永代供養でも毎年費用がかかることはある?主なパターンや支払い方
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
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「永代供養は毎年の管理費用がかかるの?」
「永代供養で必要な費用は合計でどれくらい?」
このように、永代供養の費用は毎年払うのかどうか知りたいという人が多いのではないでしょうか。
永代供養のお墓では、最初に費用を一括で支払うケースが多いため、ほとんどの場合、毎年の費用はかかりません。この仕組みは、残された家族に迷惑をかけたくないと考える人にとって大きなメリットといえます。
しかし、一部には毎年の管理費が発生するタイプの永代供養もあります。そのため、契約前に見積もりや費用の内訳を確認することが大切です。
この記事では、永代供養でも毎年費用が必要となるケースやその仕組みを具体的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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永代供養の費用は毎年必要?
永代供養では、永代供養にかかるすべての費用を契約時に一括して支払うため、毎年の費用はかからない場合が多いです。
ただし、墓地によっては、年間管理費が毎年費用がかかる場合があります。
毎年費用が必要なケースとして、以下も考えられます。
- 永代供養を生前購入した場合:納骨までの間、年間管理費がかかる場合がある
- 個別安置期間がある場合:合祀されるまでの一定期間、年間管理費を支払う場合がある
この他、毎年の法要の際にお布施が発生する場合もあります。永代供養のお墓を検討する際は、毎年の費用の有無を確認することが大切です。
永代供養にかかる費用の種類
永代供養にかかる費用は、大きく分けて3種類あります。これらの費用をまとめて「永代供養一式」としている寺院や霊園もあります。その場合、費用の内訳が明確で手続きが簡単になるというメリットがあります。
それでは、永代供養の費用について解説します。
永代供養料
永代供養料とは、寺院に遺骨を管理・供養してもらうための費用です。
永代供養では、将来にわたって必要となる管理・供養料を「永代供養料一式」として一括で支払うことが一般的です。ほとんどの場合、後日の追加費用がかかることはありません。
ちなみに、永代供養料と似た言葉に「永代使用料」がありますが、これは全く別の意味となります。「永代使用料」とは、墓地を永代に渡って使用する権利のことを指します。
年間管理費
年間管理費とは、施設の公共スペースや水場などの設備の維持・管理するための費用です。
永代供養で毎年かかる費用があるとすると、この年間管理費であることが一般的です。
墓石を建てる従来のお墓では毎年管理料を支払いますが、永代供養のお墓では、年間管理費は永代供養料一式に含まれており、将来の管理費をまとめて一括払いするケースがほとんどです。
ただし、個別安置期間を設けたタイプの永代供養を選んだ場合、永代供養でも年間管理費が毎年かかる場合があります。
個別安置の期間は、17回忌や33回忌のタイミングまでなどさまざまで、その決められた期間を経過すると合祀されます。中には永代にわたって個別に安置されるタイプの永代供養墓もあります。
この場合、毎年払う年間管理費は個別安置の期間のみで、合祀されて個別スペースがなくなれば、年間管理費も支払う必要が無くなることが多いです。
納骨法要料
永代供養のお墓で納骨法要や年忌法要などを行う際は、お経をあげてもらうご住職にお布施をお渡しします。
お布施の相場は以下のとおりです。
法要の種類 | 費用相場 |
---|---|
納骨法要 | 約3万円 |
年忌法要 | 約3万円~5万円 |
ただし、永代供養によっては、納骨法要のお布施が永代供養料に含まれていることがあります。
永代供養墓を購入する際は、あらかじめ費用の内訳を確認するようにしましょう。
その他(戒名料や彫刻料など)
戒名をつけたり、個別のプレートをつけたい場合などは、戒名料や彫刻料などが必要になることがあります。
戒名料は、寺院によって異なります。墓誌やプレートに加盟や名前を刻む「彫刻料」の費用相場は、3万円~5万円です。
永代供養のお墓の費用相場
永代供養にかかる費用は、およそ10万円~150万円で、お墓の種類によって異なります。永代供養のお墓としては、永代供養墓や樹木葬などがあります。それぞれの費用相場を紹介します。
永代供養墓の費用相場
永代供養墓とは、寺院が永代にわたって遺骨やお墓の管理をしてくれるお墓のことをいいます。
永代供養墓にはさまざまなタイプがあり、費用相場は、以下のとおりです。
永代供養墓のタイプ | 目安費用 |
---|---|
個別墓タイプ | 約50万円~150万円 |
回忌安置タイプ | 約16万5千円~33万円※ |
合祀タイプ | 約5万円~30万円 |
個別墓タイプは、一般的なお墓と同様に、個別のスペースに永代にわたって遺骨を安置して供養します。永代供養墓の中では最も丁寧な方法といえます。
回忌安置タイプは、納骨当初は個別で安置し、17回忌や33回忌など、一定期間が過ぎると合祀されるタイプです。
合祀タイプは最初から他の人の遺骨と一緒に納骨するタイプで、費用を最も低く抑えられます。永代供養の費用については以下の記事で詳しく解説しています。
樹木葬の費用相場
樹木や草花を墓標とする樹木葬も、遺骨の管理や供養を永代にわたって寺院に任せられるケースがほとんどです。
樹木葬は大きく分けて2種類あり、費用相場は以下のとおりです。
樹木葬の種類 | 費用相場 |
---|---|
合祀墓タイプ | 5万円~30万円 |
個別墓タイプ | 50万円~150万円 |
合祀墓タイプは、骨壺から遺骨を取り出して、他の人と一緒に埋葬する方法をいいます。埋葬スペースが合同のため、費用を安く抑えられます。
個別墓タイプは、個別の区画に1人もしくは家族単位で遺骨を埋葬する方法をいいます。
個別墓タイプでは、7回忌や13回忌など、一定期間が経った後に合祀されるものと、永代にわたって個別のまま安置されるものがあります。
永代供養の管理費の費用相場
永代供養で年間管理費にかかる場合、費用相場はお墓の種類や契約内容によって異なりますが、一般的には年間で数千円~数万円程度です。
ただし、何度もお伝えしている通り、最初に費用一式を一括払いする契約では、毎年の年間管理費はかからないことが多いです。
毎年の費用負担をなくしたいという場合は、一括払いのプランがあるところを検討しましょう。
エータイでは、年間管理費不要の永代供養墓・樹木葬をご紹介しています。永代にわたって個別に安置されるタイプの永代供養墓もご用意しています。具体的にどのようなお墓があるか気になる方は、以下からお近くの地域を選び、閲覧してみてください。
永代供養の費用が毎年かかるのはどんな時?
