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樹木葬とは、主に樹木や草花を墓標として故人を弔う埋葬方法で、近年注目を集めています。

樹木の下に納骨するため自然に還れること、費用が比較的安いことから樹木葬を選ぶ人が増えていますが、一般のお墓と樹木葬ではどのような違いがあるのでしょうか。また、どんな人に向いているのでしょうか。

この記事では、樹木葬の特徴や仕組み、費用相場、埋葬方法、選び方など、気になるポイントを包括的に解説します。

またエータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計2万9千組以上のお客様に年間管理費不要の永代供養墓・樹木葬をご紹介しております。
まずは樹木葬の特徴を知りたい、写真や料金を見てみたいという方は、こちらをご覧ください。

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  • 跡継ぎ・墓じまい不要のお墓にしたい
  • 子供に費用や管理の負担を残したくない
  • 生前に契約しておきたい
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  • 檀家にはなりたくない

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樹木葬の特徴、写真や料金を紹介
まずは樹木葬を知る

樹木葬とは?

樹木葬とは、「墓地、埋葬等に関する法律」による許可を得た墓所にご遺骨を埋葬し、墓石などを設けず、主に樹木や草花を墓標とした、自然と共生する新しいタイプのお墓です。

樹木葬は、1999年に岩手県の寺院が始めたのをきっかけに広まったと言われていますが、現在では様々な形態の樹木葬が展開されています。

例えば、里山の墓地に埋葬する場合もあれば、市街地の霊園・寺院に埋葬する場合もあります。納骨スタイルも、1人につき1本樹木を植える場合や、墓地の中央に大きなシンボルツリーを植えて、その周辺の区画にそれぞれの遺骨を納骨する場合など、様々です。

墓所によって納骨スタイルはもちろん、シンボルツリーの有無なども違い、樹木葬の形態に明確は決まりはありません。

ただし、ほとんどの樹木葬は、寺院がお墓の供養や管理を行ってくれる「永代供養」であるため、お墓の承継者がいない人や、お墓のことで子供に迷惑をかけたくない人に人気となっています。

実際の主な購入者としては、承継者がいないおひとり様・ご夫婦や、承継の負担を子供に残したくない両親が樹木葬を選ぶケースが多くなっています。

また、樹木葬は費用面も比較的安価なため、一般のお墓に比べて購入しやすいという点も人気の理由です。

樹木葬の特徴

樹木葬の主な特徴は、以下の4つです。

  • 樹木を墓標としている
  • 永代供養で承継者不要
  • 一般のお墓と比較して費用が安い
  • 宗旨・宗派が不問である場合が多い

樹木を墓標としている

樹木葬は、墓石ではなく樹木を墓標としていることが大きな特徴です。

樹木の四季折々の表情を見ながらお参りができること、年月を経るごとに、樹木の成長を見守れることが魅力です。植える樹木は、ハナミズキや桜、もみじなど霊園によって異なります。

