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墓じまいは、お墓を無縁仏にしないための前向きな決断ですが、「墓じまいはご先祖様に失礼なことで、不幸が起きる」「祟りがある」と考えている人もいるようです。

この記事では、墓じまいをすると不幸になったり、祟りがあるのかについて、その真偽についてご紹介します。また、墓じまいの手順や進める上での注意点、遺骨の改葬先についても紹介しますので、参考にしてください。

エータイでは、全国80以上の厳選寺院と提携し、累計2万6千組以上のお客様に年間管理費不要の永代供養墓・樹木葬をご紹介しております。まずはお墓の写真や料金を見てみたいという方は、こちらからお近くのお墓を探してみてください。

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墓じまいをすると「不幸になる・祟りがある」は迷信

「墓じまいをすると不幸になる」「悪いことが起きたり、祟りがある」という話を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、墓じまいをすると不幸になるというのは、根拠がない迷信であり、気にする必要はありません。

まず、仏教には、「亡くなった人が祟る」という考えはありません。

亡くなった人は、死後に新たな生を与えられるとされています。

仏教では、人は生死を繰り返しながら成長していくため、亡くなった人がこの世界にとどまって誰かを祟るということはない、というのが一般的な考え方です。

また、墓じまいは住職の方に閉眼供養をしてもらい、墓石にある魂を抜いてから墓石を撤去します。納骨の際も、住職の方に読経してもらいながら納骨式を行います。

このように、墓じまいは住職の方を交えながら正式な手順で進めるため、不幸が起きたり、祟ったりするということはありません。墓じまいについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

なぜ墓じまいをすると不幸になると思われているのか?

それでは、どうして「墓じまいをすると不幸が起きる」という話を耳にする機会があるのでしょうか。

墓じまいの「じまい」という言葉は、お墓をしまう=お墓を片づける、という意味にも聞こえます。お墓を片づけるということは、供養をやめてしまうという意味にもとれます。

墓じまいを「ご先祖様をないがしろにして、供養をやめること」と解釈すると、確かにご先祖様に失礼なことをしていることになるため、戒めも込めて「不幸になる」と言われてきた可能性があります。

また、墓じまいはさまざまな手順を踏んで行うため、肉体的・精神的な負担がかかり、体調を崩してしまう例もあります。

墓石の撤去は石材店に見積もりを取って手配しますし、閉眼供養は住職の方にお願いします。お布施やお車代も必要ですし、さまざまなことに気を配る必要があります。

また、取り出した遺骨を他の種類のお墓に納骨する場合は、あらかじめお墓を探して契約手続きまで終わらせておく必要があります。

さらに手続きには、お墓がある土地の市役所が発行する書類も必要なため、お墓が遠方にある場合は、書類の取得だけでも大きな負担がかかります。

このように、墓じまいは様々な手順を踏む必要があるため、疲労がたまって体調を壊してしまう人もいます。

また、墓じまいを決断するまでに悩んでいたり、不安や後悔の念を抱えている場合は、ストレスにより体調を崩すことも考えられます。

このように、墓じまいで実際に体調を壊す人もいることが「墓じまいで不幸が起こる」という迷信につながったと考えられますが、疲労やストレスによる体調不良であり、ご先祖様が祟ったものではありません。

