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「故人と離れたくなく、遺骨を納骨する気持ちになれない」「納骨するお墓が用意できない」など、さまざまな事情から遺骨をお墓に納骨せず、家に置きっぱなしにしたいと考えている人もいるでしょう。

結論、遺骨を家に置いておいても特に問題はありませんが、さまざまな点に注意する必要があります。

この記事では、遺骨を家に置きっぱなしにする際の保管方法や注意点、供養の仕方について紹介します。遺骨をお墓に納骨しないという選択を考えられている方はぜひ参考にしてください。

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遺骨は家に置きっぱなしでも問題ない5つの理由

遺骨を家に置きっぱなしにしても、特に問題はない理由について5つ解説します。

納骨の時期は決まっていない

遺骨の納骨時期は、法的に決まっているわけではなく、基本的には自由です。

四十九日や一周忌などの節目の時期に納骨したいという人もいれば、気持ちの整理がつかないため、遺骨とずっと一緒にいたいと考える人もいます。

また、納骨先を選ぶのに時間がかかっていて、決まり次第納骨しようと考える人もいるでしょう。

このように、考え方や事情は人によって違いますが、「納骨すべき時期」は特に決まりはなく自由なため、遺骨を家に置きっぱなしにしていても何ら問題ありません。

遺骨を家に置いておいても違法ではない

遺骨を家に置きっぱなしにすることは、法律違反ではありません。

遺骨の埋葬、つまり遺骨を埋めることに関しては、「墓地埋葬法」という法律により、「墓地など決められた場所以外に埋葬してはいけない」と決められています。

しかし、遺骨の保管に関しては特に法律はないため、遺骨をいつまででも自宅に置いておけます。

また、一定期間後に納骨するのか、遺骨をずっと家に置いておくのかということに関しても特に法律はなく、自由に決められることを覚えておきましょう。

手元供養はきちんとした供養方法のひとつ

遺骨を自宅で保管・供養することは「手元供養」と呼ばれ、きちんとした供養方法のひとつです。

遺骨を自宅で供養することで故人を身近に感じられますし、見守ってもらえるような安心感もあるため、手元供養に抵抗がない人も増えてきています。

遺骨を家に置いておける期間に特に決まりはないため、遺骨を家にずっと置いておいて、手元供養している人(配偶者など)が亡くなった時に、二人一緒に永代供養墓などに納骨してもらうというケースもあります。

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納骨しなくても成仏できるかどうかには関係ない

遺骨を納骨するかどうかと、故人が成仏できるかどうかには関係ありません。

仏教の教えでは、遺骨の納骨と成仏には因果関係がないとされています。

そもそも、浄土真宗では「即身成仏」といい、亡くなった人はすぐに極楽浄土に行けると考えられており、納骨と成仏は関係ありません。

また、他の宗派でも「亡くなってから四十九日で成仏する」とされており、やはり納骨と成仏の関連はありません。

今までは、「遺骨は代々のお墓に納骨する」ということが一般的だったため、手元供養にマイナスのイメージを持つ人も少なくありませんが、手元供養と成仏に関連はないことを覚えておきましょう。

お墓を持たない人も増えている

遺骨を家に置きっぱなしにしている理由として「お墓がない」「お墓を用意するつもりがない」等があります。

お墓を持たない場合は、遺骨を家に置いて手元供養することになります。

ただし、遺骨を管理していた人が亡くなってしまい、管理を引き継げる人がいない時には、最終的に遺骨を永代供養墓などに納骨することになります。

納骨しないで遺骨を家に置くのは良くないこと?

遺骨を納骨せず、家に置きっぱなしにするのは実際には問題ありませんが、良くないことと考える人もいます。

遺骨を家に置くことについて、マイナスの印象が持たれてしまう理由を解説します。

縁起が悪いと思われている

遺骨を家に置きっぱなしにすることに関して「縁起が悪い」と感じる人も少なくありません。

今までの日本では「初七日、四十九日などに親族が集まってきちんと法要を催し、その後代々のお墓に納骨する」という形が一般的で、遺骨を長期間に渡って手元供養する人は少数派でした。

実例が少なく「縁起が悪い」「成仏できない」など、間違った認識が持たれたと考えられますが、手元供養することに問題はありません。

縁起が悪いということもないため、安心してください。

遺骨を見ることに抵抗感がある

遺骨の置き場所によっては、来客の目に触れてしまうことがあります。親しい家族の遺骨は身近に感じられても、他人の遺骨は近寄りがたいと感じる人もいるでしょう。

遺骨を家に置いて手元供養する際は、人目に触れない場所に置くよう工夫すると良いでしょう。

違法であると誤解されている

遺骨を自宅に置くことは法律違反ではありませんが、違法であると誤解している人もいます。

遺骨を自宅の庭などに埋めることは「墓地、埋葬等に関する法律」によって禁止されていますが、遺骨を自宅に置いて保管することは違法ではないため安心してください。

遺骨を分骨しても良い?

