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お墓には、建立する際の流れや建立時のマナー・費用相場など、意外と知られていない常識があります。

しかし、家族や親族・あるいは本人がお墓を建立することを希望している場合、建立ついてある程度知っておいたほうが良いでしょう。

そこで今回の記事では、お墓を建立する流れや費用・マナー・注意点などについて解説します。

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お墓を建立する目的

一般的に、お墓を建てる目的は、大きく3つあります。

まず1つ目は、「お墓を先祖代々継承していく目的」です。

しかし最近では、永代供養墓のような先祖からの墓を継承しない供養方法もあるため、継承の目的は薄れてきています。

2つ目は、「故人の第二の家にする目的」です。

遺骨を移さない限り、長年にわたりそこにとどまりますので、そのためには生前の家と同じかそれ以上に、お墓の日当たりや周辺環境を整えることが重要です。

3つ目は、「遺族の心の拠り所とする目的」です。

お墓は、お墓に話しかけるなど故人との精神的なつながりを作り出し、こころを通わせることで、遺族の精神的な安定を図る場所となります。

お墓を建立する時期

お墓は建てる時期に決まりはないため、死後だけではなく生前に建てることもあります。

一般的には冠婚葬祭における四十九日や回忌などにあわせて、家族・親族が集まる時期に建てられます。また、生前に建てるお墓は「寿陵墓」と呼ばれます。

お墓を建立する流れ

お墓を建てるためには事前準備が必要なので、建てたいと思った時に、すぐに建てることはできません。

お墓を建立して遺骨を埋葬するには、以下の手順が必要です。

1.埋葬の形式を決める

お墓の埋葬形式には、代表的なもので「一般墓」「永代供養墓」「納骨堂」「樹木葬」の4種類があります。

複数種類ある埋葬形式の中で、どの埋葬形式が合っているのか知るためには、特徴を見極める必要があります。

そこで、それぞれの埋葬形式について簡単に解説します。

一般墓

世間一般でよくある埋葬形式が「一般墓」です。

家や親族の単位で継承し、墓石に名前などを刻み、建立・埋葬を経て管理します。

一度お墓を建てるとそのまま継続できますが、基本的には家族や親族が自分たちでお墓を管理する必要があります。

永代供養墓

永代供養墓は、お墓の管理・供養を霊園や墓地の管理者が代行するお墓です。

法的に永代供養墓の特定の形式が決められているわけではなく、契約により管理者を定め、無縁仏にならないように管理をするのです。

永代供養墓をご検討されている方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください。

また、永代供養墓については下記の記事でも解説しております。

永代供養とは?その種類や費用、メリット・デメリット、選び方のコツ

納骨堂

納骨堂は、遺骨を骨壷に入れたまま、コインロッカー式の施設など特定の供養設備がある場所に安置して管理する方法です。

都市部に住んでいる高齢者や、親族と疎遠で夫婦に子供がいない方の利用が増えています。

納骨堂の費用については下記の記事でも解説しております。

納骨堂の費用は?相場や内訳について詳細に解説

樹木葬

樹木葬は、墓石ではなく樹木や花をシンボルにしたお墓です。

死後は自然の中で眠りたいという方や、一代だけの埋葬で十分という方に人気があります。

樹木葬については、下記の記事でも解説しております。

樹木葬とは?特徴や費用・メリット・デメリットを紹介します

2.お墓を建立する場所を選ぶ

2.お墓を建立する場所を選ぶ

埋葬形式を選択したら、次はお墓を建てる場所を選びます。

お墓を建立する場所は、「公営霊園」「民間霊園」「寺院墓地」の3種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

