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お墓の種類は近年多様化しており、樹木葬や納骨堂など、新しいタイプのお墓も増えてきています。さまざまな種類のお墓を比較して、自分に合ったお墓を選びたいと考える人も多いのではないでしょうか。

継承するのかしないのか、どんな形状を選ぶのか、安置・散骨はどこにするのかなど、それだけでもお墓の種類は多岐にわたります。

今回の記事ではお墓の種類や埋葬場所、お墓の形などについて解説しますので、お墓選びの参考にしてください。

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お墓の種類

日本のお墓の種類で最も一般的にイメージされるものは「一般墓」です。一般墓とは、墓地の区画に墓石を建て、家族や血族などの家単位で代々引き継いでいくお墓のことをいいます。

最近は新しい種類のお墓も増えており、お墓の承継者が不要で永代にわたって寺院や霊園がお墓の管理をしてくれる「永代供養墓」や、樹木を墓標とする「樹木葬」、室内のスペースにお骨を安置できる「納骨堂」などを選ぶ人もいます。

また、お墓は埋葬される人ごとに種類が違っており、大きく分けて「家墓/累代墓」「両家墓」「個人墓」「夫婦墓」「共同墓」の5種類があります。

ここではお墓の種類を継承の有無も踏まえて説明します。

家墓/累代墓

一般的によく使われる家単位のお墓が「家墓(いえはか)/累代墓(るいだいぼ)」です。

お墓の文字には「家の墓」、「先祖代々之墓」と記されるケースや「南無阿弥陀仏」など経文を記すケースもあります。

法的には埋葬者や継承を誰が管理するのかは決まっていませんが、使用権(永代使用権)のある継承者がお墓に入れる人を決められます。

一族に継承されるお墓として明治時代より普及し、少し前までお墓といえば思い浮かぶものがこの家墓や累代墓の種類です。

一般墓の価格相場(墓地の永代使用料+墓石価格+諸経費)は、約150万円(全国平均)となっています。

しかし、少子化の影響で減少傾向にあり、継承しないお墓を選ぶケースも増えています。

両家墓

「両家墓(りょうけぼ)」は、姓の異なる親族も継承して一緒に埋葬して供養できます。

例えば、夫婦が両家の墓を同じ場所で管理して継承するため、子が嫁いだらお墓を継ぐ人が居なくなるといったことが少なくなります。

また、墓石には名字をそれぞれ記す場合もありますが、最近はスペースの問題で同じ墓石に両方の姓を記すこともあります。

両家墓は一般的なお墓を建立するため、費用は家墓/累代墓と変わらず、全国平均で約150万円です。

子どもがおらず継承されない場合には、永代供養に改葬するという選択肢もあります。

永代供養墓をご検討されている方は、以下の資料も合わせてご参考にしてみてください。

個人墓

先祖から守り続けるお墓ではなく、自分ひとりだけで眠り、承継者も必要としない、個人的なお墓が「個人墓」です。

個人墓は、著名人に多いお墓の種類としても知られていますが、近年は承継者が不要なお墓として注目されています。

墓石を建てるタイプの個人墓では、自由な形式で墓石に刻む名を決めることができ、スペースも決定します。また、樹木葬や納骨堂など、墓石を建てない新しいタイプの個人墓もあります。

個人墓として選べるお墓の種類と価格相場は、以下のようになっています。

お墓の種類価格相場
永代供養付一般墓50万円~150万円
樹木葬(1人用)20万円~100万円
納骨堂(1人用)10万円~50万円

夫婦墓

先祖の継承がなく、夫婦で入るお墓が「夫婦墓」です。

「家墓/累代墓」や「両家墓」のように先祖の墓とは全く別の墓石に2人の名前(戒名・俗名)を刻みます。

夫婦墓を選択する人の多くは、子がおらず、再婚や複雑な家族関係がある場合です。

実家や親族に墓問題で迷惑をかけないようにするためという理由で夫婦墓にすることも多いでしょう。

夫婦墓として選べるお墓の種類や価格相場は、以下のようになっています。

お墓の種類価格相場
永代供養付一般墓50万円~150万円
樹木葬(2人用)40万円~100万円
納骨堂(2人用)50万円~100万円

共同墓

家族や親族ではない友人や知人、同じ趣味や宗教観を持つ人と一緒に埋葬するお墓が「共同墓」です。

協会・寺院の共同墓地は昔からありましたが、最近では納骨堂も増えてきています。また、樹木葬にも友人や知人と眠れる集合型や合祀型のものがあります。

共同墓は、「無縁仏にならないため」「費用をかけないようにするため」などを理由に選ばれることが多く、合祀型の共同墓にしてお墓の管理の負担を最小限にするというケースもあります。