墓じまいにお悩みの方は、まず弊社エータイまでお気軽にお問合せください。

こちらのページでお客様の声もご紹介しています。

墓じまいせずにお墓を放置するのは不幸や災いのもと

墓じまいをせずにお墓を放置すると、お墓が荒れて「忘れ去られたお墓」という印象を与えます。

墓じまいをしないことの方が、逆にご先祖様への不敬になり、不幸や災いのもとになるとも言えるのではないでしょうか。

墓じまいをせずにお墓を放置すると、どのようなことが起こるのかみていきましょう。

お墓が強制撤去され「無縁仏」になる

お墓の年間管理費を滞納し続けると、お墓は「無縁仏」と判断され、墓石が撤去されて遺骨は合祀墓に納骨されます。

合祀墓では、他の人の遺骨と一緒に埋葬されて二度と取り出せなくなるため、遺骨をどこかに移すことはできなくなります。

墓石が劣化する

お墓を放置すると、墓石に汚れがたまります。そして、やがて劣化してひび割れや浸食が起きて、見ずぼらしい状態になってしまいます。

また、墓石が傷むと少しの衝撃で墓石が傾いたり倒れたりして、隣接する墓地の人にケガをさせてしまう可能性もあるため、できるだけ早く墓じまいをすることが大切です。

親族との絆が薄れる

お墓は承継者が中心となって、ご先祖様を供養しながら承継していくものです。お墓が放置され荒れていけば、不満を感じる親族との関係が悪くなることも考えられます。

また、定期的な法要やお墓参りは、親族が集う場でもあります。お墓をないがしろにしていると、親族で供養する機会も減るため、親族との絆が薄れていく可能性があります。

承継者がお墓を管理・維持できなくなった場合は、親族に相談してお墓をどうするのか、きちんと相談しましょう。

墓じまいをし、将来にわたってきちんと供養を続けられる状態にすることで、親族皆が不安や不満を感じることがなくなります。

墓じまいを検討すべきタイミング

墓じまいはある程度の時間がかかるため、お墓の管理・供養に不安がある場合は、早めに墓じまいを検討することが大切です。

ここでは、墓じまいを検討すべきタイミングについてお伝えします。

お墓の承継者がいない場合

今はお墓の管理や供養をしっかりと行っていても、お墓の承継者がいないため、将来の供養について不安を感じるというケースも多くなっています。

墓じまいをして、お墓の管理や供養を寺院に任せられるような仕組みに変えることで、無縁仏になるリスクを回避できます。

お墓の承継者がいない場合は墓じまいをして、お墓の管理や供養を永代にわたって寺院に任せられる、永代供養墓樹木葬などへの改葬を検討しましょう。永代供養については以下の記事で詳しく解説しています。

高齢になりお墓の管理が負担になってきた場合

高齢になると、お墓参りが体力的に難しくなります。また、墓地の除草や墓石の掃除なども、足腰に負担がかかって思うようにできなくなります。

自分でお墓の管理や維持が難しい、負担が大きいと感じてきたら、墓じまいを検討しましょう。お墓の管理・維持費について不安がある人は以下の記事も参考にしてください。

お墓が遠く墓参りしにくい場合

お墓が遠方にある場合は、定期的なお墓参りが難しくなるため、お墓が荒れてしまうケースがあります。

また、お墓参りのための交通費や宿泊費がかかるため、高齢になるほど金銭的な負担が重く感じられるようになります。

お墓が遠い場合は、墓じまいをして自宅近くのお墓に改葬することで、お参りしやすくなります。

また、永代供養のお墓にすることで、お墓の管理や供養を寺院に永代にわたって任せられるため、「きちんと供養できている」という実感を得られ、安心できるというメリットもあります。

弊社エータイでは、年間管理費も不要な永代供養墓・樹木葬をご紹介しています。実際にどんなお墓があるか気になる方は、以下からお近くの地域を選択し、チェックしてみてください。

トラブルなく安心して墓じまいを進めるには?

墓じまいの際にトラブルが起こったという例は少なくありません。ここでは、墓じまいをスムーズに進めるコツを5つ紹介します。

1.親族の合意を得て協力して進める

墓じまいを検討する場合は、まず親族と話し合い、墓じまいについて合意を得るようにしましょう。

墓じまいについて良いイメージを持っていない親族がいる場合は、墓じまいせざるを得ない事情を丁寧に説明して、理解してもらうことが大切です。

墓じまいの理由が金銭的な負担である場合は、お墓の維持・管理費を兄弟で折半するなど、話し合いで解決策が見つかることもあります。

2.菩提寺へ事前に相談する

墓じまいすることを決めたら、早い時期に菩提寺に相談しましょう。

まずはお墓を管理・維持していくことが難しく、墓じまいをせざるを得ない状況を伝え、良い方法がないか相談します。場合によっては、檀家料の引き下げなどを住職から提案されるケースもあります。

墓じまいすることを正式に決めたら、今までお世話になった感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにしましょう。