樹木葬は自然に囲まれていることから、自然回帰の考えを持つ人や、明るい雰囲気の中で眠りたいという人、生前に自分の気に入ったお墓を選びたいという人に人気があります。

また、墓標としてプレートや石碑を設置するタイプの樹木葬もあります。プレートを設置する場合は、好きな言葉やイラストを彫刻することもできます。

永代供養で承継者が不要

樹木葬は、一般的には永代供養がついているため、お墓の承継者が不要です。永代供養とは、遺骨の供養や管理を寺院が永代にわたって行ってくれることをいいます。

一般的なお墓は、お墓の承継者が遺骨の供養や管理をしながら代々引き継いでいきます。

しかし、永代供養の樹木葬であれば、遺骨の管理や供養は寺院に任せられるため、お墓の承継者がいない人でも安心して眠れます。

従って、お墓の承継者がいない人だけでなく、現在承継者はいるものの、近年の少子化等で将来お墓を継承し続けられるか心配という人にも、樹木葬が選ばれています。

ただし、中には永代供養ではないお墓もありますので、ご注意ください。

一般のお墓と比較して費用が安い

樹木葬は墓石を建立しないことや、納骨スペースがコンパクトで墓地の使用面積も少ないことから、一般的なお墓に比べて費用を抑えられるという特徴があります。

樹木葬の費用は、種類や埋葬方法により異なりますが、安いものでは10万円前後から購入・納骨が可能です。

従って、お墓にあまり費用をかけたくない人も購入しやすいと言えるでしょう。

宗旨・宗派が不問である場合が多い

樹木葬は宗旨・宗派が不問のことが多く、基本的にはどんな宗教の人でも契約できることが特徴です。

寺院の中に樹木葬がある場合も多いですが、そのようなケースでも、基本的に寺院と同じ宗旨・宗派である必要はありません。

また、最近はペットと一緒に眠れる樹木葬もあります。

このように、宗旨や宗派に関係なく、自分の好きな雰囲気の樹木葬を自由に選べることも特徴です。

樹木葬の種類

樹木葬の種類は、立地によって大きく2つのタイプに分けられます。それぞれくわしくみていきましょう。

里山型

里山型樹木葬

里山型の樹木葬は、都心から離れた山林など、広大な敷地を利用して区画整備を最小限にし、自然との共生を目指すタイプです。

1人に1本ずつ樹木を植えてその下に納骨するものや、自生している樹木の下に納骨するもの、複数の区画で1本~数本のシンボルツリーを共有するものなどがあり、自然に還って眠るという希望を叶えられます。

ただ、文字通り自然の中にあるお墓のため、山火事防止の観点から、ほとんどの樹木葬ではお線香やろうそくなどの火気が禁止されています。

里山型では、従来のようなお墓参りがしにくいことを覚えておきましょう。また、都心から離れた場所に位置していることが多いため、アクセスが悪い可能性がある点にも留意しましょう。

都市型

都市型樹木葬

都市型の樹木葬は、都市部周辺のエリアにあって交通アクセスが良く、墓域がきれいに管理されている場合が多いことが特徴です。

由緒あるお寺の一画に設けられた樹木葬や、公園のような場所に設置されている樹木葬もあります。

整備や管理が行き届いており、従来のようなお墓参りができるところが多いです。

樹木葬の埋葬方法

樹木葬の埋葬方法は主に2通りあり、自分の考えに合った方法を選べます。それぞれの埋葬方法について、特徴を解説します。

樹木葬の種類

合祀墓タイプ

合祀墓タイプとは、他の人の遺骨と一緒に埋葬されるお墓です。

個別の区画に埋葬しないため、費用が比較的安いことが特徴です。費用の目安は5万円~30万円です。

ただし、合祀墓タイプは他の人の遺骨と混ざってしまうため、後日遺骨を取り出すことはできないというデメリットがあります。

個別墓タイプ(1人・家族)

個別墓タイプ(1人・家族)では、個別の区画に1人、もしくは家族単位で埋葬されるお墓です。他の人の遺骨と一緒にならず、個別に埋葬されるため、後日遺骨を取り出すことが可能です。

費用の目安は、50万円~150万円です。ただし、埋葬人数によって金額は変動します。

また、樹木葬の個別墓タイプは、33回忌の後など、一定期間が経った後に合祀されるものもあれば、永代にわたって個別のまま安置されるものもあります。

樹木葬の事例紹介 – 興福寺

興福寺は、永代供養墓・樹木葬を扱う東京都八王子市の閑静な住宅地にある寺院です。京王高尾線「狭間駅」から徒歩8分とアクセスが良い場所に位置します。

永代供養付樹木葬「自然想やすらぎの風」は、合祀墓が1名19万8千円、個別墓が1名41万8千円となっています。個別墓は期限なく永代にわたって個別のまま安置されます。

興福寺の永代供養墓・樹木葬は、過去の宗旨宗派を問わず、年間管理費・護持会費もかかりません。生前申込も可能です。

どのお墓も長い歴史を持つ興福寺が責任を持って、永代にわたり供養・管理してくれるので安心です。

▶︎ 興福寺の樹木葬について詳しく見る

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樹木葬の費用と内訳

樹木葬の費用の内訳や費用相場は以下となっています。

費用の種類費用相場
永代使用料5万円~150万円
納骨料3万8千5百円(※エータイの場合)
彫刻料1万円(永代使用料に含まれる場合あり)
管理料1万円/年間(最初に一括で支払う場合あり)