ほとんどの永代供養では、毎年の費用が不要です。ただし、寺院や霊園によっては、毎年管理費がかかることもあります。
ここでは、毎年の費用がかかるケースについて紹介します。
お墓の種類よっては年間管理料がかかる
永代供養のお墓で最初に一括で費用を支払うため、年間管理費はかかりません。契約後は、永代にわたって遺骨の管理や供養を任せられます。
しかし、個別の納骨スペースを利用する場合や、定期的な供養や清掃が含まれる契約の場合は、年間管理費がかかるケースがあります。
契約時には、契約書の内容をよく確認するようにしましょう。
会員制の永代供養墓は費用がかかるケースも
数は多くないものの、会員制を採用している墓地や霊園もあります。このようなケースでは、毎年の年会費がかかる場合があります。
行事参加必須ならばお布施が必要な時も
永代供養のお墓では、寺院によっては定期的に行う法要や行事に参加しなければならない場合があります。
このような場合は、参加費としてお布施を納めるケースがあります。1回あたりのお布施の相場は数千円から数万円程度が一般的です。
行事の頻度が高いと費用負担が増えることがあるため、参加が必須の法要や行事があるか、契約時に確認するようにしましょう。
不定期にかかる費用がある
永代供養のお墓では、最初の一括払いの費用や年間管理費以外にも以下のような追加費用がかかる場合があります。
- 墓誌やプレートの追加彫刻費用
- 家族の納骨費用や法要のお布施
永代供養を検討する際は、追加の費用が想定されるケースについて、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
永代供養の管理費はいつまで支払う?
永代供養で年間管理費が必要な場合、支払いタイミングにはさまざまなパターンがありますので紹介します。
生前のうちは支払うパターン
永代供養のお墓を生前に購入した際、購入してから納骨するまでの間は年間管理費が必要な場合があります。
永代供養を検討する際は、年間管理費の有無などについてくわしく確認するようにしましょう。
合祀されるまで支払うパターン
永代供養で個別スペースに納骨するタイプでは、一定期間後に合祀されるまでの間は年間管理費がかかる場合があります。
合祀までの年間管理費を最初に一括で支払える場合も多いため、確認するようにしましょう。
寺院の方針で決められているパターン
寺院の敷地内にある永代供養のお墓では、檀家料のようなかたちで、毎年費用がかかることがあります。
毎年の費用がかかる場合は、生前購入の場合は契約者が支払います。そして、亡くなった後はお墓の承継者が支払うことになります。
永代供養で追加の費用が発生するケース
永代供養では、最初に費用をまとめて支払うことが一般的です。その後に追加の費用がかかるケースとしては、以下のような場合があります。
- 年忌法要を行う場合
- 夫婦二人で契約した場合、2人目の納骨費用
永代供養を契約する前に、想定される追加費用について確認しておくようにしましょう。
永代供養の費用に関する質問
永代供養の費用に関する、よくある質問を紹介します。
永代供養料と永代使用料の違い
永代供養と永代使用は、似ている言葉ではありますが、意味は異なります。
永代供養とは、お墓参りやお墓の管理ができない身内に代わって、寺院が永代にわたって遺骨の管理や供養をすることをいいます。
それに対して、永代使用とは、寺院や霊園から墓地を借りて、永代にわたって使用することをいいます。
お墓の土地は、購入しているのではなく、永代使用の許可を得ている形です。そのため、墓じまいをする際は墓地を寺院や霊園に「返還」することになります。
永代供養でお布施は必要?
永代供養のお墓では、法要を営んだり、特別な供養行事に参加する場合などは、お布施が必要になるケースもあります。
お布施の習慣や金額は寺院や霊園によって異なるため、契約時に確認するようにしましょう。
永代供養の費用を支払うのは誰?
永代供養を生前購入する場合、費用を支払うのは契約者です。
身内が亡くなった際に永代供養を購入する際は、費用を支払うのはお墓の承継者です。ただし、親族が負担を分担する場合もあります。
まとめ:永代供養は毎年の費用がかからないものが安心
永代供養では、多くの場合、毎年の費用はかかりません。ただし、一部で毎年の費用がかかる永代供養もあるため、契約前に確認することが大切です。
永代供養の費用としては「永代供養料」や「納骨法要料」「年間管理費」「その他の費用」に分けられますが、「永代供養一式」としてまとめて支払うパターンも多くなっています。
永代供養のお墓を選ぶ際は、一括で支払えるものを選ぶと、簡単でわかりやすくておすすめです。
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