多いです。
樹木葬を選ぶときには、交通アクセスが良いか、お墓参りに行きやすい場所かを確認しましょう。
また、将来的に車が運転できなくなった時のことを考え、公共交通機関や送迎バス、タクシーなど他の交通手段があるかどうかも重要なポイントです。
見学の際には、霊園内の段差が少ないか、車いすで移動できそうかどうかも確認しておきましょう。
2.埋葬スペースが狭い場合がある
樹木葬は個別の区画が小さいため、納骨できる人数もおひとり様や夫婦単位が主流です。
ご家族で利用したい場合は、まず納骨する人数を決めたうえで、希望に合う樹木葬を探すようにしましょう。
3.一般的なお墓参りができない場合がある
樹木葬では、樹木や草花を墓標にしていること、自然に囲まれた立地であることから、線香やろうそくなどの火気を禁止しているケースが多くなっています。
線香やお供えができる祭壇を別に用意しているところもありますが、そのようなものが一切ないところもあります。
どのような方法でお参りができるのか、線香やお供え物ができるかを事前にきちんと確認しましょう。
4.他人のお骨と一緒に埋葬される場合がある
前述の通り、樹木葬の埋葬方法は「合祀墓タイプ」と「個別墓タイプ」があります。「合祀墓タイプ」は最初から他の人と一緒に埋葬される、つまり合祀されることになります。
「個別墓タイプ」の場合でも、個別安置期間があるものは、一定期間が経つと合祀されます。
もしも将来的に改葬する可能性がある場合は、永久に個別埋葬できるプランを選択するようにしましょう。
弊社エータイでは、永代にわたり合祀にならない樹木葬もご紹介しております。具体的にどのようなお墓があるか気になる方は、以下から資料をダウンロードし、チェックしてみてください。
5.粉骨しなければならない場合がある
樹木葬によっては納骨スペースが小さいため、粉骨しなければならない場合があります。
故人の遺骨を砕くことに抵抗がある人は、粉骨の有無について購入前にしっかりと確認しましょう。
6.複数人の納骨はコストが高くなる場合がある
樹木葬は一般墓に比べて費用が安いことがメリットですが、人数が増えると想定以上に費用が高くなることがあります。
家族単位での納骨を考えている場合は、割高になってしまわないか、事前に費用を確認するようにしましょう。
7.季節によっては寂しい雰囲気になる
樹木葬は自然に囲まれて眠れることが魅力ですが、季節によって景観や雰囲気が寂しくなる可能性があります。特に冬は予想以上に寂しい雰囲気になり、驚く人もいるようです。
樹木葬を購入するときには、四季それぞれの景観の写真を見せてもらうとよいでしょう。
8.家族の理解を得られない場合がある
樹木葬は墓石がある従来のお墓とは違うため、代々受け継いでいく一般的なお墓を希望する家族や親族から反対されることがあります。
反対意見が出た場合は、まずは樹木葬をよく知ってもらう努力をしましょう。樹木葬のコンセプトや良い点を説明し、一緒に現地見学することで理解が得られたという事例も多くあります。
9.樹木が枯れる場合がある
樹木は手入れが行き届いていないと、枯れてしまうことがあります。また、墓標となる樹木や樹木葬のエリアは問題なくても、その周りは雑草が茂って荒れていることもあります。
現地見学の際は、樹木葬の場所だけではなく、周辺の雰囲気や手入れの状況もしっかりと確認しましょう。
樹木葬の9つのメリット
ここまでデメリットを紹介してきましたが、もちろん樹木葬は多くのメリットがあり、選ぶ人も年々増えています。
ここからは樹木葬の9つのメリットについて詳しくご紹介していきます。
1.永代供養なので継承者が不要
樹木葬は、基本的には一代限りのお墓で、寺院にお墓の管理を任せられる「永代供養」であることがほとんどです。
購入後はお墓の管理が必要ないため、埋葬後の遺族の負担が少ないことがメリットです。
2.お墓を建てるより費用を安くできる
樹木葬は墓石を建てる必要がないため、従来のお墓に比べて費用を大幅に抑えられます。