遺骨を分骨して、一部の遺骨をずっと家に置きたいと考える人もいるでしょう。

近年は、手元供養を選ぶ人が少しずつ増えてきますが、今までは分骨する人は少数派だったため「分骨は縁起が悪い」と考える人もいます。

「分骨すると成仏できない」「分骨すると五体満足で生まれ変われない」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、迷信であり、分骨しても問題ありません。

納骨しないで遺骨を家に置く方法

遺骨を納骨せずに家に置く場合、さまざまな方法があります。部屋の大きさや置きたいスペースによって、最適な方法を選ぶようにしましょう。

後飾り祭壇を使って安置する

後飾り祭壇とは、亡くなった人の遺骨を自宅で一時的に祀るための祭壇です。多くの場合、葬儀社が準備してくれます。

一般的には、火葬後の遺骨を後飾り祭壇に置いて四十九日まで供養しますが、納骨まで時間がかかる場合や、納骨せず手元供養する場合は、そのまま好きなだけ後飾り祭壇を利用しても問題ありません。

後飾り祭壇は、仏間に置くケースが多くなっていますが、置き場所に特に決まりはありません。

湿気や直射日光を避けて希望の場所に設置し、遺骨を供養しましょう。

仏間や仏壇に遺骨を置く

仏間や仏壇に遺骨を置いて供養するという方法もあります。ただし、仏壇は本来、故人ではなく御本尊を祀るもののため、遺骨を仏壇に置くのは好ましくないという考え方もあります。

人それぞれ考え方は異なりますが、気になるようであれば仏壇に遺骨を置くのは避けるようにしましょう。

仏間に遺骨を置く際は、適度な大きさの台を用意して置いたり、床の間に高さがある台を設置して、その上に遺骨を置くようにします。

リビングなどに供養スペースを作る

仏間がない場合や、日常生活でよく利用する部屋に遺骨を置きたい場合は、リビングなどに供養スペースを作って安置しましょう。

最近では、洋風の部屋に合うタイプの台や骨壺も販売されています。

手元供養品を活用する

手元供養品を活用する方法もあります。

手元供養品とは、遺骨を粉骨・加工したものを指し、オブジェやプレートにして自宅に置いたり、アクセサリーにして身につけることもできます。

オブジェやプレートにして自宅に置く

遺骨をオブジェやプレートなどの手元供養品に加工して、身近な場所に置いて供養するという方法です。

例えば、遺骨を圧縮してお地蔵様のような形にしてリビングに置いたり、故人の名前などを彫刻したプレートに加工して、桐箱やフォトフレームに入れて飾ったりできます。

手元供養品は一見して遺骨とはわからないことから、置く場所を気にせずに供養できるというメリットがあります。

アクセサリーに加工して身につける

遺骨をアクセサリーに加工して身に着け、供養するという方法もあります。

手元供養品のペンダントやブレスレットでは、アクセサリーの一部が空洞になっており、そこに遺骨や遺灰を納める仕組みになっています。

さまざまな材質やデザインがあり、価格帯も幅広いため、自分に合ったものを選べるというメリットがあります。

遺骨を納骨しないで家に置く際の注意点

遺骨を納骨せずに家に置きっぱなしにする場合は、遺骨が痛まないように管理する必要があります。ここでは、遺骨を自宅に置く際の注意点について解説します。

湿気や結露を避ける

遺骨は湿気に弱く、カビが生えやすいため、湿気や結露を避けて安置する必要があります。

遺骨は、トイレや台所、お風呂などの水回りを避け、風通しが良いところに置くようにしましょう。

直射日光を避ける

遺骨の置き場所として明るいところが好まれますが、直射日光は避けるようにしましょう。

遺骨を直接触らない

遺骨には、六価クロムという物質が含まれており、皮膚や粘膜につくと炎症を起こしたり、腫瘍やがんの原因になると言われています。

六価クロムは気化しないため、自宅に遺骨を置いておいても問題はありませんが、手で触るのは避けるようにしましょう。

いったん納骨した遺骨を自宅で保管できる?注意点は?