永代使用料

永代使用料とは、遺骨を納骨するための土地を、永代にわたって使用するための費用をいいます。

永代使用料は、前述のとおり合祀墓タイプか個別墓タイプかによって費用が変わります。

合祀タイプは、土地の使用面積が少なくなるため、永代使用料も安くなります。

納骨料

納骨料とは、納骨作業の際にかかる費用です。永代使用料に含まれている場合もありますが、僧侶の方に読経をしてもらう場合は、別途お布施が必要になります。

彫刻料

納骨された人の名前を墓誌やプレートなどに彫刻する場合にかかる費用です。プレートや墓誌がない場合は、彫刻料はかかりません。

プレートや墓誌は、樹木葬の費用に含まれている場合と、オプションとして追加が必要な場合があります。

管理料

管理料とは、樹木葬がある霊園や寺院の運営や、設備管理のための費用です。

この管理料は、最初に一括で支払う場合と、毎年支払う場合があります。また、永代使用料に含まれている場合もあります。

樹木葬のメリット・デメリット

樹木葬にはメリット・デメリットがあるため、それぞれよく理解しておくことが大切です。

樹木葬のメリット

樹木葬のメリットは、大きくわけて以下の3つがあります。

  • 一般のお墓に比べて費用が安い
  • お墓の維持管理が不要
  • 自然の中で眠れる

それぞれ詳しく解説していきます。

一般のお墓に比べて費用が安い

樹木葬は、以下のように一般のお墓に比べて費用が安いことがメリットです。

お墓の種類平均価格・相場
一般のお墓平均169万円
樹木葬(合祀型)約5万円~30万円が相場
樹木葬(個別)約50万円~150万円が相場

一般のお墓の価格の平均は、「第12回お墓の消費者全国実態調査(2021年)」によると、約169万円となっており、比較すると樹木葬が安いことがわかります。

樹木葬は墓石を建立しないこと、使用する墓地の区画が小さく、永代使用料も低く抑えられることから、比較的安い価格のものが多いです。

お墓の維持管理が不要

樹木葬は永代供養のものがほとんどのため、代々引き継ぐ必要がないお墓です。

一般のお墓は、お墓の承継者が代々お墓を引き継ぎ、遺骨の供養や管理を行う必要がありますが、樹木葬の場合はお任せできます。

近年は少子高齢化が進んでおり、お墓を承継していくことが難しい家庭も増えているため、「お墓の承継者が不要」という点を魅力に感じる人も多くなっています。

自然の中で眠れる

樹木葬は主に樹木を墓標としているため、木々や草花に囲まれた自然の中で眠れます。

樹木葬は一般の墓地に比べて明るい雰囲気で、四季折々の表情を楽しめるため、お参りに来る人も前向きな気持ちになれるというメリットもあります。

樹木葬のデメリット

樹木葬には以下のようなデメリットもあります。

  • 納骨の人数が多いと割高になる
  • お参りしにくい場合がある
  • 年月と共に景観が変化する

樹木葬を検討する際にはデメリットもしっかり理解しておきましょう。

納骨の人数が多いと割高になる

樹木葬の費用は、1人当たりの価格となっているため、納骨する人数が多いと一般のお墓を継承するよりも費用が高くなる可能性があります。

例えば、墓じまいをして先祖代々のお骨を樹木葬に納骨する場合や、家族全員分を一緒に納骨したい場合などは、費用が高額になる可能性があるため注意が必要です。

納骨人数が多い場合は、費用をしっかり確認するようにしましょう。

お参りしにくい場合がある

樹木葬は里山型と都市型がありますが、里山型は都心から離れた山の中にある場合が多いため、お参りしにくい場合があります。

樹木葬を選ぶ際は、お参りしやすい場所にあるか、公共交通機関を使って行けるかなど、アクセスを確認することも大切です。

また、里山型の樹木葬で、山道を歩いて納骨場所まで行く場合は、足腰が弱くなるとお参りができなくなる可能性もあります。

歳を重ねてもお参りしやすい場所かどうか、よく考えるようにしましょう。

年月と共に景観が変化する

樹木葬は自然の中で眠れることが大きな魅力ですが、年月とともに景観が変化し、現在の姿とは変わってしまう場合があります。

また、気候の影響で樹木が弱って葉が少なくなったり、枯れてしまうこともあります。

特に山の近くにある里山型の場合は、管理が行き届いていないと樹木や草が生い茂り、荒れた印象になってしまうことがあるため注意が必要です。

樹木葬でトラブルを避けるコツは?