特に、合祀墓タイプは個別区画に埋葬しないため費用が安く、お墓の費用を抑えたいという人から人気があります。
樹木葬は、金銭的な負担をおさえつつ、自然の明るい雰囲気の中で供養できる点がメリットといえます。
3.永代供養のため維持管理の負担を抑えられる
樹木葬では、遺骨の管理や供養を寺院に任せられる「永代供養」がついているケースがほとんどです。
永代供養のお墓では、管理費も含めて費用一式を最初に一括で支払うケースが多いため、その後の維持管理費がかからないことが多いのがメリットです。
ただし、一部の樹木葬では毎年管理費が必要なところもありますので、確認するようにしましょう。
4.一般的なお墓より雰囲気が明るい
樹木葬は樹木や草花を墓標とすることから、明るく開放的な雰囲気が特徴です。自然を楽しみに行くような気持ちでお墓参りできることがメリットといえます。
お墓の雰囲気が苦手な人、夫婦でどちらかが残された後もひとりで気兼ねなくお墓参りに行きたい人は、明るい雰囲気の樹木葬がおすすめです。
5.樹木や花の下に埋葬でき自然の中で眠れる
樹木葬はお骨が最終的に土に還るようになっているケースも多く、「自然に還りたい」という希望をかなえられることが魅力です。
また、寺院や霊園によってはシンボルツリーや草花を自由に選べるところもあります。故人の好きな樹木や花を植えて供養できることも人気の理由です。
6.樹木の成長により季節や歳月を感じられる
樹木葬は自然豊かな場所にあり、お墓参りごとに四季の移り変わりを感じられます。
また、シンボルツリーとして植えた樹木の成長を嬉しく思ったり、故人が亡くなってからの歳月を感じることもできます。
自然と共にある樹木葬は、残された人の気持ちを元気づけ、後押ししてくれることでしょう。
7.宗派・宗旨を問わない
樹木葬はほとんどの場合、宗旨・宗派を問わず、どのような人でも利用できます。ただし、まれに宗旨や宗派を限定しているところもあるため、事前に確認するようにしましょう。
8.ペットと一緒に入れるタイプがある
近年は「ペット霊園」が増えていますが、樹木葬のなかには、人のお骨とペットの骨を同じ場所に納骨できるものがあります。
ペットと一緒に眠りたいという人は、ペット共葬が可能な樹木葬を探してみましょう。
9.生前購入しやすい
霊園や寺院では、樹木葬の生前契約を受け付けているところが多いため、自分の希望に合ったお墓選びが可能です。
生前に樹木葬を契約しておくことで、残された人の金銭的な負担を少なくすることにもつながります。
樹木葬では、管理費を含めたすべての費用を契約時に一括で支払うケースが多くなっています。
ただし、生前購入の場合は、契約者が生存している期間のみ、管理費が必要になるケースもあります。
樹木葬を生前契約する際は、管理費について事前に確認するようにしましょう。
樹木葬のデメリットへの対策
樹木葬のデメリットの多くは、樹木葬のスタイルや埋葬方法を理解することで回避できるものもあります。
それでは、具体的な対策法についてみていきましょう。
樹木葬の立地ごとの特徴を理解する
樹木葬は「都市型」と「里山型」の2種類があり、それぞれ立地が大きく違うことを理解しておく必要があります。
「都市型」は都市部に近く、交通アクセスが良いというメリットがありますが、まわりの自然が少ないケースもあります。
一方、「里山型」は都市部から離れた不便な場所に位置するケースが多くなっていますが、文字通り自然に囲まれた場所で眠れます。
自然に囲まれた環境を優先したいのか、お参りしやすさを優先するのかによって、選ぶ樹木葬の種類が変わります。
納得できる樹木葬選びをするためにも、種類ごとの特徴をよく理解して決めるようにしましょう。
供養方法や個別安置期間を理解する
既述の通り、樹木葬には最初から他の人と一緒に埋葬される「合祀墓タイプ」と、個別区画に埋葬される「個別墓タイプ」があります。
また、「個別墓タイプ」の中でも、個別安置期間の後は最終的に合祀されるものと、永代にわたって個別に埋葬されるものの2種類があるため、自分の考えに合った埋葬方法を選ぶことが大切です。
