NHK72時間「樹木葬 桜の木の下のあなたへ」で話題の樹木葬とは
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
永代供養墓の販売数を調査。株式会社鎌倉新書調べ
(受付時間9:00〜18:00・365日相談可能)
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NHKのドキュメント72時間で放送された「樹木葬 桜の下のあなたへ」という番組がとても話題になっています。
そのなかで取り上げられていた樹木葬は、樹木を墓標とする新しいタイプのお墓であり、近年選ぶ人が増え続けています。
なかでも桜の木の樹木葬は人気で、今回このようにテレビでも取り上げられました。
ところがテレビでは見たものの、樹木葬(桜葬)とはなにか?また、選ぶ人が増えている理由はなぜなのか?といったことについて、もう少し詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では番組の内容も踏まえて、樹木葬について人気の理由とともにご紹介していきたいと思います。
もし樹木葬についてイチから知りたいという方はこちら記事をご覧ください。
樹木葬とは?主な種類や購入前に知るべき費用・注意点を紹介
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NHKドキュメント72時間「樹木葬 桜の下のあなたへ」とは
ある1つの場所で72時間、つまり丸3日間に渡って撮影と取材を行い、その場所で見られるさまざまな人間模様を定点観測する人気のドキュメンタリー番組です。
2019年5月「樹木葬 桜の下のあなたへ」では、東京郊外にある大型霊園が取り上げられました。
その霊園には石のお墓に混じって、「亡くなったあとは自然に還りたい」という故人の思いを受け、桜の樹木葬が点在しています。
番組内では長年苦労をともにした妻に会いに毎週のように足を運ぶ男性、毎年桜の咲く時期に父親の墓参りで顔を合わせるという兄弟、若くして夫を亡くした女性が夫が大好きだったビールを片手に桜に語りかける場面が描写されました。
樹木葬(桜葬)とはなにか?
そもそも樹木葬とはなにかというと、「墓地、埋葬等に関する法律」による許可を得たお墓や霊園に遺骨を埋葬し、遺骨の周辺にある樹木を墓標として故人を弔う埋葬の方法です。
番組でも取り上げられていましたが、なかでも桜の木を墓標とした樹木葬は人気があります。
他にもハナミズキ、サルスベリ、ウメモドキ、エゾアジサイ、ムシカリ、ツリバナ、モミジなど、背の低い木が墓標として使用されることが多いです。
使用される樹木葬の木には、植樹する地域で生育できること、生態系に悪影響を与えないことなどが配慮されます。
樹木葬に関する詳細は以下の記事もご参照ください。
樹木葬(桜葬)を選ぶ人が増えている理由
この新しいお墓を選ぶ人が増えているのには、以下のような理由があります。
一般的なお墓と比べて費用が安いことが多い
樹木葬では墓石の代わりに樹木を使用するため、墓石の購入代金をかける必要がありません。
石材店や地域によってばらつきがありますが、一般に墓石代は100万円~200万円ほどといわれています。
またそれ以外にも管理費のような後で発生することのあるお金が、初期費用と一緒になって含まれていることも多いです。
お墓の購入にあたって大きなウエイトを占める墓石代を節約でき、ランニングコストもかからないため、リーズナブルに利用することができる点が魅力です。
自然葬であるため、自然回帰や環境への配慮ができる
樹木葬ではお墓を作るために自然を大きく取り壊すことはなく、なるべく自然の緑はそのままに活用しながら、墓標とする樹木にも環境に対する配慮が心掛けられています。
近年、亡くなったあとは自然に還りたいという自然志向の方が増えており、また環境に対する配慮も社会課題の一つとなっております。
樹木葬は特にそういった事柄に意識の高い方々から好まれる傾向にあります。
日本人の好きな桜の下に眠れ、遺族も春のお墓参りが楽しみになる
また何より私たち日本人は桜の木が大好きです。
よく桜は日本人の心といいますが、そのとおりで大変多くの方に桜は愛されています。
そのため亡くなったあと、桜の木の下で眠りたいという方はとても多いです。
また遺族側からしても毎年春のシーズンには故人を思い出し、お墓参りが共通の親戚と顔を合わせる良い機会になります。
これらの理由から樹木葬、特に桜の木の樹木葬は選ぶ人が増えています。
樹木葬を行うときの費用
実際に樹木葬を行うとなったとき、やはりお金の話は無視できません。
一口に樹木葬といってもその埋葬方法にはいくつか種類があります。