ただし、墓地や霊園によっては、規定で親族(3親等内など)しか入れないこともあり、共同墓を希望する場合は注意が必要です。

共同墓として選べるお墓の種類や価格相場は、以下のようになっています。

お墓の種類価格相場
永代供養墓(集合安置型・合祀型)5万円~30万円
樹木葬(集合安置型・合祀型)10万円~20万円
納骨堂(集合安置型・合祀型)3万円~30万円

新しい形式のお墓の種類

一般墓とは違う新しいお墓の種類も増えてきており、樹木葬や納骨堂が知られるようになりました。近年のお墓に関する調査では、後継ぎ不要のお墓を購入した人が40%以上となっており、代々承継していく一般墓とは違った、新しいお墓のタイプを選ぶ人も増えています。

ここでは、新しい形式として代表的な「永代供養墓」「樹木葬」「納骨堂」「散骨」の4種類について説明します。

永代供養墓

永代供養墓とは、霊園や寺院が永代にわたって遺骨を管理・供養してくれる、承継者が不要なお墓のことをいいます。

永代供養墓は、独身の人や、子供や親族がいない人が安心して眠れるお墓として人気があります。

また、近年は子供や孫にお墓の心配や手間をかけたくないという人や、夫婦だけで眠りたいという人、お墓の費用を抑えたい人にも選ばれています。

永代供養墓には主に3つのタイプがあり、費用相場は以下となっています。

個別安置型50万円~150万円
集合安置型20万円~60万円
合祀型5万円~30万円

それでは、それぞれの特徴をみていきましょう。

個別安置型

個別安置型は、一般墓と同じように墓石を立てて供養する方法です。お骨は墓石内の専用スペースに個別に安置されます。

お骨がずっと個別に安置されるものと、一定期間(17回忌・33回忌など)が過ぎるとお骨が取り出されて合祀されるものがあります。

個別安置型は、一般墓と同じようなスペースや墓石が必要なため、費用が一番高くなっています。

集合安置型

集合安置型は、ひとつのシンボルのもと、共有の納骨スペースにお骨を別々に安置する方法です。他の人のお骨と混ざらない状態で納骨するため、将来改葬や分骨のためにお骨を取り出すことも可能です。

集合安置型は、一定期間が過ぎると合祀されるタイプが多くなっています。

合祀型

合祀型は、ひとつのシンボルのもとに、最初から他の人のお骨と一緒に埋葬されるタイプです。最初から他の人のお骨と一緒になるため、後からお骨を取り出すことはできません。

合祀タイプは納骨スペースも少なくてすむため、費用も最も安くなっています。

永代供養の種類や費用については、以下の記事も参考にしてください。

なお、永代供養墓を検討されている方は以下の資料も合わせてご参考にしてみてください。

樹木葬

樹木葬とは、墓石のかわりに樹木や草花をシンボルとしたお墓です。永代供養でお墓の承継者が不要なこと、宗旨・宗派が不問なこと、自然の中で眠れること、費用が比較的安価なことから、近年人気が高まっています。