樹木葬は、墓石を建てる一般的なお墓と違う点も多いので、「イメージと違った」などという理由でトラブルが発生する可能性もあります。

ここでは樹木葬でのトラブルを避けるポイントについて紹介します。

親族と話し合い同意を得る

樹木葬は、墓石を建立する一般的なお墓とは違う、新しいタイプのお墓のため、樹木葬に抵抗を感じる人もいます。

お墓は親族皆の心の拠り所にもなるため、トラブルにならないよう、皆が納得できるまで話し合うようにしましょう。

許可を取得した樹木葬か確認する

樹木葬は、「墓地・埋葬等に関する法律」に基づき、霊園を運営する寺院や宗教法人、公益法人などが許可を取得して、指定された場所に樹木葬を設ける必要があります。

ほとんどの場合はきちんと許可を取得していますが、場合によっては無許可で樹木葬を運営している場合もあるため、注意が必要です。

将来トラブルに巻き込まれないためにも、許可を取得して、きちんとした運営をしているかどうかを確認するようにしましょう。

希望人数分を納骨できるか確認する

樹木葬は納骨スペースが比較的コンパクトなことから、「おひとり様用」や「夫婦用」など、少人数での納骨が主流です。

「家族分を納骨したい」「ご先祖様の代々の遺骨を納骨したい」等、希望の納骨人数が多い場合は、事前に確認するようにしましょう。

樹木葬選びで確認すべきポイント

ここでは、後悔のない樹木葬選びをするために、確認すべきポイントを3つ紹介します。

宗旨・宗派は不問か

樹木葬は宗旨・宗派が不問である場合がほとんどですが、一部の施設では指定されているところがあります。事前に必ず確認するようにしましょう。

施設設備は整えられているか

霊園の休憩所やトイレ、水場など、必要な施設が備わっているか、手入れが行き届いているかを確認しましょう。また、バリアフリー設計かどうかも気になる場合は確認しておくと良いでしょう。

お参りの仕方に制限はあるか

樹木葬によっては、お線香やろうそくなどの火気やお供え物が禁止されているところがあります。また、墓標となる樹木の前に献花できず、共用の献花台を使うケースもあります。

お参りのルールは、それぞれの樹木葬で異なりますので、希望の方法でお参りができるかどうかを確認するようにしましょう。

樹木葬の申し込みから納骨までの流れ

樹木葬を購入するときには、比較検討したうえで、自分の考えにあったところを選ぶことが大切です。

ここでは樹木葬を購入し、納骨するまでの流れについて解説します。

  1. 資料を取り寄せる
  2. 見学する
  3. 申し込みをする
  4. 使用許可証を受け取る
  5. 納骨する

資料を取り寄せる

樹木葬は、立地や広さ、植える樹木の種類などによって雰囲気が大きく変わるため、比較して選ぶことが大切です。

インターネットなどを活用して様々な樹木葬を調べ、興味を持った樹木葬の資料を取り寄せましょう。

見学する

資料を見て、気に入ったものがあれば実際に見学に行きましょう。

写真だけではわかりにくいこともあるため、見学に行って、樹木などの自然環境や交通アクセス、施設内容、バリアフリーの有無などを確認することが大切です。

写真で四季ごとの景色を見せてもらえる場合もあります。

里山型の樹木葬の場合は、雑草が生え放題になっていないかや、まわりの樹木の剪定が行き届いているかも確認しましょう。

申し込みをする

納得できる樹木葬が決まったら、埋葬方法や料金の内訳をしっかりと確認した後に申し込み手続きを行い、契約書を取り交わします。

使用許可証を受け取る

入金が完了すると、樹木葬の管理者から「使用許可証」が発行されます。納骨の際にはこの書類が必要なので、紛失しないように気を付けましょう。

納骨する

納骨したい日時が決まったら、まずは管理事務所に連絡しましょう。納骨当日は、埋葬許可証と使用許可証を持参します。

埋葬許可証とは、遺骨をお墓に埋葬する際に必要な書類のことです。

故人を火葬する時には「火葬許可証」を火葬場に提出し、火葬が終わると、火葬場の証印が押された書類が返却されます。この証印を押された火葬許可証が「埋葬許可証」となります。