公営霊園

公営霊園とは、自治体が運営している霊園や墓地のことで、特徴としては管理費用が安く、墓地使用料が手頃なことが挙げられます。

また、公営の霊園施設なので、資金繰りや営利の観点で潰れることがめったになく、万が一墓地がなくなることになってもきちんと対応されます。

ただし、募集には制限があり、時期によって入りやすさが変わるため、入りたいと思ったときに入れるとは限らない、というデメリットがあります。

民間霊園

民間霊園は、社団・財団法人や宗教団体に管理委託された霊園や墓地のことです。

公営霊園に比べて管理費用が高い代わりに、設備が充実していて、整備も行き届いており、さまざまな形式での埋葬にも対応しています。

また、宗教的な制限もなく、費用と場所さえ決まればお墓を建てて入ることができます。

寺院墓地

寺院墓地は、寺院が運営している墓地のことで、檀家になることでお墓の管理をしてもらいます。

寺院墓地には、お寺のすぐ近くにある専用墓地などが該当します。

また、家族や親族がお墓の管理をしなくてもよい代わりに、お布施など檀家としての活動を必要とします。

3.墓石を決める

建立場所を選んだら、今度は墓石を決定します。

墓石は300種類以上存在し、吸水性や硬度などの違いで価格が変動します。

また、デザイン墓石のように墓石の細工や造形・文字彫りを決めることも可能です。

ちなみに、埋葬には必ずしも墓石を使う必要はなく、樹木や花をシンボルとして使う樹木葬や散骨など、墓石を使わない埋葬方法もあります。

4.開眼供養をおこなう

お墓を建てて埋葬する段階になったら、「開眼供養」を行います。

開眼供養とは、新たなお墓に魂を入れる意味で、僧侶が軽読をする法要のことです。

宗教的な儀式であるため、お供え物や会場の準備が必要となりますので、僧侶などと予め打ち合わせ、日時などを決めておきます。

お墓の建立にかかる費用

お墓の建立にかかる費用は、およそ150~300万円です。

内訳として、墓石(工事費込み)に100〜200万円、永代使用料が50~150万円、管理費は0.5万円〜1.5万円といった具合です。

地方によっては60万円程度で建立できるケースもあるなど、費用相場はお墓を建てる場所により異なります。

お墓建立時のマナー

お墓建立時のマナー

お墓の建立は、生前墓の場合「祝儀」とされますが、逝去後は「法要」となり、それぞれマナーが異なります。

ここでは、お墓建立時のマナーとして「香典」や「服装」について説明します。

香典

生前にお墓を建てる場合は祝い事とされるため、香典は祝儀袋を利用します。

「御香典」や「建立祝」「御霊前」と表に書かれたもので、赤・白の紅白水引を選ぶのが基本です。

一方で、逝去後の建立時は「不祝儀袋」を使います。

表には「御仏前」と書かれた黒・白、黄・白、白銀の水引を使い、香典として包む金額で水引の色を変えます。

服装

次に服装ですが、生前の場合は祝い事なので、私服で参列します。

一方で、逝去後はフォーマルな格好を基本とします。

喪服は必ずしも必要としませんが、あまり派手な格好をせず、濃いめの色のスーツでそろえれば特に問題はないでしょう。

お墓の建立者

一般的に、お墓を建てた人のことを建立者と書いて、「こんりゅうしゃ」と読みますが、お墓には必ず建立者がいます。

お墓の建立者の名前

そもそもお墓に付けられる建立者の名前は、納骨された人の名前ではなく、その墓を建てた人の名前になります。

つまり、「施主」や「喪主」と呼ばれる人たちです。

そして、名前は通常、お墓の土台(あるいは竿石)部分に彫られ、同時に、お墓を建てた年号も彫ります。

建立者を彫る順番

継承するタイプのお墓の場合は、建立者を彫る順番に気をつけます。

お墓は親から子に受け継がれるので、建立者を彫る場合は、先祖から順番に親・子・直系尊属の祖父母・兄弟姉妹の順番で彫ります。

建立者の名前の色

建立者の名前の色は特に決まりがなく、自由に決めることができます。

ただし、朱色・金色など、建立者がまだ生きていることを示す色があります。

場所によって習慣が異なる場合もあるので、地域に習いたい方は先に色のルールを調べておきましょう。

お墓を建立する際の注意点

お墓を建立する際には、故人などお墓に入る人の意見を尊重し、望んでいたお墓の条件をクリアできる霊園・墓地を選定できるとベストです。

そして、予算に合った費用かどうか確認したり、無縁仏にならないために、お墓を継承する人が居るかどうかや、継承する人が必要かどうかを確認する必要があります。

また、宗派によって希望のお墓に入れないことがあったり、お墓を決めてからお墓の管理環境などが気になる場合もあるため、お墓事情をある程度把握しておきましょう。

まとめ

今回は、お墓を建立することについて解説しました。

故人と遺族を精神的に繋げるなどの目的で建てられるお墓。

建てる時期などは決まっておりませんが、実際に建てるときにはお墓を建てる流れを知っておくと安心です。

また、建立時の服装や香典・建立者の名前などのマナー・建てるときの注意点も覚えておきましょう。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
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