樹木葬には、以下の2つの種類があります。

  • 郊外の豊かな自然の中で眠れる「里山型」
  • 都市部にあってお参りしやすく、整備されている「都市型」

納骨方法としては永代供養墓と同じように「個別型」「集合型」「合祀型」があり、費用相場は以下のようになっています。

樹木葬の種類費用相場
合祀型5万円~30万円
集合型15万円~60万円
個別型20万円~80万円

樹木葬についてくわしく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

納骨堂

納骨堂とは、お骨を骨壺に入れたまま納められる収納スペースを備えた施設のことをいいます。

一般的に、納骨堂は屋内に設けられており、ひとつの建物の中に多くのお骨を納骨できる場所があります。

室内に納骨するため、天候に関わらずお参りしやすいこと、都心に近い場所が多く行きやすいこと、墓地や墓石が不要なため費用が比較的安価なことが人気の理由です。

納骨堂はおおまかに分けて4種類あり、自分に合ったものを選べます。

  • ロッカー型の個別の納骨スペースが集まっている「ロッカー型」
  • 専用カードをかざすとお骨が自動的に運ばれてくる「自動搬送型」
  • お骨の収納スペースが広く、家族分のお骨を納められる「仏壇型」
  • 骨壺からお骨を取り出して他の人と一緒に埋葬される「合祀型」

それぞれの納骨堂の価格相場は、以下のようになっています。

納骨堂の種類費用相場
ロッカー型20万円~80万円
自動搬送型80万円~150万円
仏壇型50万円~140万円
合祀型3万円~10万円

納骨堂についてくわしく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

散骨

散骨とは、お骨をお墓に納骨するのではなく、海や山にまいて自然に返す供養方法のことをいいます。

散骨が選ばれている理由としては、自分の好きな場所で眠れること、お墓の費用や維持費がかからないこと、子や孫にお墓について心配をかけずにすむことなどが挙げられます。

ただ、お墓が存在しなくなるため、残された人は献花や墓参りができなくなります。散骨を希望する場合は、生前に親族としっかり話し合っておくことが大切です。

散骨は大きく分けて3種類あり、それぞれの費用相場は以下となっています。

散骨の種類費用相場
山岳散骨1万円~90万円
海洋散骨8万円~60万円
宇宙散骨30万円~250万円

埋葬場所の種類

墓石の種類や形状が決まったら、実際にどのような場所にお墓を建てて遺骨を埋葬するのかを検討しましょう。

お墓を建てる場所は大きく分けて3つあり、以下のような特徴があります。

墓地の種類運営主体メリットデメリット
寺院墓地宗教法人の寺院・手厚く供養してもらえる
・法要を依頼しやすい
・お墓の自由度が低い
・檀家義務がある場合、寺院活動への参加や檀家料など、負担が増える
民営墓地(霊園)宗教法人など・宗派にとらわれず自由度が高い
・設備が整っている
・管理費が高め
・郊外の大型霊園は交通アクセスが悪い
公営墓地(霊園)自治体・管理費が安い
・運営主体が倒産する心配がない
・抽選倍率が高い
・一般的に遺骨のない状態での契約ができない

寺院墓地

埋葬場所の中でも、宗教法人の寺院が管理する墓地のことを「寺院墓地」と呼びます。

寺院にはさまざまな宗派があり、墓地にもその宗教色が反映されています。

僧侶が敷地内に常駐しているので安心して墓地の管理を任せることができ、日ごろから手厚い供養もしてもらえます。

また、昔から地域に根ざしていた寺院墓地は住宅街や交通アクセスの良い場所に近いところが多数あり、お参りがしやすいといった点もメリットとして挙げられます。

一方で欠点として挙げられるのは、宗派のルールに沿う必要があるなど、お墓を建てるときの自由度が低いことや、寺院の活動などに参加する必要があるなど、檀家としての活動を求められることです。

実際に、少子化や核家族化といったライフスタイルの変化から檀家を離れる方も少なくありません。

しかし、近年ではこういった変化に対応し、檀家になる必要のない形のお墓を提供する寺院墓地も増えています。

当社では首都圏を中心に、檀家義務がなく、年間管理費もかからない寺院の永代供養墓を多数ご紹介しておりますので、詳しく知りたいという方はこちらの資料をダウンロードしてみてください。

民営墓地(霊園)