墓じまいの際には、お墓に納められていた遺骨を取り出すことになります。

お墓から取り出した遺骨は、長い間お墓の中に置かれていたため、異臭がしたり、カビが大量に繁殖しているケースも多くあります。

取り出した遺骨は、まずは専門業者に洗浄・乾燥してもらい、その後に自宅に持ち帰るようにしましょう。

遺骨の洗浄の費用は、一般的に2~3万円/1柱ほどです。

自宅に持ち帰った遺骨は、そのままずっと家に置きっぱなしにしたり、最終的に永代供養墓や樹木葬など、継承者が不要なお墓に納骨するケースが多くなっています。

エータイが扱っている永代供養墓・樹木葬について詳しく見てみたい方は、以下からお近くのお墓を探してみてください。

遺骨を納骨することになった際の5つの選択肢

家に置きっぱなしの遺骨は、管理する人がいなくなった際にはどこかに納骨する必要があります。ここでは、最終的な納骨先について5つ紹介します。

お墓を建てる

家に置いていた遺骨の納骨先として、一般的なお墓を建てるという方法があります。

一般的なお墓を建てるには約3ヶ月かかるため、お墓に納骨することを決めたら、早めに準備を始めることが大切です。

一般的なお墓は、代々引き継いでいくことが前提となっているため、最初に支払うまとまった費用とは別に、年間管理費が毎年かかります。

年間管理費の滞納が続くと、最終的にお墓は撤去され、無縁仏として遺骨は合祀されてしまうため注意が必要です。

一般的なお墓を建てる際は、お墓を継いでくれる人がいるかどうかをよく考えて決めるようにしましょう。お墓を建てる手順や費用については以下の記事で詳しく解説しています。

永代供養墓に埋葬する

永代供養墓とは、遺骨の管理や供養を、寺院が永代にわたって行ってくれるお墓です。

永代供養墓は親族が代々お墓を管理する必要がないため、お墓の承継者がいない人や、血縁関係にとらわれず自分の好きなお墓で眠りたい人、子供にお墓のことで負担をかけたくない人に選ばれています。

永代供養墓であれば、納骨してからの費用が一切かからないケースが多く、金銭的・精神的な負担が少ないこともメリットです。

遺骨を家に置きっぱなしにしていた場合も、最終的にはお墓の承継者が不要な「永代供養墓」に納骨する例も多くなっています。

永代供養墓については、以下の記事も参考にしてください。

樹木葬に埋葬する

樹木葬は、樹木や草花などを墓標とするお墓です。

樹木葬はシンボルツリーと呼ばれる樹の下に納骨するため自然に還れること、墓石がないお墓のため、明るい雰囲気の場所で眠れることから人気があります。

樹木葬も永代供養がついている場合が多く、承継者が不要なお墓のため、家に置いていた遺骨の納骨先として選ぶ人も多くなっています。

樹木葬については、以下の記事も参考にしてください。

納骨堂に安置する

納骨堂とは、個人、夫婦といったさまざまな単位でご遺骨を収蔵することができる「納骨スペース」です。

納骨堂は屋内施設で都市部に多いため、お参りしやすいことが特徴です。

ただし、納骨堂には永代供養がついていないものもあります。永代供養がついていない場合は、一般のお墓と同様に、年間管理費がかかるため注意が必要です。

納骨堂を検討する際は、永代供養の有無について、事前に確認するようにしましょう。

納骨堂については、以下の記事も参考にしてください。

散骨する

家に置きっぱなしだった遺骨を、散骨して自然に還すという方法もあります。

散骨とは、2ミリメートル以下に粉骨してパウダー状にした遺骨を、山や川、海などの自然の中や、宇宙にまくことをいいます。

最も多く行われているのが、海に遺骨を巻く「海洋散骨」です。

海洋散骨では、遺族が船を貸し切りにする方法や、複数の遺族が船に乗り合わせて散骨する方法、業者に委託して散骨してもらう方法があります。

文字通り自然に還れる方法ですが、手を合わせて祈りを捧げる象徴がないため、通常のようなお参りがしにくいというデメリットもあります。

散骨ついて詳しくは以下の記事を参考にしてください。

まとめ

遺骨を家に置きっぱなしにしていても、何も問題はありません。違法ではなく、縁起が悪いということもないため、気持ちの整理がついて納得できるまで、いつまででも遺骨を家に置いておけます。

遺骨を長期に渡って家に置いておく場合は、カビが生えないような管理が大切です。

また、最終的には遺骨をどこに納骨するのか、親族と話し合って早めに決めておくようにしましょう。

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家に置いていた遺骨の納骨先として永代供養墓を検討している人は、エータイが紹介する寺院をまとめた資料を取り寄せて、ぜひ参考にしてください。

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