埋葬許可証は、納骨時に必ず必要となるため、紛失しないようにしっかり保管しておきましょう。きちんとした納骨式を行う場合は、僧侶に連絡を取り、納骨時の読経を依頼します。納骨時のお布施の相場は、3~5万円です。

施設によっては、納骨時に立ち合いができず、遺骨を施設に預けるのみというパターンもあります。納骨に必ず立ち会いたい場合は、契約時に確認するようにしましょう。

樹木葬でよくある疑問・質問

樹木葬は比較的新しい供養方法のため、一般のお墓と異なる点をよく理解しておくことが大切です。ここでは樹木葬についての疑問や質問を紹介します。

樹木葬ではどのようなお参り方法がありますか?

樹木葬のお参り方法は、以下のようなものがあります。

  • 納骨場所の前にお花を置いて供える
  • 共用の献花台を使ってお参りする
  • 線香は共用の線香台を使う

樹木葬では、共用の献花台を使う場合と、個別のシンボルツリーなどの前で供花できる場合があります。

個別の場合でも、供花は生けずに、墓標の前に置いてお供えするケースがほとんどです。

線香立ては個別に設置されているケースはほとんどなく、共用の線香台を使う場合が多くなっています。

納骨の人数制限はありますか?

樹木葬は、おひとり様や夫婦など少人数での納骨に適していますが、3人以上の遺骨を納骨できるところも多くなっています。

納骨の人数制限については、寺院や霊園によって違いがあるため、事前に希望の納骨人数を納骨できるか確認しましょう。

何年後かに追加の納骨はできますか?

樹木葬は、人数制限内であれば、追加の費用を支払えば追加で納骨できる場合がありますが、追加の納骨に対応していないところもあります。

将来的に追加したいという希望がある場合は、契約時に相談するようにしましょう。

樹木葬はお布施が必要ですか?

樹木葬では、基本的にお布施は必要ありません。ただし、納骨時はお盆、一周忌などで読経をして欲しい場合は、個別に僧侶の方にお願いしてお布施をお渡しする必要があります。

寺院の樹木葬は檀家になる必要がありますか?

寺院の中にある樹木葬でも、宗旨や宗派が不問で、檀家義務のないケースが多くなっています。

ただ、少ない例ではありますが宗旨が限定されている場合もあるため、事前に確認するようにしましょう。

1人につき1本の樹を植えてもらえますか?

樹木葬で、1人につき1本植樹されるかどうかは墓域次第になります。一般的に、里山型の樹木葬は区画が広く、1人に1本植樹できる場合があります。

逆に、都市型の樹木葬の場合は、1人に1本ではなく、大きなシンボルツリーのまわりにそれぞれの遺骨を納骨するかたちが主流です。

希望の植樹ができるかどうかも、契約前に確認するようにしましょう。

シンボルツリーが枯れた場合はどうなりますか?

シンボルツリーが枯れてしまった場合は、施設側が新しい樹木に植え替えてくれるケースが多くなっています。

ただ、「枯れることも自然の摂理である」と考え、あえてそのままにする樹木葬もあるようです。

樹木が枯れた場合のことも、できれば契約前に確認するようにしましょう。

まとめ

樹木葬は主に樹木を墓標とした、新しいタイプの埋葬方法です。

近年は一般のお墓ではなく樹木葬を選ぶ人も増えていますが、樹木葬の特徴や埋葬方法、メリットデメリットを理解することが大切です。

樹木葬を選ぶ場合は、資料を取り寄せ、比較しながら選ぶことが大切です。また、親族とも話し合い、皆に理解してもらいながら進めるようにしましょう。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓を紹介しています。

もし現在お墓選びを検討していたり、お墓について悩みがある場合は、こちらのエータイがご紹介する永代供養墓・樹木葬をまとめた資料を参考にしてみてください。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
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