個別安置期間は17回忌や33回忌などの節目であることが多いですが、寺院や霊園によって違います。
また、契約時の個別安置期間を延長できるかどうかも、寺院や霊園によって違うため事前に確認するようにしましょう。
予算を検討する
樹木葬の費用は、立地や埋葬方法、運営主体によって異なります。
一般的には、都市部にある樹木葬は費用が高い傾向があります。また、個別墓タイプも個別区画に埋葬されるため、費用が高い場合が多くなっています。
それに対して、里山型の樹木葬は費用が抑えられる傾向があります。また、合祀墓タイプも費用が安いことが特徴です。
自治体が運営する樹木葬は費用が安い場合が多いものの、希望者が多く抽選になることが多いため、早めの申し込みが必要です。
このように、樹木葬はさまざまな種類があるため、予算に合ったものを選ぶことが大切です。
また、樹木葬はすべての費用を最初に一括で支払い、購入後の管理費が不要というケースが多くなっています。しかし、中には毎年の管理費が必要な樹木葬もあります。
樹木葬を検討する際は、予算に加えて管理費の有無も確認するようにしましょう。
エータイでは、年間管理費不要な樹木葬・永代供養墓をご紹介しています。具体的にどんなお墓があるか気になる方は、以下からお近くの地域を選び、閲覧してみてください。
樹木葬を選ぶ人の割合はどれくらい?
樹木葬は注目を集めている新しいお墓のかたちですが、どれくらいの人が樹木葬を選んでいるのでしょうか。
「第13回 お墓の消費者全国実態調査」の結果は以下となっており、樹木葬が最も多く選ばれたお墓になっています。
お墓の種類 | 購入した人の割合 |
---|---|
樹木葬 | 51.8% |
納骨堂 | 20.2% |
一般墓 | 19.1% |
樹木葬にはデメリットもありますが、自分の希望にあった樹木葬を選ぶことで、後悔のないお墓選びができます。
樹木葬は、運営している寺院や霊園によって様々な個性があります。
個々のニーズを満たせる樹木葬があることも、樹木葬が1位になった理由のひとつといえるでしょう。
樹木葬を選ぶときに確認すべきポイント一覧
「樹木葬を購入して後悔した、思っていたお墓と違っていた」という事例は、「自分に合っている樹木葬をきちんと選べていなかった」という原因がほとんどです。
樹木葬を検討する際は、以下のポイントを確認し、希望に合っている樹木葬を選びましょう。
確認すべきポイント | 気を付ける点 |
---|---|
スペースの大きさ | 希望の納骨数に合っているか |
お墓参りの方法 | 火気禁止か、共用の祭壇などがあるか |
納骨方法 | 骨壺を使用するか/粉骨の有無 |
墓標はあるか | プレートなど納骨場所がわかるものを設置しているか |
シンボルツリーの植え方 | 1人1本か/1本の樹木の周りに納骨するか・好きな種類を選べるか |
費用 | 納骨人数と費用は見合っているか |
納骨を追加できるか | 追加料金を支払えば後日の納骨が可能か |
合祀されるタイミング | 個別型や集合型は何年後に合祀されるか |
管理人の人柄は管理状況 | 休憩所やお手洗い、水場はきれいに整えられているか |
寺院・霊園内の段差 | 急な段差はないか/バリアフリーか |
樹木葬で後悔してしまう事例については以下の記事でまとめていますので、ぜひ併せて参考にしてください。
樹木葬の契約から埋葬までの流れ・手順
樹木葬は生前購入が多いお墓です。自分が眠る場所をじっくりと探したい人に選ばれていますが、親族が亡くなって急に樹木葬を検討したため、トラブルになる例もあります。
急いで樹木葬を探している場合でも、自分や親族の考えに合うかどうかをきちんと確認して購入しましょう。
ここでは、実際に樹木葬を探して契約、埋葬する手順を説明します。
- 希望の条件を考える
- 樹木葬の情報収集をする
- 現地を見学する
- 契約手続きをして入金する
- 使用許可証が交付される
- 埋葬する(事前に粉骨が必要な場合もある)
1.希望の条件を考える