かかる費用もそれによって異なるため、代表的な樹木葬の種類ごとに大まかな費用を掲載いたします。
合祀型は5万円~20万円
墓標代わりとして使用するシンボルツリーの周辺に、他の方々の遺骨一緒に埋葬する方法です。
費用面ではもっとも安く、5万円~20万円で利用することができます。
集合型は15万円~60万円
シンボルツリーの周りに他の方々と一緒に埋葬する点は同じですが、集合型の場合は明確に区画が整備されていて、家族や夫婦といった方々と一緒のお墓に入ることができます。
費用は真ん中ぐらいで15万円~60万円で利用可能です。
個別型は20~80万円
一般のお墓と同様に一本のシンボルツリーに対して、一つのお墓が用意されています。
個人での利用や家族と一緒での利用が可能になっています。
料金はもっとも高く、20万円~80万円ほどです。
費用に関する詳しい内容は以下の記事を是非ご参照ください。
樹木葬(桜葬)の注意点
費用が比較的安いとはいえ、樹木葬も大きな買い物であることに変わりはありません。
あらかじめ購入時の注意点を知っておくことで、事前にトラブルを回避できるようにしましょう。
埋葬できる遺骨の数が限られている
基本的に樹木葬は1代限りのお墓です。
そのため遠い子孫の代までお墓を残していきたいという考え方にはマッチしません。
また同様の理由から、親族の理解が得られない場合もあります。
事前に関係する方とはよく話し合い、あとでトラブルにならないようにしましょう。
里山型の場合、遺族の方がお参りしやすいとは限らない
樹木葬にはその場所によって里山型と公園型の二種類があります。
里山型は、名前の通り山奥深くの大自然の中で眠る方法です。
自然志向が特に強い方にはおすすめですが、遺族の方々からするとその立地のためにお参りしづらい場合があります。
一方で公園型の場合は、適度に整備された墓地になっており、比較的アクセスが良い場所に立地していることが多いため、お参りがしやすい点が特徴です。
春以外は景観が見劣りしてしまう
桜の木をシンボルツリーに使用する場合は、春秋とそれ以外の季節の景観が大きく異なってしまいます。
桜の木は春秋には素晴らしい景観になりますが、見どころがワンシーズンに限られてしまう点は注意が必要です。
もちろん年に一度お参りに来てくれれば十分という場合はその限りではありません。
桜の木の下に眠ることができるお寺
最後に永代供養墓普及で取り扱いのある桜の木の下に眠ることができるお寺をご紹介いたします。
廣済寺(こうさいじ)
臨済宗建長寺派の廣済寺はあきる野市に本殿を構える名刹です。
五日市線の東秋留駅から北に500mほどの場所、近くには平井川も流れる落ち着いた環境に位置しています。
料金は19万8千円から利用可能となっております。
放光寺(ほうこうじ)
放光寺は、安達藤九郎盛長(あだちとうくろうもりなが)が開基とされる古刹で、本堂には埼玉県指定有形文化財に指定されている盛長の坐像が安置されています。
JR高崎線鴻巣駅から放光寺裏バス停すぐ、こうのす花火大会会場糠田運動場そばに位置するお寺です。
料金は19万8千円から利用可能となっております。
眞乗寺(しんじょうじ)
眞乗寺は武州足立郡笹目領松本村の江戸時代に始まる350年程の歴史ある真言宗の寺院。
明暦3年(1657年)の墓石が現存しています。
西浦和駅徒歩15分、武蔵浦和駅西口よりバス15分「松本1丁目」バス停すぐ、首都高速大宮線浦和南ICより車2分と交通アクセスも良好です。
料金は19万8千円から利用可能となっております。
慈眼院(じげんいん)
慈眼院は山号を龍池山と称し、鎌倉時代の末期西暦1290年に法印钁海上人により創建され、720年余の歴史ある古刹です。
川越駅、桶川駅からバスで10分ほどの場所に位置しています。
料金は19万8千円からとなっております。
まとめ
テレビ番組にも取り上げられるほど話題の樹木葬ですが、やはりそれ相応に人気の理由があります。
一方で良い面ばかりに目を向けていて、注意点を見落としてしまうとあとで思わぬトラブルになってしまうことがあります。
お墓選びは一生に一度のことですので、できれば信頼できる方に相談しながら後悔のないよう慎重に選択するようにしましょう。
エータイでは、首都圏を中心に80以上の厳選寺院の永代供養墓をご紹介しています。
もちろん桜の木の樹木葬も取り揃えておりますので、ご検討の方はどうぞお気軽にお問い合わせください。
お墓についてお悩みでありましたら、エータイがご紹介する寺院をおまとめした資料を参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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