3.墓じまい後の遺骨の供養方法を決める

墓じまいでは埋葬されていた遺骨を取り出しますが、遺骨を捨てたり墓地以外の場所に埋めることは違法になるため、他の場所に埋葬する必要があります。

墓じまい後の供養方法で人気があるのは、永代供養墓や樹木葬です。

どちらも永代供養がついているため、お墓の維持管理や供養を、永代にわたって寺院に任せられるというメリットがあります。

墓じまい後に永代供養する手順については、以下の記事を参考にしてください。

4.複数の石材店から見積もりを取る

墓じまいでは、墓石の撤去費用がかかります。

お墓の立地によっては撤去費用が割高になるケースもあるため、事前に必ず見積もりを取ることが大切です。

少しでも費用を抑えるためにも、複数の石材店から見積もりを取り、比較して決めるようにしましょう。墓じまいの費用について、さらに詳しくは以下の記事で解説しています。

5.必要に応じて墓じまいの業者に一括委託する

墓じまいにはさまざまなプロセスがあり、必要書類も多いことから、すべて自分で行おうとすると精神的・肉体的な負担が大きくなります。

墓じまいの段取りや見積もり、書類の手続きなど、業者に一括して進めることもできます。

自分で墓じまいができるか不安な人は、まずは弊社エータイまでお気軽にお問合せください。

こちらのページでお客様の声もご紹介しています。

墓じまいの手順

墓じまいの手順は以下のようになっており、墓じまいを完了するまでには多くのプロセスがあります。

  1. 家族や親族の同意を得る
  2. 墓地管理者に墓じまいすることを伝える
  3. 遺骨の移転先から「受入証明書」を発行してもらう
  4. 市町村役場で「改葬許可申請書」をもらう
  5. 現在の墓地から「埋葬証明書」を発行してもらう
  6. 閉眼供養を行い、遺骨を取り出し墓石を撤去する
  7. 「改葬許可証」を提出する
  8. 遺骨を移転先に納骨する

墓じまいでは、後々トラブルにならないように、親族の同意を得てから始めることが大切です。

取り出した遺骨は、墓地以外の場所に埋めたり、捨てたりすると違法になるため、遺骨の移転先をあらかじめ決めておきましょう。

新しい納骨先の契約手続きと入金が終わると、「受入証明書」が発行されます。

墓じまいでは、墓石からご先祖様の魂を抜く「閉眼供養」を行ってから墓石を撤去します。閉眼供養のお布施は1~5万円ほどです。

閉眼供養を行わないと墓石を撤去してくれない石材店もありますので、あらかじめ住職の方に依頼しておきましょう。

墓じまいの手順については、以下の記事も参考にしてください。

墓じまいで不幸を招かないようなご先祖様の供養方法

墓じまいの後、不幸を招かないようなご先祖様の供養方法としては、お墓の管理や供養を永代にわたって寺院にまかせられる「永代供養のお墓」が人気です。

永代供養のお墓としては「永代供養墓」や「樹木葬」があり、ほとんどの場合、お墓の管理費は不要です。

墓じまいとは、「お墓の承継者がいない」「お墓が遠方にあって管理や供養ができない」「お墓の年間管理費が負担になっている」というような悩みを抱えている人が、今後もご先祖様の供養を継続して続けていくために行うものです。

永代供養墓や樹木葬であれば、供養を寺院に任せられるため、将来無縁仏になる心配もありません。

エータイの永代供養墓や樹木葬であれば、歴史ある寺院にお墓の管理や供養を任せられます。

年間管理費も不要なため、最初の費用を納めるだけで、永代にわたってご先祖様を供養してもらうことが可能です。

具体的にどのようなお墓があるのか、実際の写真や料金を見てみたいという方は、以下から資料ダウンロードして閲覧してみてください。

まとめ

墓じまいをすると不幸になる、祟りがあるというのは迷信です。墓じまいには多くの労力がかかるため、疲労で体調を壊す人はいるものの、「ご先祖様が怒る」「不幸になったり、悪いことが起きる」というのは根拠がない迷信といえます。

墓じまいとは、管理や維持・供養が難しいお墓が無縁仏になることを防ぐ、前向きな決断です。

「お墓の承継者がいない」「お墓が遠方で管理できない」など、お墓について悩みを抱えている人は、不幸が起きるといった迷信を信じることなく、気力・体力が充実しているうちに、墓じまいを検討するようにしましょう。

※調査期間:2021年1月1日~2023年12月31日
調査概要:「いいお墓」に掲載されている全国の企業における
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