公益法人(財団法人・社団法人)や宗教法人、あるいはその委託された民間企業が管理・運営する墓地が「民営墓地(霊園)」です。

基本的に誰でも埋葬場所にすることができ、簡単な決め事・ルールの範囲内で自由な部分が多くあります。

また民間が運営するというのもポイントで、送迎サービスや食事スペースなど、さまざまな工夫を凝らしています。

民営墓地は、設備が整っており、利便性が高いことに加えて、霊園によっては代行サービスが実施されていたり、デザインの自由度が高いこともあります。

一方で、民営墓地によっては墓石工事の石材店があらかじめ決められていたり、大型の民営墓地になると郊外にあることも多く、お墓参りに行きづらいといったデメリットが挙げられます。

公営墓地(霊園)

自治体により管理・運営される墓地が「公営墓地(霊園)」です。

公的な墓地ということもあり、宗派によるお墓の規定が基本的になく、どんな宗教の人でも受け入れてくれます。

また、墓地が経営破綻して消えるという心配がないため、安心して供養が行えるメリットがあります。

そのうえで、民営墓地に比べて費用負担が少ないというのも良いでしょう。

ただし、申し込める期間が決まっていたり、人気の公営墓地は抽選倍率が高く、すぐに希望の公営墓地を確保できないことがあります。

墓地、霊園の種類についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

お墓の形の種類

石材を使用したお墓の形について、ポピュラーなものから自由度の高いものまで取り上げて解説します。

和型墓石

「和型墓石」は最もポピュラーな形状の昔ながらの縦長のお墓です。

日本のお墓の多くはこの和型墓石となっており、ほとんどの人は「お墓の形」というフレーズからすぐにその長方形を思い浮かべられるでしょう。

和型墓石は江戸時代から長く続いているため、流行などで急に変わったりせず安定して墓石の形状に使われているのです。

そして、「家墓/累代墓」のように「誰々の家の墓」や「先祖代々之墓」と竿石(正面の石塔)に文字が彫られますが、宗派によっても何を刻むかは変わります。

五輪塔

五大とされる5つ(空に宝珠形、水に球形、火に三角形、風に半月形、地に方形)に対応する、段々で積まれたお墓が「五輪塔」です。

墓石が帽子をかぶったような特徴的な外見をしており、五輪塔は平安から鎌倉時代にかけて普及したことで有名です。

先祖の供養や慰霊の際に使われるお墓の形の種類であり、長方形ではありませんが和型墓石に含まれます。

洋型墓石

先祖の継承や形の細かな規定などがなく、さまざまな形を選べる自由度の高いお墓が洋型墓石です。

モダンな見た目で、ガーデニングや芝生などを周辺環境とすることも珍しくありません。

また、近年は都市部における霊園などで増加傾向にあり、受け入れられる場所も多くあらわれています。

洋型墓石は、宗派に影響されず、自由な文字の彫刻ができるのも特徴です。

注意点としては、和型墓石と相性が悪く、霊園や墓地によっては洋型墓石を受け入れない、許容しない場合もあることです。

そのため、洋型墓石を考えている場合は、設置を可能とする霊園を探す必要があります。

デザイン墓石

和型でも洋型でもなく、クリエイティブなお墓を形にしたものが「デザイン墓石」です。

専門の石材店がデザインをカスタマイズして、独創性の高い形に作り込みします。

デザイン墓石は、ガラスを入れたり、動物の形を中央に作り出したり、カラーを変えたりなど、オリジナルのデザインを組み込むこともあります。

また、「フルオーダー」と「セミオーダー」があり、1からデザインするものと決まったデザインにするものがあり、選べるようになっているのも特徴でしょう。

ただし、費用がかかるうえ製作期間もあるため、余裕を持っての準備が必要なことに注意です。

まとめ

今回はお墓の種類について埋葬の種類やお墓の形、埋葬場所、形式など分類ごとに詳しく紹介しました。

埋葬の種類では「家墓/累代墓」が多く、最近は「夫婦墓」や「共同墓」も増えています。

お墓の形では、デザイン墓石など自由度の高いお墓も出てきています。

「永代供養墓」「樹木葬」など新しい形式は少子高齢化の影響で選ぶ人が増え、全体数は少ないですが稀に散骨を選ぶ人もいるなど供養も多様化しています。

この機会に、お墓の種類や細かな分類について理解し、お墓選びに活かしてみましょう。

エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。

もし現在お墓選びをご検討されていたり、お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
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