樹木葬を検討する場合は、まず自分の希望条件を考えましょう。合祀の有無や立地、納骨方法、シンボルツリーの植え方など、自分が希望する樹木葬のかたちをしっかりイメージすることが大切です。
2.樹木葬の情報収集をする
次に、寺院や霊園の情報を集めましょう。インターネットで検索し、資料を取り寄せると効率的に情報集めができます。
昨今はさまざまな樹木葬があり、自宅からお墓参りに行きやすいエリアで複数見つかる場合も多くなっています。
集めた情報の中で、自分が希望する条件に合うかどうかを確認しましょう。また、希望に合う樹木葬が見つからない場合は、妥協できる点があるかを考えましょう。
ただし、あまり妥協してしまうと、後から後悔してしまうことにもなりかねないため、注意が必要です。
3.現地を見学する
希望に合う樹木葬が見つかったら、必ず現地見学に行きましょう。事前に質問事項をまとめておくと、疑問や不安をしっかりと解消できます。
画像や写真だけでは、全体の雰囲気はわかりません。現地に行くことで、霊園に流れる空気感や交通アクセス、樹木葬エリアの周辺環境も確認できます。
時間に余裕がある場合は、天候の異なる日など、複数回の見学に行くことをおすすめします。
4.契約手続きをして入金する
購入したい樹木葬が決まったら、契約書を交わし、入金を行います。契約書のコピーなどを家に持ち帰り、じっくりと内容を確認してから契約することをおすすめします。
5.使用許可証が交付される
入金が確認されると、墓地の使用許可証が発行されます。この書類は納骨するときに必要なので、失くさないように気を付けましょう。
6.埋葬する(事前に粉骨が必要な場合もある)
人が亡くなった時には、死亡届を自治体に提出すると「火葬許可証」が交付されます、そして、火葬が終わると「埋葬許可証」が発行されます。
多くの場合は、火葬許可証に火葬場の押印を受けることで「埋葬許可証」になっています。埋葬には、この埋葬許可証と、霊園が発行する「墓地の使用許可証」が必要です。
樹木葬によっては事前に粉骨が必要なケースがありますので、埋葬日を決める前に霊園や寺院に確認しましょう。
樹木葬以外のお墓を建てない供養方法
樹木葬のようにお墓を建てない供養方法は「永代供養墓」「納骨堂」「海洋散骨」といった選択肢があります。
永代供養墓

永代供養墓とは、寺院や霊園にお墓を管理してもらえる跡継ぎの心配のないお墓です。従来は家ごとにお墓を建てて、子孫が継いでいくというかたちが一般的でしたが、近年は少子化や個人の考えを重視する風潮から、新しいかたちのお墓を選択する人が増えています。
納骨堂

納骨堂とは、お骨を納骨するための屋内施設です。建物の中に、骨壺を納められるスペースがたくさん用意されています。
ロッカー式のもの、カードをかざすとお骨が移動して運ばれてくるものなど、さまざまな種類があります。
また、納骨数も多様で、個人から家族までさまざまなニーズに対応できます。
海洋散骨

海洋散骨とは、お骨を粉末にして海にまく埋葬方法です。海は土と同様「命の源」という印象があり、海に散骨することで自然に還れるというイメージを持てます。散骨後はそのまま海上で献花や黙とうをします。
海上散骨には、遺族だけが立ち会う個別散骨、複数の家族が一緒に船に乗り込んで散骨する合同散骨、業者に散骨を委託する委託散骨があります。
デメリットを把握して自分に合った樹木葬を見つけよう
樹木葬にはいくつかのデメリットがありますが、自分の希望に合う樹木葬を選ぶことで、満足できるお墓選びができます。
樹木葬は比較的自由なお墓のかたちのため、寺院や霊園によってさまざまな特徴があります。どのような樹木葬が良いかというイメージをしっかり持ち、それに合った樹木葬を選ぶようにしましょう。
エータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計2万9千組以上のお客様に年間管理費不要の樹木葬・永代供養墓・納骨堂をご紹介しております。
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